田辺さんが、光日本語教室を始めたきっかけは、パラナやサンパウロから来た若い日系人が、子供に日本語を教えたいと言い出し、「お前は一世だから日本語教えてくれ」と頼んできたことだ。 「ボクは6歳で日本から来て、一生懸命に働いてきた。日本でもブラジルでもまともに学校にいっていない。だから日本語を教えるのはムリだ、と最初は断った。でも ...
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《ブラジル》継承日本語の生き残り策とは
サンパウロ州の聖南西地区の日本語教育は全伯で一番勢いがあると思っていたので、8日の「日本語学校運営改革を進める会」を取材してショックを受けた。あの聖南西ですら26年間で生徒が17%まで激減したのであれば、他の地区はさぞや厳しいだろう―と背筋が寒くなった▼ただし、疑問もわいた。というのは国際交流基金が実施する「海外日本語教育機関 ...
続きを読む »《ブラジル》日本語学校の改革元年に=聖南西が立て直しを議論=「5年、10年で無くなるかも」
「このままだとあと5年、10年で日本語学校が無くなるかも」――そんな切実な問題意識を共有した「聖南西地区日本語学校運営改革を進める会」の第2会合が8日午前、ソロカバ文協会館で行われ、活発な議論が繰り広げられた。聖南西教育研究会の第204回定例会の中で、特別に時間をとって話し合われた。 「運営改革を進める会」発起 ...
続きを読む »大耳小耳
桜田医院の桜田ローザ院長の話では、今年ブラジルで予想されているインフルエンザのタイプは、アメリカ、日本でも流行ったA―H3N2型(A香港型)だそう。「お年寄りや子供で症状が重くなりやすい特徴があります。アメリカでは65歳以上の高齢者と妊婦さんが多く死亡したので、気をつけましょう」とのこと。くしゃみや咳で排泄されたウイルスが気道 ...
続きを読む »ブラジル人向けの日本の歴史講座=漫画協会と三重県人会が共催=200人で熱気あふれる3時間
ブラジル漫画協会(Abrademi、佐藤フランシスコ紀行会長)と三重県人会(下川孝会長)が3月26日午前9時からサンパウロ市の同県人会館で、『日本の歴史』についての連続講演会(ポ語)の第1回を共催した。「日本を知らないブラジル人に日本の歴史を教えること」を目的とする。参加した200人は縄文~古墳時代について3時間の講演を熱心に ...
続きを読む »モニカ作者がロゴ作成=パラナの移民110周年で
パラナ110周年記念実行委員会の祭典委員長、西森ルイス下議が27日、自身のフェイスブックでパラナ110周年記念式典のロゴマークを漫画「トゥルマ・ダ・モニカ」の作者マウリシオ・デ・ソウザさんがデザインすることを発表した。 同氏の制作チームと会談し、ロゴマークを依頼した。西森下議は110周事業について、「若者や子どもなど日系社会 ...
続きを読む »モニカ作者が在日ブラジル人へ贈物=学習用スタンプで児童を激励
【既報関連】昨年末のクリスマスプレゼントに引続き、国民的人気漫画『モニカ』の作者であるマウリシオ・デ・ソウザさん(81)から先日、多くのブラジル籍生徒を抱える滋賀県湖南市の小中学校などに対して、心温まる贈物が届けられた。 マウリシオ・デ・ソウザ・プロダクションの沖野リカルドさんらが訪日し、湖南市教育委員会を訪問。「アテンソン ...
続きを読む »野口英世の足跡を追う=1923年にブラジルで黄熱病研究=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子
2017年、年明け早々、ニッケイ新聞1月14日、続いて17日号において、現在ミナス・ジェライス州で拡大している黄熱病の報道が掲載された。 その後、連日この話題が続いている。同紙には「黄熱病は7年ぐらいの周期で繰り返され、最後の流行が2008―2009年であった」ということであるから、ほぼ7年後の今年に再発しているということに ...
続きを読む »モニカ作者から激励の寄付=滋賀のブラジル人児童に著書届く
国民的人気漫画『モニカ』の作者であるマウリシオ・ジ・ソウザさん(81)から先月、ブラジル人児童が多く通う滋賀県湖南市立日枝(ひえ)中学校に、クリスマスプレゼントとして270冊の著書が届けられた。 同校で日本語教室担当の青木義道教諭(38)の親身な指導が全国紙に取り上げられ、それを知ったマウリシオさんが心を動かされたのがきっか ...
続きを読む »第20回迎える県連日本祭り=祭典の歴史振り返る=日伯繋ぐ重要な懸け橋に
2017年7月7~9日、コロニアを代表する祭典『日本祭り』が第20回目の記念すべき節目を迎える。「海外最大の日本祭り」と称される同イベントの歴史を振り返り、また、日本祭りの祖となった「郷土食郷土芸能祭」を始めたブラジル都道府県連合会の網野弥太郎元会長に、当時の様子を尋ねた。 日本移民90周年を記念して、1998年7月24、2 ...
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