2006年3月25日(土) 堀村隆彦在ブラジル日本国大使は十六日午後、サンパウロ州工業連盟(CIESP)貴賓室で「ブラジル日本人移住百周年に向けた日伯EPA協定締結への取組み」をテーマに一時間ほど講演し、ブラジル人企業家を中心に日本進出企業代表ら約七十人が聞き入った。 最初にクラウジオ・ヴァス同連盟会長は、「日伯関係は急速に ...
続きを読む »移民百周年 関連記事
人文研=カンパ展売上げ五万レ=寄付は「人文研叢書」に
2006年3月25日(土) 【既報関連】ブラジル日系美術館で開かれた人文研資金カンパ展の売上げが五万レアル以上に上ったことが、このほど分かった。 同カンパ展は、サンパウロ人文科学研究所(人文研)の運営資金カンパのために、十四日から十九日まで実施されたもの。故人を含む日系造形作家四十人の作品百三十点が展示即売された。 人文研 ...
続きを読む »安良田済さん特別寄稿=学生時代の上塚周平
2006年3月24日(金) 《はじめに》本文は一九五五年頃、古沢典穂が熊本県知事(当時)桜井三郎に上塚周平の生い立ちについての調査を依頼したところ、県知事から次のような懇切な調査報告状が送られてきた。日本人移民において、いちばん大役を果たした上塚周平の生い立ちについては、コロニアでは詳しく知っている人はない。移民百周年記念も迫 ...
続きを読む »2008年の開通めざして=完成待たれるメトロ4号線=サンパウロ市=JBIC融資で建設すすむ
2006年3月24日(金) サンパウロ市で現在、地下鉄四号線の建設工事が進んでいる。今年一月に終了したチエテ川改修事業と同じく国際協力銀行(JBIC)からの融資を中心に実施されている事業だ。区間はルース駅からビラ・ソニアにいたる約十三キロ。日本移民百周年にあたる二〇〇八年の開通を予定している。完成後は一日九万人の利用が見込まれ ...
続きを読む »ジェトロ新所長に渡邉氏=桜井さんは24日に帰国
2006年3月24日(金) ジェトロ(日本貿易振興機構)サンパウロ事務所に十七日、任期を終えて帰国する桜井悌司前所長の後任として、渡邉裕司所長が着任した。 新所長の渡邉さんは現在五九歳。九〇年から四年間、次長としてサンパウロ事務所に赴任しており、今回が二度目のサンパウロ勤務となる。以前にはリマ(ペルー)、神戸のジェトロ事務所 ...
続きを読む »刊行物
2006年3月23日(木) ぶらじる川柳社による『ぶらじる川柳』(168、〇六年三月三日)が発行された。巻頭言「移民百周年に向かって」(柿嶋さだ子)、新年句(〇六年)その一句「新年や米寿持ち来るいらぬ齢」(鈴木竜尾)、弾琴集(ぶらじる川柳社、会員自選)その一句「人生の春暁駿馬に鞭を当て」(黒田不知火)、「コリェイタで父を召され ...
続きを読む »救済会会長に吉岡さん=二世初めて=「一世の面倒みる」=イベント会館建設へ=ことしの新規事業
2006年3月21日(火) 救済会(左近寿一会長)は十八日午前、サンパウロ市リベルダーデ区文協ビル五階のエスペランサ婦人会で定期総会を開いた。役員改選があり、左近会長が勇退。新会長には、吉岡黎明氏(69)が選ばれた。同氏は「二世の私がどれだけ、やれるかは分からない。皆さんの協力を仰ぎながら、故渡辺マルガリーダさんの遺志を引き継 ...
続きを読む »実行委員会設立を決定=百周年協会理事会=「加速の年」へ対応なるか=4月に総会、役員選挙も
2006年3月21日(火) 実行委員会発足――。ブラジル日本移民百周年記念協会(上原幸啓理事長)は十八日、定例理事会を開いた。〇五年度会計、〇六年度予算、および活動計画が報告、承認された。行事、事業を円滑に進めるため、十二の団体、個人からなる実行委員会が設立。役員選挙が行われる総会は四月二十九日に開催されることが確認され、原田 ...
続きを読む »サンパウロ州政府=洪水のないきれいな川を=チエテ工事終了式典盛大に
2006年3月21日(火) 日本政府の融資を受けて行われたチエテ川環境改善事業の第二期工事終了式典が十九日、チエテ・ピニェイロス両河川の合流点(セボロン)のサンパウロ州水資源・エネルギー局(DAEE)工事事務所敷地で開かれた。式典には、先週PSDBの大統領選候補に選出されたジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事、堀村隆彦駐伯大 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
百周年祭典協会は来月に会長選挙をひかえており、中心たる記念事情関連の動きが鈍い。ただ、田中洋典祭典委員長と協力者らが連日事務所に詰め、気の毒なぐらいてんてこ舞いになっているのが目立っている。 前回同理事会に出席した西林総領事は「事務局長を置くなどの事務局機能の強化」と「資金集めの要となる財務委員会の立上げ」を早急な課題として ...
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