ニッケイ新聞 2012年6月21日付け パウロ・マルフ元サンパウロ市市長の進歩党(PP)が労働者党(PT)からサンパウロ市長選に出馬するフェルナンド・ハダジ候補の支持に回ることが明らかになり、ハダジ氏の副候補として発表されていたルイーザ・エルンジーナ氏(ブラジル社会党:PSB)が副市長候補を辞退した。20日付伯字紙が報じている ...
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ジウマ大統領=MG州でも拷問受ける=歯列がゆがむほど殴られ=真相究明委員会も調査へ
ニッケイ新聞 2012年6月20日付け ジウマ大統領が軍事政権時代に受けた拷問はサンパウロ市とリオの警察によるものだけではなかったことが判明し、真相究明委員会が動き始めている。18〜19日付伯字紙が報じている。 ミナス・ジェライス州の「エスタード・デ・ミナス」紙とブラジリアの「コレイオ・ブラジリエンセ」紙は17日、ジウマ大統 ...
続きを読む »国家事業救った8人の侍=知られざる戦後移民秘話=第4回=国家の命運掛けた大工事=植木動力大臣が特別任命
日本の高度経済成長は1955年から石油ショックが起きた73年まで20年近く続いたが、ブラジルでは68年から73年までの5年間だった。年率10%以上の経済成長を記録したその期間を〃ブラジルの奇跡〃と呼ぶ。 これを反映して日本企業だけを見ても72年の52社を先頭に73年には98社、74年に78社、75年には60社とわずか4年間で ...
続きを読む »国家事業救った8人の侍=知られざる戦後移民秘話=第3回=世界最大の発電能力誇る=最後発世代と軍事政権
2009年11月10日夜10時13分、イタイプーダムの送電設備に端を発する大停電が起き、パラナ州とサンパウロ州を中心とする18州、実にブラジル全土の3割に相当する地域への電力供給が止まったことは記憶に新しい。これはブラジル史上2番目に大規模な停電として歴史に残った。つまり、イタイプーが止まればブラジルも止まる。 このダムはパ ...
続きを読む »エスタード紙=137年の歴史をウェブに=総じて240万頁の情報量=ブラジルの貴重な研究資料に
ニッケイ新聞 2012年5月26日付け エスタード紙が23日、1875年から現在至るまでの137年分の資料を掲載した自社ウェブサイトをスタートさせ話題を呼んでいる。 同紙は、自社ウェブサイトwww.estadao.com.br/acervoの開設を知らせる8ページの特集を24日に組んでおり、同日の一面には、前身の「ア・プロヴ ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2012年4月10日付け チベット・ビルマ語系民族が9世紀に南下し群雄割拠し争った国。その後、11世紀になるとビルマ民族による統一国家バガン王朝が成立したが、それからも政治的な対立が多く、結局はイギリスの植民地になった。この国の独立には日本も深く関与し、建国の父・アウン・サンとネ・ウインは、日本で訓練を受け英国と ...
続きを読む »サンタクルス病院=新理事長に石川レナト氏=医師団が指名、融和へ一歩か=プラザッキ「単体で運営不可」
ニッケイ新聞 2012年3月23日付け 赤字経営やプラザッキ売却が問題とされてきたサンタクルス病院で、病院を運営するサンタクルス日伯慈善協会の総会が19日夜に開かれ、NEC・ド・ブラジル元社長の石川レナト氏(72、二世)を理事長とする21人の役員の単一シャッパが承認された。2010年9月に突然辞任した菜切健児理事長(当時)に代 ...
続きを読む »ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫=第6回=変わる時代の流れの中で=テロリストから理想義者へ
ニッケイ新聞 2012年2月18日付け ブラジルでは64年3月、ゴラール大統領が掲げていた農地改革などの社会改革が保守派の抵抗で進まない中、国民投票に持ち込んで決しようとした時、保守派と結託したカステロ・ブランコ将軍がクーデターを決行した。 ウィキペディア「ブラジルの歴史」項にはその時、「アメリカ海軍の空母を含む艦隊がリオデ ...
続きを読む »ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫=第6回=変わる時代の流れの中で=テロリストから理想義者へ
ニッケイ新聞 2012年2月18日付け ブラジルでは64年3月、ゴラール大統領が掲げていた農地改革などの社会改革が保守派の抵抗で進まない中、国民投票に持ち込んで決しようとした時、保守派と結託したカステロ・ブランコ将軍がクーデターを決行した。 ウィキペディア「ブラジルの歴史」項にはその時、「アメリカ海軍の空母を含む艦隊がリオデ ...
続きを読む »ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫=4回=敵は〃ナチス残党〃?!=戦争が左右した家族の運命
ニッケイ新聞 2012年2月16日付け 60年代のボリビアが、いかに東西冷戦という世界の2大勢力が激突する焦点となったかを前節では振り返ったが、それを象徴する登場人物が〃リヨンの屠殺人〃だろう。 当時、ボリビア軍事政権を支援していた米国は、驚くべき反共的人物を送り込んでいた。第2次大戦中にドイツ親衛隊の大尉だったクラウス・バ ...
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