コチア青年移住60周年記念式典(広瀬哲洋記念祭大会委員長)が20日午前10時から、国士舘スポーツセンターで盛大に行われる。慰霊碑移転除幕、先亡者追悼法要から始まり、式典には梅田邦夫大使を始め、はるばる日本からは日本国農林水産大臣代理の仙台光仁大臣官房国際部参事官、全国農業協同組合中央会会長代理の一箭拓朗役員室室長、オイスカ・イ ...
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メンデス判事=企業献金禁止に反対票投ず=献金禁止はPTの策略と評し
16日、ジルマール・メンデス連邦最高裁(STF)判事は、選挙資金を目的とした企業献金を禁止するかどうかの判断を中断して以来1年5カ月ぶりに、企業献金を禁ずる法案に反対票を投じ、「企業献金禁止法案は労働者党(PT)が政権に留まる目的で出された」と語ったと17日付伯字各紙が報じた。 同判事は、企業献金禁止を唱えるブラジル弁護士会( ...
続きを読む »PB経営審議会議長が休職=ベンジーニ総裁と方針で不和=「個人的な理由」と主張
ペトロブラス社(PB)経営審議会のムリーロ・フェレイラ議長が14日、11月30日までの休職を願い出たと15日付伯字各紙が報じた。 14日夜、PBは臨時の経営審議会を招集し、ルイス・ネルソン・ゲデス・デ・カルヴァーリョ氏が経営審議会議長を代行すると発表した。 サンパウロ総合大学(USP)経済学部出身で、会計と監査の専門家のカルヴ ...
続きを読む »ルーラとドン・ペペを比較=二つの異なった政治スタイル=パラグァイ 坂本邦雄
各々の自国の運命を左右した二人の政治巨匠の面白い比較論評である。その一人は、来る2018年に「夢よ再び」と大統領選に出馬の意欲を燃やすブラジルのルーラ元大統領。もう一人は高齢で再度の大統領選への立候補は諦め、今後は「社会済度(さいど)の預言者」をもって自任し、「徳義と誠実の大使」としてラテンアメリカ諸国の遍歴を企てるドン・ぺぺ ...
続きを読む »LJ=連警がルーラに事情聴取要請=PTに激震立て続け=ユセフらの証言に基づき=ジャノー長官の判断に注目
10日、連邦警察が最高裁に対し、ルーラ前大統領(労働者党・PT)から、ラヴァ・ジャット作戦に関連した事情聴取を行う許可を求めていたことが明らかとなった。11日付伯字紙サイトが報じている。 9日に投資信託大手のスタンダード&プアーズから信用格付を落とされ、ジウマ政権に激震が走った直後、ルーラ前大統領にラヴァ・ジャットの捜査が及ぶ ...
続きを読む »ベネズエラ=ロペス氏に14年弱の判決=欧米諸国は懸念の色隠さず
ベネズエラの裁判所が10日夜、14年2~5月に起きた反体制派の抗議行動を扇動した罪などで、レオポルド・ロペス元チャカオ市長に13年9カ月余の実刑判決を下し、欧米諸国などが民主主義弾圧への懸念の声を上げていると11日付伯字紙サイトが報じた。 14年2月の抗議行動は野党側の政治家が呼びかけたもので、12日には3人、5月までの抗争で ...
続きを読む »大統領再選に抵抗強い国民=カルテス政権への厳しい世論=パラグァイ 坂本邦雄
パラグァイのオラシオ・カルテス大統領(59)は多くの市民の期待を担いながら大統領に就任してから、この8月15日で早くも満2年を迎えた。しかし、世の中は必ずしも思う様には行かないもので、カルテス大統領のこの2年間の行政結果に対する各階層の人々の評価は大よそ否定的なのである。 お隣のブラジルのジウマ大統領もその第2期政権が、今年元 ...
続きを読む »米国でブラジリアン・デー=Fジュニオルが汚職に抗議
ニューヨークで6日、〃ブラジリアン・デー〃が開催され、ブラジルの国旗をまとった歌手のファビオ・ジュニオルが政府や汚職に抗議したと7日付フォーリャ紙が報じた。 同市のブラジリアン・デーは1984年から続く公式行事で、会場の6番アベニューは緑と黄色で埋め尽くされた。 ショーの最中、舞台の上から「国旗には何と書かれている」と質問した ...
続きを読む »VALE TUDOの政界=何処へ行くのかブラジル政権=サンパウロ市 駒形秀雄
しばらくは寒いどんよりした日が続きましたが、このところ青空も見え始め、季節もそろそろ変わり目のようです。で世の中はどうなのかと新聞やTVを見ると、出てくるのは・公社の汚職、インフレと失業は増大と相も変わらずお寒い話ばかり、季節とは違って、春はまだ遠いようです。こんな時こそ政府がなんとかしてくれないか、と頼りたいのですが、生活を ...
続きを読む »ブラジルはギリシャ化、それともアルゼンチン化?
ニュースで子供まで「汚職撲滅」と叫ぶようになった。〃猫も杓子も〃という段階になったら、むしろ眉に唾をつけて聞くべきだ。なぜならペトロブラス(PB)疑惑がなくても不況になったからだ。本来の問題の本質は「政策」自体だと思えてならない▼8月30日付けエスタード紙の応用経済研究所の学者対談は興味深かった。ある研究者は《「汚職が減れば国 ...
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