ニッケイ新聞 2009年11月10日付け 「最初の灯ろうは南無妙法蓮華経を意味する7基だけでした」。2日のレジストロ灯ろう流しの前に行われた先没者法要の後、日蓮宗恵明寺の石本妙豊(みょうほう、74、二世)さん=写真=は、そう語った。 夫・恵明(えみょう)さんが54年前に水難者追悼供養で初めて流したことから灯ろう流しは始まり、 ...
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コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2009年11月6日付け 「灯ろう流し」といえば、サンパウロ州レジストロ。55回目を数えた今年も約3万人が訪れ、2250基がリベイラ川の水面を彩った。打ち上げられる花火とともに、〃水郷の町〃の風物詩だ。 実はーといっては何だが、サントスで昨年から灯ろう流しが始まった。 サンビセンテの太鼓も披露され、盆踊りも。 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年10月22日付け コロニア巷間で有無が問われる100周年効果。日本移民が上陸したサントスに、それが現れているようだ。返還運動を続けた旧日本語学校(現サントス日本人会会館)が2006年、コロニアの手に戻ってきたことも大きな一因だろう▼現在、同日本人会の会員は370家族。日本語学校も始まり、JICA青年ボラ ...
続きを読む »「原爆の日」に灯ろう流し=レジストロ=被爆者の冥福と平和祈り=「来年から恒例行事に」
ニッケイ新聞 2009年8月7日付け 毎年十一月の『灯ろう流し』で有名なサンパウロ州レジストロ市で五日夜、広島の被爆者の冥福を祈る灯ろう流しが行なわれた。広島の原爆投下時間(六日午前八時十五分)に合わせて一分間黙祷、サンパウロや地元日系団体関係者ら約百人が平和への誓いを新たにした。日系唯一のサンパウロ州議員で父方の祖父母が広島 ...
続きを読む »〃世紀の旅行家〃=岡田芳太郎の謎=連載(上)=笠戸丸以前にブラジルへ=世界を歩き、レジストロに死す
2007年5月17日付け 〃世界徒歩旅行家〃と自称し、二十世紀初頭に北米、ヨーロッパ、中南米を三十年かけて旅行した日本人がいた。その人物の名は岡田芳太郎。一九〇六年にブラジルに入国、南米各地を歩き、一九三三年、サンパウロ州レジストロで客死している。享年五七歳。日本の新聞社に記事を送り、糊口を凌いでいたという岡田の生前を知る資料 ...
続きを読む »灯篭2千基、花火も=夜の川面彩る光楽しんで=レジストロ
2005年9月30日(金) 夜の川面を彩る光のページェント――。毎年恒例の「レジストロ灯篭流し」が今年五十一回目を迎え、十一月二日午後七時から、リベイラ河畔(Rua Miguel Aby―Azar・ベイラ・リオ広場)で行われる。レジストロ日伯文化協会、レジストロ市、ブラジル日蓮宗、レジストロ・ベースボールクラブ四団体の共催。 ...
続きを読む »大耳小耳
2005年9月30日(金) 百メートルを二一秒六九で走った九十五歳の日本人男性が最近話題になった。八月に大阪市であった全日本マスターズ陸上競技選手権、世界記録だった。当地でも日系ベテラン選手が集まる大会が十月九日に開かれる。関係者によると、男子百メートル走に出場する選手の最高齢は八十八歳で、一七秒を切ることもそうだ。現役選手が ...
続きを読む »コラム オーリャ!
イグアッペ、セッテ・バラス、ジュキア、イタリリ、ペドロ・デ・トレド、ミラカツ、カジャチなど近隣都市の文協が中心となり構成されるヴァーレ・ド・リベイラ日系団体連合会が発足して約一年がたった。 代表者が出席する会合を毎月開いてきた。八月に行われたレジストロの盆踊りに連合会として初協力。十一月の灯ろう流しには屋台を出店する。 様 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■地道に福祉貢献
2005年8月19日(金) 日系人の多い町レジストロ市。灯ろう流しや盆踊りなどの行事がすでに風物詩となっている。観光の呼び物ともなっているその華やかな表舞台の傍ら、地道に活動を続ける日系人たちがいる。 市内にある青少年保護施設(Apoio ao menor esperanca・通称AME)。6歳から18歳までの貧困家庭の子供 ...
続きを読む »ブラジル一の日本町に=リベイラ河畔レジストロ=独自のPR=関係者に思い聞く
2005年7月28日(木) 日本〃開拓〃移民発祥の地、レジストロ。多くの日本人が町の発展に寄与してきた歴史は、日本名が付けられた通りの多さでも分かる。リベイラ河畔にあるKKKK(旧海外興業株式会社)は現在、日本移民資料館として活用され、サンパウロから向かえば、鳥居が町の玄関としてそびえ立つ。灯ろう流しが町の風物詩となるなど、日 ...
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