日本文化の継承・普及戦略の粗筋を考えるにあたって、日本に関するポ語情報をSNSやインターネット、書籍などの形で大量にばら撒いて若い世代を幅広く惹きつけるのを「序」(空中戦)、ジャパン・ハウスや日本語学校、日本文化講座などの施設で実際に対面しながら学んでもらうのを「破」(地上戦)、ある程度日本文化を学んだ新世代が〃援軍〃となって ...
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青年部間の横の繋がり強化で再活性化を
組織活性化を目的とした青年文協主催の「レヴィー」が先日、20周年を迎えフォーラムを開催した。各地青年部から約100人が集まり、未来を担う若手の取り組みについて話合われた。 地方青年部の中には非日系人の姿も。レジストロ青年部によれば、灯ろう流しで大盛況だった『祭ダンス』は、マリンガ青年部との交流で伝わったもの。それを機に非日系 ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(914)=星野瞳 選
アリアンサ 新津稚鴎
ランプ下げ通いし句会念腹忌
アラポンガ鳴き止めば森がらんどう
木々芽ぐむ枝にぎやかに差し交わし
森の穂にアララが騒ぎ初明り
万緑の中漂へる鷺一羽
大雷の鳴り夕立のはたと止む
灯ろう流し、二宮金次郎像、富士山と鳥居
「あれは、1949年11月29日だった。あちこち旅行して、最後にうちのペンソンで自殺したんです。今西ケイタロウという人でした。父も同じ日蓮宗だったので、翌年のお盆、彼を弔うために灯ろう流しを始めたんです」。6月26日、リベイラ河沿岸日系団体連合会創立10周年の折りにセッチ・バーラス会館を訪れ、何気なく後ろの方に座っていた人に話 ...
続きを読む »富士山写真展をイパネマで=リオ五輪プレイベント=静新、本紙ら4団体共催
リオ五輪のプレイベントとして、ニッケイ新聞と静岡新聞(提携紙)、リオデジャネイロ日伯文化協会、リオ市立マリリア・デ・ジルセウ小中学校は共催で27日から5月11日までの2週間、同校内で「写真展=ポン・デ・アスーカルから富士山へ」を開催する。開幕式は27日午後4時から。在リオ総領事館後援。 同校内のホール、廊下、教室内に約40点の ...
続きを読む »静岡県菊川市=外国人児童の教育現場は今=人格形成と社会適応の現実=(2)=〃日本式ブラジル人学校〃というあり方
昼寝から目覚め、寝ぼけ眼で先生の足に抱き着くのは1歳のアイカちゃん。まだ言葉は片言だが、先生に促されながら自分でおやつの準備をする。 「泣いてるよ!」。慌てて先生を呼びにくるのは近所の公立小学校に通うナミエさん、2年生(日系伯ボリビア四世)。放課後は毎日、学校から直接「こどもの文化センター」に立ち寄り、宿題をしたり小さな子供た ...
続きを読む »平和への思い、今後も
広島の地元紙、中国新聞で「記憶を受け継ぐ」という被爆体験を語る連載がある。サンパウロ在住で懇意にしている谷口範之さんの友人が出ていたので切り抜きを持って帰った。紙面を見ながら「顔の色つやもいいねえ。数日前に電話で話した。声も元気で『まだまだ生きそうだな』と笑ったばかり」と話す谷口さんは、シベリア抑留経験者。卒寿の二人の体験者に ...
続きを読む »樹海
世界で初めて原爆が投下されて70年の節目を迎えた6日、広島市であった「平和記念式典」には約5万5千人が参列した。報道によれば、過去最多の100カ国、EUの代表が出席した。コラム子の知人も「原爆の日」にあわせて広島に徒歩で向かったり、イベントを行ったりしている。原発の問題や、昨今の憲法改正の動きで、若者の意識は高まっているようだ ...
続きを読む »樹海
広島の原爆ドームは、戦争の悲惨さを伝える平和の象徴として、世界中に知られている。日本三景の一つ、厳島神社も有名だが、広島といえばやはり市内にそびえたつあの威容が誰のイメージにも真っ先に来る。しかし戦後まもなくは、市民感情的にも取り壊しを求める声も多かったようだ。当然のことだろう▼「あの痛々しい産業奨励館だけが、いつまでも、おそ ...
続きを読む »聖南西役員会議=各地で日本祭りや運動会=天野氏が300万レ基金提案
聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)の役員会議が6月27日、カウカイア・ド・アウト文協で開催され、加盟する25団体から36人が出席した。連盟の会計承認および各団体から行事予定や報告が行なわれた他、コロニア・ピニャール在住のサンパウロ青年図書館の天野鉄人理事から、「300万レアル基金構想」についての提案も行われた。 同連 ...
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