ニッケイ新聞 2013年12月12日 サンパウロ市市議会の真相究明委員会は10日、〃JK〃の愛称で知られ、1976年に疑惑の交通事故死を遂げたとされるジュセリーノ・クビチェック元大統領(在職1956〜61年)が、暗殺であったと断定した。先日、37年ぶりの検死が話題となっていたジョアン・グラール元大統領と共に、軍政による旧民政大 ...
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軍政=ジャンゴの司法解剖開始=36年越しの謎の解明へ
ニッケイ新聞 2013年11月14日 「ジャンゴ」の愛称で知られ、軍政による暗殺説が囁かれ続けていた第24代大統領ジョアン・グラール大統領の司法解剖が行なわれることなり、13日、墓地で棺が開けられた。13日付伯字紙が報じている。 ジャンゴ氏は軍政開始前の最後の大統領(1961〜64年)で、公式には、1976年12月6日に、南 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年11月29日 ジョゼ・ジルセウ——今も反軍事政権闘争の伝説的英雄と信奉するファンもいる。64年に軍事クーデターが起き、彼はまだ19歳の美青年だったが、共産党傘下の学生運動に加わった。サンパウロ市PUC大学に進学し、〃都市ゲリラ戦の教祖〃カルロス・マリゲーラ隊に参加した。68年にはサンパウロ州学生連合(U ...
続きを読む »ブラジル音楽の「裏歴史」=サンパウロ発の元祖インディーズ
ニッケイ新聞 2013年11月26日 60年代はボサノヴァにジョーヴェン・グアルダ、70年代はMPB、80〜90年代はロック、90〜00年代はアシェーにセルタネージャ、10年代はファンキ…。ブラジル音楽の「表向きの流行」を大雑把に並べるとこういう感じであり、ブラジル国内ではいずれも強い影響力を持ち、非常に有名だ。 だが、これ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2013年10月22日 外交官で多彩な文化人でもあった詩人のヴィニシウス・デ・モラエスが100年前に生まれた。ジョビンら才能ある音楽家と組み、ボサノバ隆盛の立役者となるなどブラジル文化史的には様々な功績を残したが、私生活では9回結婚したり奇行を繰り広げたり、話題に欠かない人物だったそうだ。 「最も黒い白人」と自 ...
続きを読む »ヴィニシウス・デ・モラエス=歴史に残る才人作詞家=19日で生誕100周年=記念行事も目白押し
ニッケイ新聞 2013年10月19日 「イパネマの娘」をはじめ、ブラジル史を代表する作詞家、歌手として知られるヴィニシウス・デ・モラエスが19日で生誕100周年を迎えた。伯字紙では既に大きな特集も組まれており、19日には各地で記念行事も行なわれる。 1913年10月19日にリオ市郊外で生まれたヴィニシウスは若い頃から詩と語学 ...
続きを読む »真相究明委員会=「ブラジル国民として許し請いたい」=戦中、戦後の迫害を謝罪=日本移民への人種差別認め
ニッケイ新聞 2013年10月15日 独裁軍事政権時代の人権侵害を調べ直す国の真相究明委員会(CNV)、サンパウロ州小委員会(アドリアーノ・ジオゴ委員長=PT、州議)の会合が10日午後、サンパウロ州議会内で開かれ、CNVメンバーのローザ・カルドーゾ弁護士は、45年までのヴァルガス独裁政権時代、その後2年にわたった日本移民への迫 ...
続きを読む »ヴェージャ誌が45周年特集号=歴史的事件のスクープ多数
ニッケイ新聞 2013年10月1日 9月最終週、国内外のニュースを幅広く扱い、ブラジルで最も購買者の多い週刊誌の一つであるヴェージャ誌が45周年を迎え、現在その特集号が発売されている。 ヴェージャ誌は、1968年9月、ブラジル最大手の出版社、アブリル出版から発売された。ときは軍事政権の真っ只中で、発売初年の12月18日付同誌 ...
続きを読む »ブラジル政治の基礎歴史=(3)=20年来の雪辱果たすも=タンクレード無念の急逝
ニッケイ新聞 2013年9月4日 1985年1月の選挙で当選し、軍事政権に終止符を打ったタンクレード・ネーヴェス氏は、当時すでに74歳の高齢だった。 彼は軍事クーデターが起きる1964年以前から大臣職を歴任していた重鎮だった。1950年代にはジェトゥリオ・ヴァルガス政権の内務相をつとめ、軍政前最後の民主政権であるジョアン・グ ...
続きを読む »ロック・イン・リオ開幕=(1)=ブラジル最大の音楽の祭典=その歴史的成り立ちとは?
ニッケイ新聞 2013年9月13日 9月13日より、13〜15日、19〜22日の日程で、ロック・イン・リオ2013が開催される。発券された45万枚は発売直後に完売となるなど、ブラジル国民注目の音楽イベントとなっている。 ロック・イン・リオがスタートしたのは1985年10月で、初回イベントは80年代のブラジル文化を代表する一大 ...
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