2006年9月20日付け 『親睦』九月号(通巻四百六十号)が発行された。扉「一句集」から「蓮根を煮付けて古里身近にす」(須美子)、「遺したし血は薄れても移民の日」(春江)、「追憶は耕地の鐘から移民の日」(まさかず)、ほか。_ ◇ ◇ 『火焔樹』九月号が発行された。扉の一句「ブラジル春満月の父の門」(要一郎)、雑詠(要 ...
続きを読む »移民の日 関連記事
「コロニア語は人類遺産」=日本の学術誌が特集組む=様々な視点で20人が分析
2006年7月15日付け 伝統の学術誌が「コロニア語」の特集を組んだ――。一九三六年に創刊された国文学の学術専門誌『解釈と鑑賞』(至文堂、千三百円)七月号で、「南米の日本人と日本語」の特集が組まれた。七十年以上続く伝統ある同誌で、南米移民の日本語が扱われたのは初めて。 全二百三十二頁中、百九十一頁分が南米、そのほとんどがブラ ...
続きを読む »バザーを隣人愛精神で=巡礼参加も呼びかけ=聖母婦人会
2006年7月7日(金) 「今年もたくさん来てくれました」。聖母婦人会最古参の内木ふみさん(94、北海道)は二日、サンパウロ市のサンゴンサーロ教会でおこなわれた恒例のバザーを手伝いながら、にっこりと微笑んだ。 今年四十九回目のバザーには終日で八百人以上が訪れた。会長三期目の畑中アリッセさん(68、二世)も「手ごねのうどんや福 ...
続きを読む »「パラナ州 日本人移民史」――五十嵐俊夫さんら編纂――日ポ両語2冊に
2006年6月28日(水) パラナ日伯文化連合会(リーガ・アリアンサ、丹多喜男会長)は「パラナ州日本人移民史―パラナ日本移民百周年への道程―」を発刊した。主に編纂に携わった五十嵐俊夫さんは「百年目を迎える日本社会の後世に残っていくものが必要だと考えていたので、やっと夢を実現させました」と発刊の喜びを語っている。 同移民史は、 ...
続きを読む »R・ピーレスで「移民の日」祝う=マリコさん特別登場=雰囲気かもした=「渡伯同胞送別の歌」
2006年6月23日(金) リベイロン・ピーレス市が主催する日本移民九十八周年記念祭が十八日午後七時から、同市立劇場で行われ、日伯市民がともに市が制定した「ジア・デ・コロニア・ジャポネーザ」を祝した。式典後には日本のプロ歌手、中平マリコさんのコンサートも行われるなど、感動あふれる移民記念祭のひとときだった。 式典には丸橋次郎 ...
続きを読む »過去振り返り、将来へ=文協=移民の日法要に700人
2006年6月21日(水) 日本移民九十八周年記念開拓先亡者追悼大法要が十九日午後一時半から、ブラジル日本文化協会記念講堂で行われ、約七百人が開拓先駆者に思いを馳せた。 ブラジル日本文化協会、釈尊讃仰会、ブラジル仏教婦人連盟、ブラジル日本都道府県人会連合会の共催。 壇上に設置された「開拓先亡者之霊位」を前に、釈尊讃仰会の木 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
その日、街は黄と赤に満ちていた。 十八日のサッカーW杯韓国対フランス。ブラジル勝利の余韻が残る中、韓国人街ボンレチーロでは住民が〃韓伯学園〃ポリロゴス校に集合した。 二百人以上はいただろう。会場はチームカラーの赤一色。校舎内に設置されたテロンを見つめ一喜一憂する声があがる。 二世、三世も多いはずだが、まるで韓国で試合を見 ...
続きを読む »ローランジア・センターで=パラナ州移民慰霊祭=98周年迎え200人参集=100年祭への意気込み見せる
2006年6月20日(火) パラナ日伯文化連合会主催のブラジル日本移民九十八周年先没者慰霊祭が、十七日、ローランジア移民センターで開催された。約二百人が集まり、晴天、きつい日差し、沖縄桜が満開の中、先没者の冥福を祈った。 懇親会の挨拶で西森ルイス・パラナ州議会議員が、日伯文化連合会と文化運動連盟が統合したことと、日本移民百年 ...
続きを読む »移り来て98年目の移民記念日=サンパウロ市=各地で先駆者慰霊行事=苦労を偲び感謝捧げる=サンゴンサーロ教会=一粒の麦から百万の実が=若々しい祈りを捧げる
2006年6月20日(火) 六月十八日、ブラジル日系社会は九十八回目の「移民の日」を迎えた。一九〇八年の笠戸丸サントス入港から九十八年。週末にかけて、今年も各地で慰霊法要が営まれた。サンパウロでは十八日にサン・ゴンサーロ教会で記念ミサ、十九日にはイビラプエラ公園の開拓先没者慰霊碑前、文協大講堂で追悼法要をそれぞれ実施。訪れた人 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年6月20日(火) ブラジル日本移民へのカトリック布教の先駆者、中村ドミンゴス長八神父(一八六五―一九四〇年)は日本初の海外派遣布教使でもあった。隠れキリシタンで有名な長崎県五島出身。一九一九年にピンダモニャンガーバ市のドイツ人神父が初めて日本人への布教を行うが言葉が通じず、困った末に教皇庁布教省に依頼して、二三年に日 ...
続きを読む »