2006年3月30日(木) 邦人が被害者となる自動車強盗・窃盗事件が二件連続して発生した。 一つは夜間の信号停車中に発生した拳銃強盗事件。二十二日午後八時半ごろ、ビラカリフォルニア区のエスタード通りで発生した。五十代の邦人企業駐在員が帰宅途中、信号で停車したところを拳銃を持った三人組に襲われ、車と現金などを奪われた。 もう ...
続きを読む »自動車 関連記事
何の病患うブラジル経済=製造業競争力低下めぐり諸説
2006年3月29日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団のナカノ教授がブラジル経済をオランダ病と呼んだことで、経済学者らが異論を唱えた。学者らが探しているのはオランダ病の薬でなく、他の治療薬らしい。 オランダ病は七〇年代、オランダが北海ガス田から採掘したガスを近隣諸国へ輸出し、オランダ通 ...
続きを読む »東西南北
2006年3月22日(水) ブラジル民主運動党(PMDB)は十九日、非公式の党大会で大統領候補にガロチーニョ氏を内定した。次点のリゴット・リオ・グランデ・ド・スル州知事は票の比例配分に異議を唱えていたが、翌日出馬を断念、ガロチーニョ氏を支援すると表明。候補者の正式決定は六月に行われる見通し。 ◎ ブラデスコ銀行は二 ...
続きを読む »東西南北
2006年3月21日(火) ダッタフォーリャの調査で、セーラサンパウロ市長がサンパウロ州知事選に立候補した場合、五〇%から五八%の票を得て他候補に圧勝することが明らかになった。同市長が出馬しない場合は、クエルシア元サンパウロ州知事が決選でマルタ元サンパウロ市長など労働者党候補を抑えて勝利。セーラ市政への評価は「最良・良」が四四 ...
続きを読む »東西南北
2006年3月18日(土) 邸宅の管理人フランセニウド・S・コスタ氏のような一介の無名市民が、時の政権をひっくり返す重要証人になったのは初めてではない。九二年、コーロル元大統領弾劾の決め手になった運転手エリベルト・フランサ氏がいる。元大統領の疑惑関与で重要証人になったのが、エリベルト運転手の証言であった。同運転手を重要参考人に ...
続きを読む »アマゾン探検記――一戦後移民の体験――連載(1)=旺盛な開拓者精神の発露=猟師とともに重武装
2006年3月18日(土) アマゾン探検記――パラー州アレンケール市在住の坂口成夫さんの寄稿である。坂口さんは陸軍士官学校第五十八期生。渡伯後の一九五七年の「探検物語」だ。ジャングルの中で、オンサや鰐(ワニ)を20口径の猟銃で撃つ。当時、壮年だった坂口さんは、日本国内では文字でしかない「血湧き肉躍るジャングル探検」をブラジルで ...
続きを読む »国産品を輸入品に切替え=木材と自動車部品で顕著=不透明な為替対策を反映
2006年3月18日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】打ち続くドル安レアル高の中で、政府の為替対策が不透明の域を出ないことを反映して、工業界では国産品を輸入品に切替える動きが顕著になっている。工業品に限らず一般消費財も輸入が急増、今年二カ月間の輸入累計は昨年同期の二三%増となり、今後も上昇するとみられている。 外 ...
続きを読む »10人に4人がレジャー旅行=航空機とホテルの利用増える
2006年3月18日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十七日】ブラジル人は一年間に十人のうち四人が旅行、その目的はレジャーが大半(八七・五%)、そして航空機とホテルを利用する国内旅行者がここ四年間に増加したことが、経済調査院(Fipe、サンパウロ総合大学)の調査で明らかとなった。 観光省の依頼を受けたFipeは全国各州の ...
続きを読む »次々に国際手配される日系人=帰伯逃亡デカセギ問題=「ほっておけない=両国で対策を協議へ
2006年3月16日(木) 「ほっとけない問題だと思う。日本で罪を犯して、こっちに逃げてくるなんて。何とか解決しなくてはならない」。ブラジル側のデカセギ関連の代表機関、文化教育連帯協会(ISEC)の吉岡黎明(二世)会長は決意を新たにする。 〇二年八月にサンパウロ市と北パラナのロンドリーナ市で行われた日伯デカセギ問題シンポジウ ...
続きを読む »簡易輸出を規制緩和=小口輸出を30%まで引き上げ
2006年3月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一月三十一日】小口簡易輸出の数量制限が国税庁によって緩和され、零細小企業が歓迎している。これまでの各輸出ロット一万ドル以内の制限が、二万ドル以内に引き上げられた。 簡易輸出は伝票に企業名を記入するだけで、輸出登録は不要。しかし、薬品や食料品のように輸出品によっては、関 ...
続きを読む »