3日付アゴラ紙によると、2014年におけるサンパウロ市での交通事故死の割合は、人口10万人につき11・2人であることがわかった。これを世界のほかの大都市と比べた場合、ロンドンが1・5人、パリが1・7人、ニューヨークが3人と、圧倒的に高い数値を記録している。フェルナンド・ハダジ市長は現在サンパウロ市内での自動車の制限速度を下げる ...
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東西南北
ダッタフォーリャが7月28日に発表したデータによると、ブラジルの10万人以上の都市に生活する人のうち、81%の人が「自分はいつか殺されてしまうのではと心配している」と思っている。12年に同じ質問をしたときは65%だったから、不安は高まっているといえる。今回、殺されることを心配している人のうち9割近くが女性、黒人、北東伯の住人だ ...
続きを読む »サンパウロ州で強盗件数が減少=警察による逮捕数も増加
サンパウロ州保安局が27日、15年上半期の犯罪白書を発表し、強盗や殺人の件数が減少傾向にあると28日付伯字紙が報じている。 同白書によると、上半期の州全体での強盗総数は15万2406件で、16万1383人だった昨年同期より5・6%減少した。特に内陸部では10%下がっている。 また殺人も1931件で前年同期の2185件から11・ ...
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23日午前、ヒュンダイ自動車の役員一家が、誘拐被害にあった。韓国からやってきた妻と子供2人をグアルーリョス空港まで迎えに行った役員は、帰る際にエリオ・シュミット高速道で警察のふりをして車で近づいて来た強盗に車を止められた。役員が不審に思って車を出たところ、強盗の一味が乗り込み、家族を乗せたまま逃走してしまった。怒った役員は、空 ...
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サンパウロ市郊外のイタクアケセツーバに現在、バスや電車と同じ3・50レアルの値段でタクシーと同じ仕事を行なう、違法な白タクが存在するという。アゴラ紙の調べによると、この自動車は一度に4人までの乗客が可能で、イタクアケセツーバやアラカレー駅といったCPTM12号線の駅まで乗客を乗せて走っているという。同地区には駅まで距離が遠いと ...
続きを読む »いつまで続くコリンチャンスの強運=防戦一方なのに首位相手に勝利
またしても、勝ったのが不思議といえるほどの試合だった。その証拠に負けたアトレチコ・ミネイロのファンが全く気落ちする様子もなく試合後も気勢を上げている。 「勝ち点は並ばれたけどまだ俺達が首位だ。お前達のこんな勝ち方は続くはずがない。今度は俺達の地元で叩きのめしてやる」と言われたかのようだった。 それでも前半はなんとか四分六分の戦 ...
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20日付フォーリャ紙によると、ハダジ市長が昨年選挙時に掲げた政策目標の達成率の発表が、現実とあまりにかけ離れたものとなっているという。たとえば、市長の任期切れの2016年12月までに「150キロのバス道を設置する」という公約では、市は51・9%達成としているが、実際には2・3キロ、わずか1・5%しか作られていない。その他、「5 ...
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14日に連邦警察がラヴァ・ジャット作戦で、1992年に大統領罷免を受けたフェルナンド・コーロル上院議員の自宅などの家宅捜査を行ったことは、ブラジル中のメディアでトップ・ニュース扱いとなっていた。ブラジリアにあるコーロル氏の自宅から押収された所持品の中に高級車が3台あり、注目されている。その3台とはフェラーリ、ポルシェ、ランボル ...
続きを読む »ニッケイ歌壇 (492)=上妻博彦 選
サンパウロ 武地 志津 強風に煽られ落ちて傷みたる小鉢の仙人掌生気が失せる色褪せし蟹仙人掌を朝に夕に透かし眺めつ一縷の望みちんまりと蟹仙人掌の枝(え)の先に今朝みつけたり四つの蕾ほんのりと色滲ませつ膨らみし蕾は開くオレンジ色に垂れ下る枝(え)の先に花もたげ咲く蟹仙人掌の花びらやさし 「評」あの激しい土俵 ...
続きを読む »ブラジル人家計にダブルショック=止まらぬインフレと高失業率=購買力の低下は当面続く?
2015年も上半期を過ぎたばかりだが、インフレ率は既に政府の定めた年間インフレ率上限の6・5%に近づきつつある。8日のブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、拡大消費者物価指数(IPCA)は今年6月までに6・17%を記録した。また、失業率も過去3年の調査で最悪の8・1%に達し、ブラジル人世帯に2重のショックを与えていると ...
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