7月1日(木) サンパウロ市サントアマーロ区アドウフォ・ピニェイロ大通りで二十九日午後、ボルバ・ガットの銅像近くにあるマクドナルド店に機関銃で武装した二人組が侵入した。店で飲食をしていた顧客五十人から金品を奪い、店の売上金三百レアルも強奪した。怪我人はなし。同店は穏便に済まそうと、被害届けを出していない。しかし、襲撃の様子は ...
続きを読む »自動車 関連記事
東西南北
6月30日(水) 二十人を超える強盗団が二十七日午後十時半ごろ、バルエリ市にある大手スーパー『カレフール』タンボレー店に侵入、従業員十四人を着替え室に閉じ込め、家電製品など約百万レアル相当の商品を奪って逃走した。強盗団はスーパー従業員の制服を着用し、身分証明書を身に付け、盗難防止システムを解除することなく盗んでいったことから ...
続きを読む »ドラセーナの”お父さん”の死 熱い血の人、藤沢さん 児童絵画の沢田さんと一緒に 巡回診療、日本語学校再開、在外選挙にも奔走
6月30日(水) 汎パウリスタ連合会元会長で、本紙ドラセーナの通信員として、親しまれた藤沢国男さんが十九日、交通事故後の経過が悪く、プレジデンテ・プルデンテ市内の病院で死去した。七十一歳だった。生前は、中断していた援協巡回診療や文協日本語学校の再開に奔走。戦後移民でありながら、熱血漢ぶりは戦前移住者のようだった。私費を投じて ...
続きを読む »燃料マフィア、ANPを侵蝕=監督官、不正燃料を看過=マフィア摘発議員に「死の脅迫」=不正燃料で年10億R$を脱税
6月29日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】ジウマ・ロウセフ鉱山動力相は二十七日、燃料マフィアが原油庁(ANP)に取り入り不正燃料を販売していることで、今後不正燃料の製造を認めないと発言した。不正燃料の年間売上高は千百五十七億レアルに達しており、監督管理が杜撰なため、不当利益と脱税の温床となっている。不正燃料の ...
続きを読む »日本語はビジネスになる=ブラジル校に導入する動き=異文化理解の必要=日系人生徒も獲得したい
6月29日(火) 日本語はビジネスになる──。非日系人経営のブラジル学校に日本語を導入する動きが広がりを見せはじめている。もちろん、アニメやマンガなど日本文化への関心の高まりが原因のひとつだ。ブラジル経済が停滞、学生が公立校に流れる中で、中産階級に属す日系人生徒の獲得も大きな目的になっている。 地下鉄サンタ・クルース駅近く ...
続きを読む »拡散する自動車生産拠点=税制優遇など各州積極誘致
6月26日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ブラジルの自動車生産マップが大幅に塗り替えられた。昨年までの十三年間でそれまでの生産拠点は四州から七州に拡散した。現在二十八都市に四十八工場が稼動しているが、そのうち二十二工場は過去七年間に設立されている。 九〇年の自動車生産は、サンパウロ州が七四・八%、ミナス州が二四 ...
続きを読む »トヨタ デカセギ子弟集め整備士養成=技術4道徳6しつけ重視=中整校、就職の斡旋も
6月17日(木) デカセギ子弟を集めて、愛知県春日町にある自社直営の整備士専門学校で訓練し、帰伯後は自社や関連会社に優先的に就職を斡旋する。そんな先進的な取組みをトヨタ自動車が始めている。このブラジル・コースにはブラジルから教師が派遣され、ポ語教材、ポ語授業が実践されており、日本では特異な存在だ。デカセギ子弟の非行・犯罪増加が ...
続きを読む »高齢化、デカセギも=年金受給や特別採用に望み
6月17日(木) 高齢化はデカセギも例外ではない。八〇年代から九〇年代初めにかけて日本に渡り、そのまま定住するデキセギの中に年金受給年齢の六十歳に達する人が現われ始めている。十二日付インターナショナル・プレス紙はそうした状況に合わせ、デカセギ高齢者を特別雇用する動きも見られ出したと報じている。 静岡県三島市。日産自動車向けの ...
続きを読む »コラム 樹海
「三菱」は日本を代表する企業であり、世界に知られた名門である。幕末に土佐藩の郷士の家に生まれた岩崎弥太郎は豪胆さと商才に富み大隈重信などを後ろ盾にして一代で財閥を形成した実業人であり「三菱」の創業者である。甥の久弥はカンピーナスに東山農場を経営し戦後初代の駐伯大使を務めた君塚愼氏や山本喜誉司氏らを世に送り出した▼戦後には混血 ...
続きを読む »東西南北
6月10日(木) サンパウロ州モンガグアー市で七十一歳の女性が七日夜、防護柵が壊れたために魚つり場から転落して死亡した。T字型に四百メートルも海に突き出すこの魚つり場はラテンアメリカで二番目に大きいとされ、市の観光名所の一つ。ところが整備状態が悪くなり、〇一年以降は一部立入禁止になっていた。事故後に初めて同市は全面立入禁止を決 ...
続きを読む »