パナマ国在住の日本人、ペンネーム「エマヌエル賛徒」さん(東京都杉並区、60)の中編小説『ある日曜日(Um Dia de Domingo)』を、著者の許可をえて本日から転載を開始する。 慶應義塾大学で経済を学び、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で開発経済学とラテンアメリカ研究を専攻。現在は日本の会社から派遣されてパ ...
続きを読む »移民百周年 関連記事
ブラジル普及70年祝う=京藤間流が新年舞初め=老舗流派、芸能祭に全て出演
今年、ブラジル普及70周年を迎えた日本舞踊の京藤間流(京藤間勘輝二代目家元)が24日午後、サンパウロ市内の沖縄県人会館で『新年舞初め』を開催した。聖、カンピーナス両市で交互に行なわれており、今年はおよそ300人が訪れた。 舞台は勘靖子名取による「春の寿」で開演。その後は美しい衣装を纏った20代の若手から、80代までの舞踊家が3 ...
続きを読む »ブラジル日系文学会=外務大臣表彰の受賞祝う=武本、斉藤、醍醐三氏
ブラジル日系文学会(武本憲二会長)が12日午後、サンパウロ市内の川魚専門レストラン「ランショ・ダ・トライーラ」で、2015(平成27)年度の外務大臣表彰受賞者に対する祝賀会を開催。会員ら約30人が参加した。 日本の国際親善や国際協力において、顕著な功績をあげた個人や団体が表彰される。同会からは武本会長、斉藤早百合、醍醐麻沙夫の ...
続きを読む »大耳小耳
昨年6月頃に永住帰国した日本舞踊の池芝流家元、池芝緑さんから年賀状が届いた。昨年4月の「さよなら会」では、48年間の在伯中に弟子300人と名取20人を育て上げた人柄を惜しむ声が多く聞かれた。その時、舞台に正座した池芝さんは「なぜだかブラジルに馴染めなかったのよね。サントス港に着いた時に、ああ、来るんじゃなかったと思った。その気 ...
続きを読む »■訃報■能美尾透さん
能美尾透さん(本名=杉田賢郎)が2日、サンパウロ市イタケーラ区の老人ホームで老衰のため亡くなった。享年85。翌3日にはヴィラ・フォルモーザ墓地に埋葬された。四十九日法要は2月21日午前11時から、ジョンメンデス広場のサンゴンサーロ教会(Praca Dr. Joao Mendes, 108 – Centro R ...
続きを読む »県連と5県人会が記念式典=沖縄90、新潟と島根60周年=県知事来伯に強い期待
2016年の各県人会関係の式典は、ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の50周年を筆頭に、茨城、新潟、島根、宮崎、沖縄の5県人会が開催するのみ。10団体を超える団体が式典を催した昨年と比較しては少な目といえそうだ。ただし、県連には多数の「記念事業」を行なう構想があり、各県人会も式典に向け、母県との連絡を密にしはじめて ...
続きを読む »文協が創立60周年の節目=サンパウロ市400年祭委員会を発端に=59の個人・団体の表彰も
1955年の発足から60年―。ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)が創立日である17日、創立60周年を祝し文協ビルで記念式典を行なった。招待客ら600人以上が出席し、還暦の節目を祝った。 文協の前身は、54年に発足したサンパウロ市制400周年祭の日本人協力委員会。移民50周年を4年後に控え、同委員会を発展的に解散させる形で ...
続きを読む »中南米に『酒サムライ』誕生=飯田龍也アレシャンドレさん=「百聞は一杯にしかず!」
「いつかは『酒サムライ』になれるようにと思って頑張ってきました」――この称号は、日本酒造青年協議会(関谷健会長)=東京都=が日本酒文化の普及に貢献した功労者に与えるもの。今年は国内外から7人が叙任され、飯田龍也アレシャンドレさん(40、二世)が中南米地域から初めて叙任された。喜びに沸く飯田さんに4日、念願を叶えた現在の心境を聞 ...
続きを読む »高拓生85周年を来年9月に=写真集や翻訳本出版を計画
来年10月には高等拓殖学校(東京)の卒業生「高拓生」によるヴィラ・アマゾニア入植から85周年を迎える。そのため、アマゾン流域に散らばる子孫らが同年9月頃にベレン、パリンチンス、マナウスなどで記念式典を行う準備を進行中だ。 「この間、サンパウロで移民百周年の時に出た写真集を見ていたら、高拓生のことがほとんど出てなくてショックを受 ...
続きを読む »移民のふるさと巡り『メキシコ』(3)=ジアデマ 松村滋樹
先日、メキシコ市内であった政治家に対するデモの裸踊り。見物する人は喜んで眺めているが、汚職に染まった政治屋が多いと国が廃退する。 日墨協会での交流懇親会で、同協会の会長からラテンアメリカの国はどこも同じよと厳しい意見が出て、私はブラジル人の悪口を言えなくなった。ブラジルが世界の三等国のままで終わってほしくないと望んでいるが、ぐ ...
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