7月3日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】ゴイアス州リオ・ヴェルデ市は、大豆景気で沸いている。同市へ落ちる大豆と綿花の売上金は七億九千万レアル、昨年同期比で七%増の成績。 市の盛況は、輸入車のはんらんで一目瞭然(りょうぜん)。十万レアルのシトロエン高級車売り上げは、代理店中でトップ。三菱自動車の代理店は、六万二千 ...
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リ杯決勝戦第2戦=世界中継 注目の一戦=2005年までトヨタ主催
7月2日(水) 二日にサンパウロ市モルンビー競技場で予定されるリベルタドーレス杯決勝第二戦を前に、主催するトヨタ自動車は一日、ジャルジンス区のホテルでサントスとボカ・ジュニオールスの関係者を迎え記者会見を行った。 南米では最も名誉ある同杯の決勝戦だけに、会場には南米各国だけでなく、欧州のメディアも来場した。 一九九八年から ...
続きを読む »バイクの死者数1位=市交通事故の統計発表
6月28日(土) 【アゴーラ紙二十七日】サンパウロ市内の交通事故による死亡者数は二〇〇二年、モーターバイクに乗っていた人の数が、自動車に乗って死亡した人の数を初めて上回った。サンパウロ市交通技術公社(CET)が発表した。 バイクの数は全車両の九・一%しかないにもかかわらず、同死者数は交通事故による死者総数の三一・四%を占める ...
続きを読む »移住坂 神戸と海外移住(7)=移民宿から収容所へ=開所日、乗用車で乗りつけた
6月27日(金) 七十七歳の老婆や洋行気取りの若夫婦 五百八十一名が押しかけた国立移民収容所 店開きの好況」、一九二八年三月十日午前九時に開所した移民収容所を報道した「神戸又新日報」(三月十一日号)の見出しである。 日本全国から神戸に集まってきた移住者の最年長は高知県出身の七十七歳の婦人、最年少は生後三ヶ月の乳児で、家族移住 ...
続きを読む »「大衆銀行」を創設=伯銀 低所得者に低利融資
6月26日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】経済活性化対策として、ブラジル銀行の付属機関二つの新設が二十五日、ルーラ大統領に発表される。 新機関の一つは大統領自身が名付けた『ブラジル大衆銀行』で、新銀行は既存の銀行制度から排除された人々への融資を拡大する。つまり、ブラジル銀行は少数派である個人株主の投資の還流を ...
続きを読む »移住坂 神戸と海外移住(6)=収容所と対象的な建物=上流階級の「トア・ホテル」
6月26日(木) 「三ノ宮駅から山ノ手へ向かう赤土の坂道(中略)が丘に突き当たって行き詰まったところに、黄色い無装飾の大きなビルディングが建っている。後ろに赤松の丘を負い、右手は贅沢な尖塔をもったトア・ホテルに続き、(中略)丘の上の是が『国立海外移民収容所』である。」(『蒼氓』石川達三)。 神戸の高台に並んで建つ二つの建物、 ...
続きを読む »本邦企業を手厚く支援=JBICが業務説明会
6月26日(木) 〃国際協力銀行〃(JBIC)と聞いて、説明できる人は少ないだろう。現在行われているサンパウロ市内のチエテ川浚渫工事現場を通りかかると、日伯両国旗と共に握手する手のデザインが描かれている。あれがJBICの仕事の一端だ。発展途上国向けのODAを司る日本政府系金融機関というイメージも強いが、実は日本からの進出企業( ...
続きを読む »イビラプエラ公園 オゾン汚染で警告=正常大気の倍以上=呼吸器官に障害及ぼす
6月19日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十五日】サンパウロ市のイビラプエラ公園が、オゾンによる大気汚染で〇二年に最も多く警告された場所となった。 百十万平米の緑地で、平日は七万人、日曜日には十三万人が訪れるイビラプエラ公園は、衛生設備技術センター(Cetsb)の大気サンプル調査で〇二年に一立方メートル当たり三百二十六 ...
続きを読む »――記者の目――デカセギ時代の〃鬼子〃たち
メールマガジン ■コロニアニュース ■ブラジル国内ニュース ■コラム ■企画 ■会社案内 ■リンク集 ■トップページ 過去の記事カレンダー 6月18日(水) 「移民が新たな外国人を日本に作りだしただけなら、余りにも残念だ」。先日開かれた戦後移住五十周年記念委員会による講演会で、新宿日本語学校長の江副隆秀氏は、デカセギによる犯罪 ...
続きを読む »金利=年平均61%=高リスクで民間への融資減
6月18日(水) 【ヴェージャ誌】国際通貨基金(IMF)の資料によると、ブラジルの銀行は優良企業の場合でも平均年利(九八―〇一年)約六一%の利息を取る。米国は五・四八%、ユーロ圏は四・六二%、日本はわずか二・三九%だ。アルゼンチン(一五・五七%)、チリ(九・三一%)、メキシコ(八・四九%)ですら、ブラジルの金利にはるか及ばない ...
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