5月7日(水) 七月に開かれる戦後移住五十周年記念式典とフェスチバル・ド・ジャポンに合わせ式典を実施する四県人会。より多くの来賓を迎えて盛り上げたい両実行委員会の意向とは裏腹に、各県人会は知事の日程調整に追われている。特に懸念されるのがアウキミンサンパウロ州知事の表敬訪問だ。来伯時期が異なることなどから四県の足並みがそろわず、 ...
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「海外日系人訪日団」募る=窓口県連 締め切り5月10日
4月25日(金) ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は、六月二十日出発の「第三十六次海外日系人訪日団」を募集している。 募集の締め切りは五月十日。毎年九月に行われている同訪日団だが、今年は六月に行われる。資格は、次の5項。1.海外に移住して概ね五十年以上帰国したことがない者。2.日本に一度も帰国したことがない者。3 ...
続きを読む »越境する日本文化 野球(4)=近代を持ち込んだ「野球移民」=完全試合投手も来伯
3月8日(土) マウンドまで三十九歩。全身に広がる震えをこらえながら、一六五センチの小柄な背番号一は、ダイヤモンド中央の小山へと歩みを進めた。 〈あと、三人……〉 握りしめた白球に汗が染み込んだ。八回終わりまで全ての打者に安打を許さないばかりか、一つの四死球も与えていなかった。 一九六一年七月二十一日、夏の甲子園を目指す ...
続きを読む »ある丸29次航海の移民を記録=相田さん『航跡』書く
3月7日(金) NHKで四十年間、ドキュメンタリー番組のディレクターを担当して来た相田洋さんが、このほど移民をテーマにした『航跡―移住三十一年目の乗船名簿』を一冊にまとめた。 相田さんは、ちょうど三十五年前、移住船「あるぜんちな丸」の二十九次航海に乗って長編ドキュメンタリー『乗船名簿AR―29』を制作した人。以来、十年毎に移 ...
続きを読む »県連笑顔で新年会開催=歴代会長らに感謝状―「久しぶり」と旧友温める
1月14日(火) ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)主催の新年会が、十一日に熊本県人会会館で開催された。県連が歴代会長、県人会の現・元会長、役員を招いて新年会を開いたのは初めて。歴代会長・副会長などの功労者には、これも県連としては初めての「感謝状」が贈呈された。参加者は約六十人。中沢会長が期待していた人数の半分ほどで ...
続きを読む »今年は戦後移住50周年=7つの行事を用意=実現へ向け実行委が大奮闘=100年祭へのステップに
2003年1月1日(水) 今年、二〇〇三年は戦後移住が始まって五十年目に当たる。戦後移住五十周年記念祭実行委員会(中沢宏一委員長)は昨年から会合を開くなど準備を重ね、様々な記念事業をはじめとするイベントを計画している。「五年後に控えた日本移民百周年への大きなステップにしたい」と語る中沢委員長。関係者は五十年祭を成功させるため、 ...
続きを読む »20世紀-コロニアの20人
日本人の海外発展史にあって、二十世紀はブラジル移住の世紀でもあった。移民前史からのほぼ百年をかけて二十五万人余が移住。扶植された子孫は百四十万人におよび、海外最大の日系集団地を築き上げた。この間、コロニアは各分野に多くのパイオニア、指導者を得て、裾野の広い活動を営んでくることができた。そこで今世紀最後の年にちなんで対伯移民史を ...
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