ニッケイ新聞 2008年12月12日付け 財務省は十日、中流階級の所得税(個人)で税率見直しを行い、消費を促進する意向を明らかにしたと十一日付けエスタード紙が報じた。同案は十一日、金融危機対策の一環としてルーラ大統領へ提案し公表する予定。 給与所得者への恩典の他、個人や法人に対する金融税(IOF)とメーカーに対する工業税(I ...
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車両乗り入れ規制=市が標識を設置へ=知らない間に次々罰金を科す
ニッケイ新聞 2008年12月12日付け 財務局第十法廷は十日、サンパウロ市役所に対し、自動車の乗り入れ規制を実施している街路に、標識を六カ月以内に設置するように指令と十一日付けジアリオ・デ・コメルシオ紙が報じた。 履行しない場合は、市に対し、一街路につき一日一万レアルの罰金を科すという。指令通りに標識を作ると、一万個作製す ...
続きを読む »第2回文協統合フォーラム(上) 「新たな百年の構築」テーマに=全伯14地域代表が意見交わす
ニッケイ新聞 2008年12月11日付け 第二回文協統合フォーラム(Forum de Integracao Bunkyo)が六、七両日、サンパウロ市のブラジル日本文化協会ビルで開催され、全伯各地の日系団体代表者が集った。今年のテーマは「新たな百年の構築」。有識者による講演や、各地の代表者による分科会など様々なプログラムを通して ...
続きを読む »国税庁=金融危機で税収減に=産業界は概ね前向き志向
ニッケイ新聞 2008年12月10日付け 国税庁は八日、十一月の税収が予測を三十五億レアル下回り、金融危機がブラジル経済を浸蝕し始めたと発表したことを九日付けエスタード紙が報じた。減収が大きいのは、企業の所得税(IJPJ)と営業益納付金(CSLL)、Cofins(社会保険負担金)だ。 これは企業の業績を表わす指標のようなもの ...
続きを読む »自動車再編=Fiat合弁を模索=2年後生き残るのは6社
ニッケイ新聞 2008年12月10日付け ブラジル・フィアットのマルキオーネ社長は「世界の自動車企業は二年以内に六社が生き残り、そのためには再編に向けて合弁企業を探す必要がある」と述べたことを九日付けエスタード紙が報じた。 金融危機は自動車産業を直撃し、フィアットが単独で生き残るには小さ過ぎることを認めた。各社は運転資金を生 ...
続きを読む »為替変動=ドルが2,50レアルを突破=中銀介入効を奏さず=専門家は危険水域と見る=相場に翻弄される伯経済
ニッケイ新聞 2008年12月6日付け ドル通貨がレアル通貨に対し六日間続騰し為替相場は四日、遂に一ドルが二・五一九レアルとなったことを五日付けエスタード紙が報じた。これでドル通貨は、二カ月間に四〇%上がった。レアル通貨の下落は、コモディティの下落と中央銀行の為替介入が裏目に出たからと関係者は見ている。外貨準備高の実弾を持ちな ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年12月6日付け リオ市のファベーラで四日朝、パンを買いに行こうとした八歳男児が自宅前で銃撃され、死亡するという事件が発生した。母親は一発の銃声しか聞いていない上、現場から走り去る警察官の姿も見ており、警官が撃ったと主張。警察は犯罪組織の銃撃戦のせいだというが、事件当時銃撃戦はなかったと住民が反論。怒った ...
続きを読む »南米統合計画=政府が借款供与見直しへ=近隣諸国の対応究明=外交的配慮は限度がある=姑息な踏み倒しに対処を
ニッケイ新聞 2008年12月4日付け 社会開発銀行(BNDES)が南米諸国へ供与した借款を不満とする動きがあることで政府は二日、背景の見直しを行う意向と三日付けエスタード紙が報じた。エクアドルのように前相談もなく国際仲介機関に直接異議申し立てを行うなど、借款享受国の態度豹変について事情調査することになった。これまでの経緯から ...
続きを読む »不況がブラジルに上陸=国民は所得低下に備える
ニッケイ新聞 2008年12月4日付け IBGE(ブラジル地理統計院)が二日、十月の工業生産は前月比一・七%減と発表したことを三日付けエスタード紙が報じた。十月の工業生産は予想を下回り、第4四半期の業績に急ブレーキがかかりそうだと、経済評論家のミング氏が次のように予測をした 景気回復がないならば、〇九年の工業成長率は三%を切 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年12月4日付け 全国各地からの救援物資が届き始めたサンタカタリーナ州では、復旧が徐々に進み、ボランティアも職場復帰し始めたため、物資の積み降ろしや仕分け作業での人手が不足し始めた。現地で必要度が高い物は、寝具(マットレスや枕、シーツ)、衛生用品(歯ブラシや歯磨き粉、石鹸、トイレット・ペーパー、紙おむつ、 ...
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