ニッケイ新聞 2009年2月6日付け 両親に連れられて幼年期を過ごした日本に、今度は自らの意思で行くことを決意した真境名(まじきな)エドアルド弘行さん(24、二世)。 「日本でフットサルの監督をしている叔父の影響もあって、サッカーやフットサルをやるために日本に行ってみたいという夢はあったけど、それまではデカセギに行くとは思っ ...
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失業日系人を採用=広島県で臨時職員に
ニッケイ新聞 2009年2月6日付け 【中国新聞】自動車関連工場などで職を失った日系ブラジル人三人が二日、広島県海田町と熊野町の臨時職員に採用された。南米出身者の大量失業という荒波の中、生活再建へ一歩踏みだした。 海田町は日本語の読み書きができるブラジル人女性二人を外国人相談員と住民課の窓口補助員に採用した。 相談員となっ ...
続きを読む »IBGE発表=12月工業生産が激減=徐々に回復の兆しも=過去17年で最低水準に=経済混乱克服はもう一息か
ニッケイ新聞 2009年2月5日付け ブラジル地理統計院(IBGE)は三日、〇八年十二月の工業生産が過去十七年で最低の前月比一二・四%減、前年同月比一四・五%減となり予想を下回ったと発表したことを四日付けエスタード紙が報じた。生産が短期間に激減する経験は、ブラジルでは初めて。しかし、急激な工業生産の落ち込みは、回復も早いことを ...
続きを読む »引き渡しか、国外犯処罰か=湖西の自動車事故から3年=揺れる被害者遺族の思い
ニッケイ新聞 2009年2月5日付け 【静岡県発=池田泰久通信員】「このまま加害者の引き渡しを求め続けるべきか。それとも代理処罰裁判を申請するべきか。半々の気持ち」――。〇五年十月、静岡県湖西市内の交差点で起きた日系ブラジル人女性(フジモト・パトリシア容疑者=国際指名手配中)が運転する軽乗用車との衝突事故で、当時二歳の娘を亡く ...
続きを読む »分岐点に立つ若者たち=第2部・デカセギ子弟の帰化問題=連載〈1〉=真境名弘行さん=10月に派遣切りで失業=自動車産業へ不況直撃
ニッケイ新聞 2009年2月5日付け 愛知県在住の秋山郁美さん(=本紙通信員、元本紙研修記者)は、昨年八月に連載「分岐点に立つ若者たちー在日子弟の悩みと将来」第一部(全三回)として二十歳前後の二人の生き様を掲載したが、さらに踏み込んだ「日本への帰化」問題を扱う第二部を送ってきた。日本で育った日系子弟が、いずれ真剣に考え、悩む大 ...
続きを読む »ついに貿易収支赤字=欧米低調、アジア新興国は好調
ニッケイ新聞 2009年2月4日付け 産業開発省は二日、八年にわたって順調に続き財政黒字の牽引になった貿易黒字が、〇九年一月はついに五億千八百万ドルの赤字へ転じたと発表したことを二月三日付けエスタード紙が報じた。 金融危機の影響で政府と産業界、経済関係者が、ブラジル経済へのインパクトを憂慮している。一月の輸出は、九十七億八千 ...
続きを読む »自動車販売=1月は好転基調へ=落ち込みに歯止めかかる
ニッケイ新聞 2009年2月4日付け 車両製造協会(Anfavea)は二月二日、一月の新車販売がトラックやバス、営業用バンも含めて前月比一・五%増と好転の兆しを見せたことを発表と三日付けエスタード紙が報じた。 車両のIPI(工業税)を減額して丁度一カ月の販売台数が、十九万七千四百七十六台に達した。これは、〇八年一月の二十一万 ...
続きを読む »援協=福祉センターに賊3人=門から侵入、被害なし
ニッケイ新聞 2009年2月4日付け 二日午後九時過ぎ、リベルダーデ区ファグンデス通りの日伯援護協会福祉センターの建設現場に、三人組の強盗が押し入った。 援協事務局によれば、二十から三十代と見られる三人組の男が、鍵のかけられた門から押し入り、十分ほど現場を物色。プレハブ二階立ての事務所には入らなかった。金目のものが見当たらな ...
続きを読む »デカセギが初の大規模デモ=千5百人が名古屋で行進=雇用機会や教育支援求め=「私たちは移住者です」
ニッケイ新聞 2009年2月3日付け 【名古屋発=池田泰久通信員】昨年十月頃からの急速な景気悪化で職を失った外国人労働者のデモ集会が、二月一日正午、愛知県名古屋市の中心街で行われた。愛知や静岡、岐阜、三重県などに暮らすブラジル人やペルー人労働者ら約千五百人が参加、デカセギ日系人による初の大規模なデモ行進となった。多くの日本と外 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年2月3日付け 戦争が終わり国民学校(当時はこの名で呼ばれていた)に入ったころに担任の先生は「治山治水」は、国を治める根本理念ですーと教えて呉れたのだが、あの頃はよく理解できなかった。それほどに近くを流れる大きな川が氾濫し、堤防は決壊。田畑は濁流に襲われ被害は大きい。山々にも樹木は乏しく荒れ放題の山嶺だけ ...
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