ホーム | 移民百周年 関連記事 (ページ 15)

移民百周年 関連記事

ピアニスト徳江さん来伯=外交120周年公演に意欲

ピアニストの徳江さん

 ピアニストの徳江陽子さんが27日から、アルモニア学園、日本国大使館、日本人学校でのリサイタルを行なうために来伯している。7回目のブラジルで、11日まで滞在する。 「外交120周年で、ロータリー国際大会(6~9日、サンパウロ市アニェンビー)もあったから、ぜひ来たかった。音楽を通した文化交流に一役買えれば」と意気込んでいる。 元々 ...

続きを読む »

第59回パウリスタ・スポーツ賞=6月1日にサンパウロ市議会で授賞式=特別賞3人含め総勢21人=多彩な競技者、功労者表彰

 ニッケイ新聞が主催する「第59回パウリスタ・スポーツ賞」が6月1日午後7時からサンパウロ市議会の貴賓室で行われる。現役で活躍中の選手や引退後の指導者、審判など、競技者だけでなくその振興や普及に尽力した功労者を表彰する。今年は「特別賞」3人を含む、総勢21人が受賞をする。例年通り、サッカーや野球から剣道、空手などの武道、ラジオ体 ...

続きを読む »

第42回県連故郷巡り=時を遡る―奥パからノロ線へ=第15回=平野植民地=初期開拓者の子孫が突然訪問=亡母の乳房吸う赤子が私の親

矢野正勝さん

 門徒総代の矢野さんは「数年前に初期入植者のソブリーニャ(姪)という人が突然、訪ねてきた。平野植民地の最初の悲劇の時に、マラリアで死んでウジがわいている母親の乳房を必死ですっている赤子の話を書いた本のくだりを読んだと言っていた。その赤子が自分の親だと泣きながらいうんだ。それで、その場所を見たいと訪ねてきた」という。 移民史の一場 ...

続きを読む »

イミグランテス公園建設開始=宮坂国人財団初の独自事業=構想より10年、前進へ=完工予定は16年末

左からエリオ・オダ、松尾両執行理事、現場の責任者ら

 約10年前、宮坂国人財団が日本人移民百周年記念事業として企画した「エコロジコ・イミグランテス公園」構想が、今ようやく形になりつつある。土地はサンパウロ市とサントスを結ぶイミグランテス街道沿い、ビリングス湖に隣接した大西洋岸森林の只中にある。州環境局所属フロレスタル財団の技術協力も得て今年3月に着工し、施設入り口がほぼ完成してい ...

続きを読む »

多羅間さん初七日にお言葉=両陛下や皇太子ご夫妻等から=宮内庁から侍従が伝える

多羅間俊彦さん

 「多羅間殿下」とコロニアで親しまれていた明治天皇の孫、多羅間俊彦さんの初七日ミサが4月21日に行われたが、その前に、天皇皇后両陛下をはじめ皇太子殿下ご夫妻、秋篠宮ご夫妻からお悔やみの電話があり、さらに三笠宮さまや久邇宮家からも御供花があったことが分かった。多羅間アリッセ未亡人は驚きながらも、「本当にありがたいお心遣い」と心から ...

続きを読む »

第42回県連故郷巡り=時を遡る―奥パからノロ線へ=第6回=ジュンケイロポリス=色々な形の日本との繋がり=鳥居は日本人への信頼の証

 会場で最長老の古川正さん(ただし、97、北海道)はジュンケイロポリスに20年住む。1933年に渡伯し、「弓場(勇)さんが岩谷鶏を入れた頃、バストスでビッショ・デ・セーダ(養蚕)をやっていた」という。堀江・古川・マチウデさん(58、二世)は「父はアルバレス・マッシャードに住んでいたが、資金を貯めてここに土地を買った。それから60 ...

続きを読む »

人気バンド「パット・フー」=高井フェルナンダ独占インタビュー=(下)=家族の秘密を語る

祖母の秋子さんと孫たち。左から2番目がフェルナンダさん

 「本が大好きなので、フェルナンド・モライスの『汚れた心』(Coracoes Sujos)を読んでいたら、曽祖父と祖父の名前をリストに見つけて、それは驚いた。だって、家族は誰もそんなこと教えてくれなかったから」。フェルナンダさんは、二人が臣道連盟のメンバーと知った時の驚きをそう振り返る。 「曽祖父は182センチと背が高く、すごく ...

続きを読む »

伯父の数奇な移民人生を本に=クルツーラ編集局長 平リカルドさん=驚くべき日系家族の物語=体制翼賛同志会で7年監獄

『Assinatura do Preso』を手にする平さんと妻マリアさん

 日本移民百周年の2008年、平さんの父は、なぜか1949年に消息を絶った自分の兄の存在を初めて語り始めた。息子がその消息を探すと驚くような数奇な物語が浮かび上がってきた。平リカルドさん(58、サンパウロ市生まれ、二世)はその実話をポ語『Assinatura do Preso』(囚人の署名、Editora Daikoku、201 ...

続きを読む »

■訃報■笹崎工業創業者 笹崎寿道さん

笹崎トシミチさん

 笹崎工業創業者の一人である笹崎寿道さんが先月26日午後8時45分、脳血管障害のためマリリア市のサンタカーザ病院で逝去した。27日に葬儀が執り行われ、同市サウダーデ墓地に埋葬された。享年75。 笹崎一家は1933年、北海道石狩郡から渡伯し、グアインベー市で10年間農業に携わった。孝作・友三郎兄弟が同工業の前身となるブリキ屋を開業 ...

続きを読む »

JICA=次長に宮本義弘氏着任=120周年に向け意欲語る

抱負を述べる宮本次長

 JICAブラジル事務所の次長としてブラジルに赴任した宮本義弘さん(42、兵庫)が19日、着任あいさつに訪れた。2月20日から就任しており、総務経理・広報を担当する。任期は3~4年の見込み。 2006~10年にも職員として同事務所に勤務していた。当時は日本移民百周年を迎えたことから、「年間を通じ色んな行事が執り行われた」と懐かし ...

続きを読む »