『Perigo Amarelo: O lado B da Imigração Japonesa』(黄色い危険、日本移民史のB面、リオ連邦大学、11年、50分)というポ語のドキュメンタリー映画を制作して話題を呼んだダヴィ・レアル監督(53)=リオ市在住=が、今度は軍政に抵抗した日系人活動家に焦点を当てた作品を作るべく活動を始めた ...
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人文研日本支部が講演会=共同通信名波元リオ支局長招き
サンパウロ人文科学研究所日本支部(栗原猛理事長)は3月7日午後3時から、ブラジル日系社会の勝ち組負け組抗争に関する講演会を、東京都豊島区の立教大学池袋キャンパス(西池袋3―34―1)の12号館・第一会議室で行なう。参加無料、地域文化資源ネットワーク協力。 講師に2007~11年まで共同通信リオデジャネイロ支局長を務めた名波正晴 ...
続きを読む »『移民節』を日本で発売=初期移民 佐々木重夫さん作詞=歌手の松田美緒さんが〃発掘〃=バイオン風編曲で新たな命
移民節 作詞・佐々木重夫ドラよ 霧笛よ 移民船風に落ち葉の 行方とやなれど燃ゆるか 胸に火の海の彼方に 幸ありと鉄道敷設の 枕木で結ぶ故郷の 母の夢さめりゃ 備(かた)えのピカレッタ露に濡れては 手に重い友は他州に 移り行き南十字の 星影を妻と仰いで 語りつつ古里遠く 憶うのよ植民地(むら)で育った 子や孫が語るイッペの 花 ...
続きを読む »120周年第4回会合=大統領訪日と皇室ご来伯実現へ=日本館改修も記念事業に=練習艦隊数カ所に寄港か=リオも独自に事業進める
日伯外交関係樹立120周年記念事業ブラジル実行委員会(梅田邦夫委員長=駐伯日本国大使)は2日、在聖総領事館で第4回会合を行なった。構成員の日系5団体ら約20人が出席した。会議後に梅田大使、福嶌教輝在聖総領事、山元毅(つよし)在リオ総領事が会見し、目玉企画の花火大会と展示会開催の進捗状況を伝えた。また記念事業の一つに、日本館の改 ...
続きを読む »援協役員会で新理事紹介=ウニメジ未払い問題検討
サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)は29日、本部で1月定例役員会を開いた。新規就任の理事として土井セルジオ紀文、吉川卓志、根塚弘、藤井喜二朗氏が紹介され、菊地会長は「新しいアイデアを持って援協を活性化して欲しい。改めて一致団結し、盛り上げましょう」と話した。 次に日伯外交樹立120周年事業認定について、菊地会長から鶴のロゴ ...
続きを読む »カーニバル=浅草から小口未来さん参加=アギアのマドリンニャに=邦人女性で2人目の快挙=「日本のレベル見せたい」
「日伯外交樹立120周年」をテーマに、サンバカーニバルに出場する有力チーム「アギア・デ・オウロ」(以下アギアと略)。同チームの顔ともいえるマドリンニャ・ダ・バテリア役を務めるために、小口未来さん(おぐち・みく、33、神奈川)が来伯した。身長155センチと小柄ながら「大事なのは存在感ですから」と胸を張る彼女に、参加の経緯とカーニ ...
続きを読む »「日本の遠い記憶聴いて」=琵琶奏者 櫻井亜木子さん来伯=外交120周年記念で巡業=サンパウロ市公演は17日
日本文化庁による「文化交流使」の任命を受け、薩摩琵琶奏者の櫻井亜木子さん(38、東京)が初来伯した。12日に着伯し月末までサンパウロ市、リオ、パラナ州マリンガなど国内各地で巡回公演する。ブラジリアでは外交関係樹立120周年の開幕式典という位置付けの新年会(28日、大使公邸)でも演奏することになっており、「日本文化の本質を感じて ...
続きを読む »皇室ご来伯への期待高まる新年=パラナ州 入植百年、姉妹提携45年・日伯外交120周年も盛大に=ご臨席はコロニアの願い
移民50年祭当時、勝ち負け抗争は鎮火していたが、〃本物の皇族〃が50周年に来られることは、コロニアが日本から忘れられていない明白な証拠であると同時に、戦争でひしがれた戦後日本の復活を象徴するものであった。 三笠宮(みかさのみや)殿下は現在存命中の皇族中で最長老者の99歳、大正天皇と貞明皇后の第四皇子。今上天皇の叔父にあたる。1 ...
続きを読む »コロニアの多様な声聞く=ジャパンハウスに提言=日本広報施設に何求めるか=それぞれの思惑や期待は
日本外務省が世界の主要6都市に情報・広報戦略の拠点となる「ジャパンハウス」(仮称)を新設することが14年に明らかになった。同年8月に中南米を訪問した安倍晋三首相の意向もあり、当地サンパウロでも15年内の工事開始、16年の開設を急いでいる。同施設の方向性について外務省広報文化外交戦略課長の新居雄介氏が9月、邦字紙向けに説明会を行 ...
続きを読む »大竹富江の素顔に迫る=山崎監督のドキュメンタリー完成
初期移民を描いた映画「ガイジン」の山崎千津薫監督が、ブラジルを代表する日本移民芸術家・大竹富江さんのドキュメンタリー映画(35分)を制作した。15日に音と映像の博物館で完成記念会が開かれ、いち早く作品を鑑賞しようと138人が集まった。 2008年の移民百周年で生まれた構想で、大竹さんが97~99歳の時に撮影されたもの。開始から ...
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