4月8日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】レンタカー業界が今、活気づいている。三年前はブラジルの習慣になじまず消滅の危機にまで追い込まれたが、昨年は売り上げが前年比一四%増の二十六億八千万レアルと、巨大産業にのし上がった。営業用自動車の保有台数は一二%増、利用者は一六%増となった。 最大手のウニダスは向う三年間に百 ...
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21世紀の花形、娯楽産業=ブラジルの年間収益は50億ドル
4月6日(水) 【エザーメ誌八三七号】二十世紀の花形産業が自動車なら、二十一世紀の花形産業はエンターテイメント(娯楽)といえる。エンターテイメントは人々の生活スタイルや習慣、立地条件を変え、企業の経営形態も変革する勢いだ。すでに一兆三千億ドルのメガ市場で、医療と原油を除き自動車産業や軍事産業、情報産業をも凌駕した。 ブラジル ...
続きを読む »エタノール=「日本の視野にない」=横国大教授 サンパウロ市で会見=燃料電池の時代到来
4月2日(土) ブラジル研究者として有名で、環境保全型地域開発などに詳しい横浜国立大学経済学部の山崎圭一教授(43)が外務省から派遣され、レシフェ、マナウス、サンパウロ市の三都市で講演し、三月三十日午前、サンパウロ市内ホテルで記者会見した。 この派遣は、昨年九月の来伯時、小泉首相が発表した「日本と中南米 新パートナーシップ構 ...
続きを読む »1月の経済成長率9・1%=アルゼンチン
4月1日(金) アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)は二十三日、同国の一月の経済成長率が前年同月比九・一%増だったと発表した。前月比では〇・四%増で二十六カ月連続の成長となった。 一月は自動車製造、建築資材の販売、商業や観光が伸びた。今年の好調な出だしを受けて、経済アナリストらは今年の経済成長率を六―七%と予測し、ア ...
続きを読む »東西南北
3月31日(木) ルーラ大統領は二十九日、訪問先のベネズエラでウリベ・コロンビア大統領、ザパテロ・スペイン首相との首脳会談を前に演説を行い、ロシアからの武器輸入や人権問題で米国に非難されているチャベス大統領を擁護した。ブラジル政府は同胞であるチャベス大統領に対する中傷や当てこすりを認めない、ベネズエラは独立国家で、国の進路を自 ...
続きを読む »問題の納税期限短縮=儲かる前に法人税納税
3月30日(水) 【エザーメ誌八三四号】企業家がこぞって増税阻止に賭けているのを見ていると悲しくなる。政府は減税したくても、どうしようもない。例えば、今後三十年間に年金は倍増する。政府の医療サービス費は三倍に膨れ上がる計算だ。さらにブラジル人の平均寿命が伸びた。 政府は国内総生産(GDP)の三八%を税収の限度といっているが、 ...
続きを読む »自動車ローンが過去最高=1年間に20%増超える勢い
3月29日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】自動車購入の長期ローンが二月に三百九十五億レアルに達し、過去最高となった。昨年九月以来、中銀の基本金利連続引き上げにもかかわらず、この時点からローンは一一・六%増加したことから、今年一年で二〇%増を超すとみられている。 ローンは三十六回払いが最も多く、平均金利は月一・ ...
続きを読む »外国での合法就労働きかけ=政府=米国を始め各国に=マフィアと不法入国に対応
3月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】政府はこの程、ブラジル人が外国で合法的に就労できるように、外交ルートを通じて各国に働きかけることを明らかにした。 これはブラジルを舞台に暗躍する国際マフィアの動きを阻止するのと、年々増加して歯止めが利かなくなったブラジル人の不法出入国に対応するための措置。政府当局は「 ...
続きを読む »高金利は誰のため?=笑いが止まらない面々
3月23日(水) 【エザーメ誌八三五号】高金利政策で笑いが止まらないのは誰か。誰でも銀行と思うが、高金利政策のもとで銀行よりも儲けている産業がある。自動車販売や鉄鉱石、鉄鋼、製紙、パルプ、石油精製、工作機械などの方がより儲けた。 高金利で一番喜んでいるのは政府ではないか。金は儲からないが、時間を稼いでいる。そのおかげで難なく ...
続きを読む »1月に雇用と所得増加=自動車、家電など生産好調
3月18日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】国内工業界は一月に雇用と所得が伸び、幸先の良いスタートとなった。雇用は前月比で〇・四%増加して、十一月と十二月の落込みに歯止めをかけた。実質所得は六・二%増となり、過去一年間で単月での最高となった。 これはブラジル地理統計院(IBGE)が発表したもので、雇用増は、企業主 ...
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