秋篠宮同妃両殿下は最終地リオに6日夜、到着された。翌日から植物園、フェルナンド・ペザン州知事官邸、リオ日系協会での歓迎会などに出席された。ブラジル国内10都市の最後にふさわしいブラジル文化を体験される一幕もあった。各地日系社会に感動の余韻を残しつつ、8日夜の便で帰国の途についた。 両殿下は7日、リオ植物園を訪問された。同園内に ...
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「半世紀住み居て歌えぬブラジル国歌リオ五輪までに覚えてみたき」
先の全伯短歌大会の中から独断と偏見で選んだ作品を紹介したい。あれほど辛かった開拓生活が懐かしく思える心境になった様を詠んだ「渡伯時の想い出ぼろぼろこぼれ出て行きて探せど板小屋はなく」(新井知里)▼子供移民には日本の家こそが「我が家」。常にどこか旅路にいるような感覚が詠み込まれた「コロノの家わが家と思わず幼なごはうちへ帰ろうと移 ...
続きを読む »リオで干物業立ち上げ=ブジオスの町おこし狙い
NPO法人「地球の心・日本」の代表を務める元ブラジル移民の伊藤修さんらが、リオ州ブジオス市の漁港振興や雇用の創出を狙い、同地で干物産業を始動させた。 「地球の心・日本」は、環境や生態系を守る持続可能な農業形態「アグロエコロジー」を実践・普及を図る団体。伊藤さんは、水銀汚染問題を通じて知り合った同市の会社経営者と検討し、町おこし ...
続きを読む »兵庫県人会=半世紀越え、今なお活発に=55周年の節目を祝う=母県から80人超迎えて
ブラジル兵庫県人会(松下瞳マルリ会長)が創立55年を祝し、23日にサンパウロ市の北海道協会で記念式典を行なった。同会は1960年、外務課移住渡航係長が県民視察に南米訪れたのを機に発足。県費留学・技術研修員の選考と派遣、農業高校生の受け入れなど草の根交流を続けている。井戸敏三知事は4回目の来伯を果たし、「困難を乗り越え来りブラジ ...
続きを読む »在聖総領事館=一世紀の節目を盛大に祝う=記念昼食会に360人駆けつけ
「ちょうど100年前に始まった」―在サンパウロ日本国総領事館と関係の深いブラジル日本文化福祉協会やブラジル日本都道府県人会連合会、サンパウロ日伯援護協会などの日系団体や日系議員、日本政府関係団体、諸外国領事館関係者等、約360人が一堂に会し、同総領事館が設立から100年を迎えたことを記念した昼食会が、7月28日正午から同公邸で ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(849)=富重久子 選
ボツポランガ 青木 駿浪 余情なほ夕べとなりし庭四温【冬季に三日寒い日が続き、その後暖かい日が四日あるのを三寒四温と言うが、最近のサンパウロでも今年はそのような冬の気候が続いている様に思う。 この句は四温の夕暮れ時、家の庭に立ちしんみりとした想いをこめて、なんとなく安らいでいる作者の姿であろう】 一病の妻を看 ...
続きを読む »秦野生同窓会=1期生の神山さんが来伯=28人で思い出語らう
神奈川県立秦野高等職業訓練所の海外工業移住科の卒業生(秦野生)の同窓会が3日、県連会議室で行われ、1期生から24期生まで総勢28人が集まった。日本在住の1期生・神山秀(神奈川、72)さんが夫婦で参加した。 神山さんは1962年12月7日にあるぜんちな丸で出航し、翌年1月17日にサントス港に到着。その後電気機器メーカー「フェラー ...
続きを読む »親睦観光リオの旅=イビウーナ 瀬尾正弘
標記は、コチア青年連絡協議会主催の旅行であった。ことに今年はコチア青年移住60周年記念の年なので、行事の一つでもある。私も妻と共に参加した。世話役担当は第一次第一回移住の黒木けい氏で、彼の熱心で丁寧な呼びかけに応じ、募集を始めて一週間後にはほぼ満席となった。 バスは大型44人乗り。旅程は2泊4日で、先ずノーヴァ・フリブルゴ在住 ...
続きを読む »ごあいさつ
移民の日にあたって=ブラジル日本文化福祉協会会長 呉屋 春美 1908年に日本移民がブラジルに移りきて、今年で107周年を迎えます。今日の日系社会が存在するのは私共の先輩方のご苦労の賜物であります。開拓先亡者の御霊に対して心より哀悼と感謝の意を表する次第であります。 日系社会の先輩方は長いブラジル移民史の厳しい道のりを、唯ひた ...
続きを読む »日系社会との連携強化を=駐ブラジル日本国大使 梅田邦夫
第107回「日本移民の日」を迎えるにあたり、心よりお慶び申し上げます。 5月下旬、モラエス下院外交国防委員長をニシモリ下院議員(日伯議連会長)と共に訪問しました。ニシモリ会長から移民107周年と外交関係樹立120周年の話をされたところ、モラエス委員長から、「移民の日に合わせ日伯関係に関する公聴会を開催してはどうか」との提案があ ...
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