現在開催中のベルリン・ファッション・ウィークで、ブラジル人デザイナーのキャットウォークの際、モデルたちがブラジルのジャイール・ボルソナロ大統領に対する抗議を示した。 14日はブラジル人デザイナー、アリーネ・セリによるファッション・ショーが行われたが、参加したモデルたちの中に、横長の段ボール紙を持ってキャットウォークを歩く人た ...
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《ブラジル》ボルソナロ政権=止まらない軍人の役職登用=広報も下院リーダーも=ペトロブラスの役員まで=経済でゲデスとの衝突懸念も
連邦政府の中核閣僚のみならず、連邦政府の広報官や国営企業の役員、下院の政府リーダーに至るまで、ボルソナロ政権では軍人登用が目立っている。15日付現地紙が報じている。 14日、ボルソナロ政権は、新たな政府役職者や国営企業人事を発表したが、その中には軍人の名前が目立っている。
続きを読む »人気俳優=Wモウラの初監督作がベルリン映画祭に=物議醸しそうな共産主義ゲリラの伝記
ブラジル国内で人気・実力共にナンバーワン俳優の呼び声高く、大ヒット映画の「エリート・スクワッド」やネットフリックスのドラマ「ナルコス」の主人公として世界的にも知られるヴァギネル・モウラ。その彼が初めて監督した作品「マリゲーラ」が、「世界3大映画祭」のひとつ、2月開催のベルリン国際映画祭に出展されることになった。これが映画の内容 ...
続きを読む »「ボヘミアン・ラプソディ」とブラジル
今、世界で「話題になっていない国はない」と思えるほど大ヒットしている映画が「ボヘミアン・ラプソディ」。英国の世界的任期ロックバンド、クイーンの伝記映画だ▼なんでも日本では、公開から5週間が過ぎても、普通、1週ごとに落ちるのが当たり前の動員が、同じかそれ以上のペースで推移するという異常事態が起き、テレビの一般のニュースでも頻繁に ...
続きを読む »《ブラジル》軍政の真相究明に尽力したパイヴァ夫人が死去=AI5の50周年の日に
軍事政権下の1971年に死亡した夫を、行方不明とされ、長年にわたり、真相究明を叫んできたことで知られる、弁護士のエウニセ・パイヴァ氏(89)が13日に死去した。14日付現地紙が報じている。 エウニセ氏の夫でサンパウロ州選出下議だったルーベンス・パイヴァ氏は、64年4月の軍政成立直後に罷免された。 パイヴァ一家はその後、国外 ...
続きを読む »軍政令第5条(AI5)から50年=軍事政権
1968年12月13日、「ブラジルの軍事政権史上、最悪の悪法」と呼ばれた「軍政令第5条(AI5)」が通過。ブラジルは20世紀最大級の激動を生きることとなった。 事の発端は、同年3月28日にリオの大学生エジソン・ルイス・デ・リマ・ソウトさんがリオの軍隊に殺害されて大規模デモが起きたことだ。 さらに、当時のグアナバラ州(現リオ ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ次期大統領が教育相にロドリゲス氏指名=帰化コロンビア人の右派教授=軍の学校で教鞭もとる=64年の軍政成立礼賛者
【既報関連】ジャイール・ボルソナロ次期大統領は22日、教育相にリカルド・ヴェレス・ロドリゲス氏(73)を指名した。同氏は軍上官学校などで教鞭を取るコロンビアからの帰化ブラジル人で、1964年のブラジルの軍政成立を「祝うべきこと」と評していた人物だ。23日付現地紙が報じている。 ボルソナロ氏が教育相にモザルチ・ネーヴェス・ラモ ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ次期政権=国防相にアゼヴェド氏指名=政界に近い柔軟な軍人=海空軍は「長老を」と反発=軍政復帰の可能性は否定
ジャイール・ボルソナロ次期大統領は13日、次期国防相に陸軍退役軍人のフェルナンド・アゼヴェド・エ・シウヴァ氏を指名した。14日付現地紙が報じている。 ボルソナロ政権は、陸軍大尉(キャプテン)の経歴のあるボルソナロ氏はじめ、元陸軍大将のアミウトン・モウロン副大統領、同じく元陸軍大将のアウグスト・エレーノ大統領府機関保安局(GS ...
続きを読む »《ブラジル》陸軍総司令官「軍事介入の可能性あった」=ルーラ裁判前日の内幕暴露=「ボルソナロは政治家」=軍政復帰の可能性は否定
エドゥアルド・ヴィラス・ボアス陸軍総司令官が11日付フォーリャ紙掲載のインタビューで、「もし、ルーラ元大統領に人身保護令が適用されていれば、軍事介入の可能性があった」と発言して物議を醸している。 ヴィラス・ボアス総司令官の発言は、同氏が4月3日の夜行ったツイッターでの発言の真相についてのものだ。
続きを読む »結局は「お花畑」が招いた極右政権なのか?
10月28日にジャイール・ボルソナロ氏がブラジル大統領に当選したことに関し、国外とブラジル内での温度差のあまりの違いを感じざるを得ない状況となっている▼欧米のメディアは同氏が行って来た女性やLGBT、黒人への差別や銃自由化、政敵への過剰な攻撃ぶりを報道し「民主主義の危機」を報じている。これに関しては、ブラジル内でもフェルナンド ...
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