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軍事政権 関連記事

カズーザが没後四半世紀=未発表の詩を元に作品発表へ

 80年代にブラジルのロック・ブームを牽引したカズーザ(本名アジェノル・アラウージョ・ネット)がこの世を去ってから、7日で25年を迎えた。 カズーザは軍事政権が終わり、民主主義を回復した頃のブラジル社会の象徴のひとりだ。軍政終焉直後の「ロック・イン・リオ」で自身のバンド、バロン・ベルメーリョで人気者となり、その直後にソロに転じた ...

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ジウマ大統領=裏金疑惑後に米国行脚=疑惑の側近閣僚は本国で弁明=「密告者は信じない」と断言

裏金受領問題について釈明するエジーニョ・シルバ社会通信局長官(右)とジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ法務大臣(左)(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 【既報関連】6月25日、UTCのリカルド・ペッソア被告が報奨付供述で「ペトロプラス社との取引での便宜供与を求め、昨年の統一選でも、ジウマ大統領への選挙献金の名目で750万レアルの賄賂を贈った」と暴露したことで、米国訪問直前だった大統領は、供述の中で名前の挙がった閣僚との緊急会議を2度行い、側近のアロイージオ・メルカダンテ官房長 ...

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レジスタンス記念館で上映会=勝ち負け抗争描く『闇の一日』

『闇の一日』の撮影の様子(IMJ提供)

 勝ち負け抗争における脇山甚作事件実行者の一人、日高徳一さんの話を中心に当時の社会背景を描いたドキュメンタリー映画『闇の一日』(奥原マリオ純監督、2012年)の上映会が、サンパウロ市の州立レジスタンス記念館で6月6日午後2時から「土曜レジスタンス」の一環として行われる。 同館は元々、政治経済警察(DOPS)が使っていた建物で、軍 ...

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らぷらた報知=映画『Silencio Roto – 16 nikkeis』を見て=軍政に殺された16人の日系人=当時学生だった者の所感=アルゼンチン 生垣 彬

アルゼンチンで制作公開された映画『Silencio Roto - 16 nikkeis』のポスター

 【らぷらた報知4月14日号】去る3月16日にGaumont映画館にてINCAAにて作成された映画が公開された。16人の日系人が汚い戦争にて抹殺された記録映画であった。私はこの時代の初期に学生として生きた一人として考えされる映画であったので、私見を述べるたく筆をとりました。 まず私はラプラタ大学の最後の試験を1974年に受けて卒 ...

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TVグローボが開局50周年=サイトや番組で特別企画

 ブラジル国内で圧倒的なシェアを誇るTVグローボが、26日をもって放送開始50周年を迎える。それにちなみ、同局ではサイトの特別企画や特別番組でそれを祝う。 TVグローボは、リオの大手新聞「オ・グローボ」が1965年4月26日に開局したテレビ局だ。ブラジルのテレビ界においてはむしろ後発の局だが、軍事政権時代にTVトゥピ、TVリオと ...

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タンクレード逝去から30年=民政復帰初の大統領のはずが=孫のアエシオが意味深回顧=現政権を改めて強烈批判

在りし日のタンクレード氏(Arquivo Senado Federal)

 今年のチラデンテスの休日(21日)は、民政復帰後初の大統領となるはずだったタンクレード・ネーヴェス氏(民主運動党・PMDB)の没後30年にあたる日だった。その日に、同氏の孫で、昨年の大統領選で接戦の末敗れたアエシオ・ネーヴェス氏(民主社会党・PSDB)が祖父への敬意を示すと共に痛烈なジウマ政権批判を行った。22日付伯字紙が報じ ...

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お騒がせ議員=ボルソナロがPP離党へ=大統領選に立候補か?

ボウソナロ氏(Wilson Dias/Agência Brasil)

 14日、リオ選出の下院議員で数多くの問題発言で話題のジャイール・ボルソナロ氏が、所属の進歩党(PP)党首に口頭で離党を申し入れたことを明かした。 ボルソナロ氏は離党の理由として、「私には2018年に夢がある。それは大統領、もしくは上院議員に立候補することだが、この党ではその余地がない」と語った。 PPは現在、連立与党内で3番目 ...

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リオ市=64クーデター51周年を祝う=ブラジル共産化を防いだと主張

 3月31日リオ市にあるミリタールクラブで、1964~85年の軍事政権の発端となったクーデター51周年を祝う催しが開かれたと、1日付伯字紙が報じている。 「3・15」でジウマ大統領の更迭をもとめた軍人や軍人の親類、民間人ら180人が、昼食会に集まり、クーデターから51周年を祝った。 イベントでは同クラブ会長のジウベルト・ピメンテ ...

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ブラジル版ブラック・パワー=レーリアの展示会がリオで=70年代の黒人啓蒙運動を牽引

レーリアの展示会の風景(Tomaz Silva/Agência Brasil)

 1960年代から70年代にかけて、アメリカではマーティン・ルーサー・キング牧師やマルコムX、ブラック・パンサー党の女闘士アンジェラ・デイヴィスなどを筆頭に黒人の人種平等を求めた運動が盛り上がり、それは「ブラック・パワー」とも呼ばれたが、ブラジルにも同様の運動を行なった象徴的女性がいる。それがレーリア・ゴンザレスだ。 1935年 ...

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民主政治復活から30年=軍政最後の大統領選振り返る=その裏側で動いたものは?

 1月15日で、ブラジルが21年続いた軍事政権を終え、民主政治に復帰して30年が経過した。15日付フォーリャ紙が、30年前の1985年1月15日にどのような形で民主政治が復活したかを報じている。 軍事政権終焉の兆しは1982年の統一選の時からあった。国家革新同盟(ARENA)を前身とする軍政支持政党の社会民主党(PDS)は、47 ...

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