. 5月14日(水) 六月十八日の移民の日を前に、ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は日帰りバス旅行の参加者を募っている。八日にはモジ・ダス・クルーゼス市を十五日にはサントス市をそれぞれ訪問し、日系社会の原点に思いを馳せる。 八日は午前九時にリベルダーデを出発し、日本移民だけでなくサントス港に到着した各国移民が宿 ...
続きを読む »移民 関連記事
越境する日本文化 野球(4)=近代を持ち込んだ「野球移民」=完全試合投手も来伯
3月8日(土) マウンドまで三十九歩。全身に広がる震えをこらえながら、一六五センチの小柄な背番号一は、ダイヤモンド中央の小山へと歩みを進めた。 〈あと、三人……〉 握りしめた白球に汗が染み込んだ。八回終わりまで全ての打者に安打を許さないばかりか、一つの四死球も与えていなかった。 一九六一年七月二十一日、夏の甲子園を目指す ...
続きを読む »ある丸29次航海の移民を記録=相田さん『航跡』書く
3月7日(金) NHKで四十年間、ドキュメンタリー番組のディレクターを担当して来た相田洋さんが、このほど移民をテーマにした『航跡―移住三十一年目の乗船名簿』を一冊にまとめた。 相田さんは、ちょうど三十五年前、移住船「あるぜんちな丸」の二十九次航海に乗って長編ドキュメンタリー『乗船名簿AR―29』を制作した人。以来、十年毎に移 ...
続きを読む »県連ふるさと巡り 参加者を募集=セラードの各日会と交流
2月19日(水) ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は、今年四月に予定されている「移民のふるさと巡り」の参加者を募っている。十七回目となる今回の行程では、ブラジル農業に欠かせないセラード地帯を歩く。また、恒例となった各地の日本人会も訪問、交流を深める。同月一日から七日に掛けての日程は以下の通り。 ▽一日午後九時、 ...
続きを読む »6千個のもちつき=大みそかにぎわう東洋人街
1月7日(火) もちつき祭りが三十一日午前九時半から、サンパウロ市リベルダーデ広場で開かれた。広場の周りには、『祭』と書かれた赤、白、黄、緑ののぼりが春風にはためき、コバルト色に晴れ上がった空にまぶしいほどだ。 池崎会長たちがもちをついたあと、六千個のもちが配られた。リベルダーデ広場に長い列ができ、紅白のもちが入った袋を持っ ...
続きを読む »今年は戦後移住50周年=7つの行事を用意=実現へ向け実行委が大奮闘=100年祭へのステップに
2003年1月1日(水) 今年、二〇〇三年は戦後移住が始まって五十年目に当たる。戦後移住五十周年記念祭実行委員会(中沢宏一委員長)は昨年から会合を開くなど準備を重ね、様々な記念事業をはじめとするイベントを計画している。「五年後に控えた日本移民百周年への大きなステップにしたい」と語る中沢委員長。関係者は五十年祭を成功させるため、 ...
続きを読む »20世紀-コロニアの20人
日本人の海外発展史にあって、二十世紀はブラジル移住の世紀でもあった。移民前史からのほぼ百年をかけて二十五万人余が移住。扶植された子孫は百四十万人におよび、海外最大の日系集団地を築き上げた。この間、コロニアは各分野に多くのパイオニア、指導者を得て、裾野の広い活動を営んでくることができた。そこで今世紀最後の年にちなんで対伯移民史を ...
続きを読む »