ニッケイ新聞 2011年9月9日付け 「百人いれば百通りの移民史がある」。イグアス移住地の多様性をそう説明するのは、園田八郎さん(やつろう、61、鹿児島)だ。ブラジル日本都道府県人会連合会の園田昭憲会長の実弟に当り、移住地で大豆栽培をするほか、ペンソン園田も経営しており、南米を放浪するバックパッカーの定宿として有名だ。 八郎 ...
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イグアス移住地50周年=パラグアイの若い息吹=第3回=「南米に理想郷作る」=弓場農場のパ国版構想も
ニッケイ新聞 2011年9月2日付け 弓場勇の影響を受けてパラグアイに理想郷を作ろうと、家族を挙げて移住した伊藤勇雄(いさお)さんを家長とする一族11人もここイグアス移住地に入った。 その様子はNHKドキュメンタリー『乗船名簿AR—29』から10年ごと放送された『移住10年目の乗船名簿』『移住20年目の乗船名簿』『移住31年 ...
続きを読む »沖縄県人会創立85周年祝う=ウチナー魂の継承願って=上原副知事ら慶祝団迎え
ニッケイ新聞 2011年8月30日付け ブラジル沖縄県人会(与那嶺真次会長)の創立85周年記念祝典が27日午後3時から、本部大講堂で盛大に執り行われた。会員や関係者約600人が駆けつけたほか、母県からは上原良幸副知事ら一行10人、町村会慶祝団の一行21人、またペルー、ボリビアの沖縄県人会から安里ヴィットル会長、宮城和男会長も出 ...
続きを読む »人文研=将来見据えシンポジウム開く=「遅まきながら前進を」=各分野の多様な意見聞く
ニッケイ新聞 2011年8月25日付け 今後、人文研はどうすれば生き残れるか—。サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)が主催するシンポジウム『人文研を考える』が18日午後6時半から、約2時間にわたって文協ビルの会議室で行われ、パネリストを含め約40人が参加した。 パネリストはブラジル日本都道府県人会連合会会長の園田昭憲氏 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2011年8月17日付け 妻が高知県佐川町の松村滋樹さんから、「水野龍の生家が、家内の叔父の家の隣に建っています」と写真提供を受けた。「すわ貴重なものを入手」とばかりに、さっそく龍三郎さんに見せた。すると「僕も日本に行ったときに水野の生れた家に案内してもらったが、すでに壊されて平地になっていた」と言われ、がっかり ...
続きを読む »【第二アリアンサ鳥取村】入植85年のあゆみ
ニッケイ新聞 2011年8月3日付け 1926年、信濃・鳥取両海外協会が2536アルケールの土地を購入して創設された。 翌年4月、当時大岩村(現岩見町)村長だった橋浦昌雄氏が初代理事として赴任。5月に第一陣移民175人が到着するも、死者5人を出す列車衝突事故に見舞われた。 慣れない原始林の開拓で苦労しながらも、開拓当初から ...
続きを読む »移民の日に思うこと=ブラジル日本都道府県人会連合会 会長 園田 昭憲
祝103周年 移民の日特集 ニッケイ新聞 2011年6月30日付け ブラジルの日本移民は、笠戸丸で1908年6月18日サントス港に781名の農業契約移民ほか自由渡航者12名が上陸して103年が過ぎました。 移民の歴史は、コーヒー園へのコロノ生活に始まり、幾多の年月の中には志を果たせず、また過酷な労働の中で生を受けた子供が早世 ...
続きを読む »ブラジル移住の歴史展=神戸海外移住センターで
ニッケイ新聞 2011年6月15日付け かつて新天地に向かう日本移民を乗せた移住船が出港した兵庫県神戸市に所在する「海外移住と文化の交流センター」で7月24日まで、「移住の成熟期を支えた人々—知られざるブラジル移住」歴史展が開催されている。パネル37枚と一次資料約60点を展示している。 第一期の「笠戸丸と四人の先駆者たち」に ...
続きを読む »船内、移住当初、今を語る=さんとす丸同船者会=懐かしい話に頬ゆるむ
ニッケイ新聞 2011年5月27日付け 1960年5月18日にサントス港に到着した「さんとす丸」の第2回同船者会が15日午後、リベルダーデ区のレストランで開かれた。同船者ら7人が参加し、51年目の再会を喜び合った。同船は神戸港を出発し45日間の航海を経て着伯。最初の同船者会は、50周年を記念し、昨年初めて開かれた。 「これが ...
続きを読む »45年の遺産を大切に=県連 園田新会長が抱負
ニッケイ新聞 2011年4月28日付け 先月31日の定期総会でブラジル日本都道府県人会連合会(県連)の新会長に就任した園田昭憲氏(鹿児島県人会会長)が与儀昭雄前会長と本紙を訪れ、抱負を語った。 与儀氏が沖縄県人会長を退任したことを受けて県連会長に就任した園田氏。「地震や原発の問題で日本が大変な時に県連の中で角をつき合わせてい ...
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