7月6日(水) サンパウロ州の奥地に、デカセギ希望者や一時帰国者に〃信奉〃される日本語学校がある。アサイ(ロンドリーナから自動車で五十分)の実学園(舘脇千夜園長)。生徒数、百七人(去年)のうち七十人がデカセギ関連の学習者で、ホテルに泊り込んで授業を受けている人もいるという。学校を主に仕切っているのは、娘の未季さん(28、三世) ...
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工業界、下半期を悲観=横ばいは自動車、音響のみ
7月5日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】今年度下半期に向けた景気に対する悲観論が広まる工業界は、ブレーキを引いたままの徐行運転でスタートを切った。中銀が先頃、今年の国内総生産(GDP)成長率予測をこれまでの四%から三・四%へ、インフレ率を五・五%から五・八%へと修正したのも一因となっている。 今年上半期でわずかに ...
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7月5日(火) グシケン広報長官が創業した、インダイアトゥーバ市のグローバルプレヴィ社は、同長官離職後の二〇〇三年以降急成長している。同社は、ペトロブラス年金基金と業務契約や権益契約を入札抜きで毎期連続で締結している。社会保障院からペトロブラスの業績を買われ保障プランの管理を、同社は委託された。 ◎ 交際を迫ったが ...
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6月18日(土) 郵便局汚職CPI委員長に選任されたアマラル上議(PT)が前政権時代、ペトロブラス石油公社のガス局長在任時に二〇億レアル以上の損害をもたらした責任を問われている。同上議が米系の火力発電所二社と結んだガス供給契約書に不備があったという。現政権からの追及に、同上議は責任者の名前を多数挙げて言い逃れをした。 ...
続きを読む »免許証更新に講習義務付け=最低15時間、20日から実施
6月18日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】運転免許証の更新に、事故防止と応急手当の講習が義務づけられ、二十日から実施される。また更新費用は明らかにされていないが、四五レアルから六五レアルと予想され、従来よりも高くなる。免許証の有効期間は五年間。交通局では二〇一〇年までに全国二千五百万人が講習やテストの対象となると ...
続きを読む »バッテパッポ
6月17日(金) 今年に入り景気の冷え込みが表面化しているにもかかわらず、サラリーマンの昇給がインフレを上回っている。コンサルタント会社がサンパウロ州内の百二十七社を調査したところ、八九%が消費者物価指数を上回る昇給を行ったと答えている。いっぽうでフォルサ・シンジカル労組の調べによると、二〇部門のうち飲料や輸送の四部門を除く残 ...
続きを読む »ブラジルは座り込むアヒル=輸出、投資で東アジア諸国と差
6月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】サンパウロ大学経済学部のマルコス・サワヤジャンク教授は、沖縄で開催された米州開発銀行のゼミに参加した。東アジアが空飛ぶ雁ならブラジルは座り込むアヒルと、同教授はゼミの感想を次のように述べた。 経済成長率で見れば東アジアの一〇%近い成績に較べ、ブラジルはマイナス一%からプラ ...
続きを読む »増えるフレックス燃料車=バイオ燃料では先進国のブラジル
6月15日(水) 【ヴェージャ誌一九〇八号】さとうきびで作られたアルコールが、ブラジルでは自動車の燃料として定着した。一九七〇年代に石油ショックが起き、燃料価格が暴騰して以来、アルコール燃料への研究が本格化し、九六%の自動車がアルコールで走るに至った。 石油ショックが沈静化して燃料価格が正常化すると、いっせいに砂糖へ切り替え ...
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6月14日(火) 広範囲消費者物価指数(IPCA)は五月に〇・四九%と、四月の〇・八七%から大きく低下し、金融市場関係者の予想(〇・五四%)をも下回った。GDPの成長減速もあり、基本金利の上昇歯止めへの期待が高まっている。しかし一―五月の同指数は三・一八%で、政府目標の五・五%の半分を上回っており、今月の通貨政策委員会の判断が ...
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6月14日(火) 毎日新聞十二日付けの愛知万博関連コラムで、またもブラジル不参加への嘆きが載った。「最も意外な国の一つがブラジル。今や同じ国連安保理の常任理事国入りを目指すG4仲間。古くから日系移民も多く、最近では、移住労働者が地元の自動車工場で多数働いている。愛知県にとっては最も身近な外国の一つなのだが、『三顧の礼を尽くして ...
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