ニッケイ新聞 2011年10月1日付け サンパウロ総合大学(USP)の法学部教授会は29日、満場一致で元法学部長のジョアン・グランジノ・ロダス総長を「ペルソナ・ノン・グラッタ(好ましからぬ人物)」と判断したと8月30日付伯字紙が報じている。 教授会は、同大学の学生や従業員、教授が会員となっており、ロダス学長が元法学部長だった ...
続きを読む »軍事政権 関連記事
ボリビア=アンデス横断道路問題に=モ大統領に批判高まる=「軍事政権時代より酷い」
ニッケイ新聞 2011年9月30日付け ブラジルとの共同国家プロジェクトである、ボリビアを通るアンデス横断道路建設への反対運動がインディオ系住民らを中心に激化して大臣2人が辞めるなど、エボ・モラレス大統領の政権基盤を揺るがす大騒動に発展しているとBBCや伯字紙各紙が大々的に報じている。ノドから手が出そうなほど太平洋側に抜けるル ...
続きを読む »軍事政権の闇を暴くか=念願の真相究明委員会=緊急審議で下院を通過
ニッケイ新聞 2011年9月23日付け ジウマ大統領の強い意向を受け、軍事政権時代などに行われた人権侵害の実態を解明する真相究明委員会(Comissao de Verdade)を作る法案が21日夜、下院を緊急審議で通過したと22日付エスタード紙などが報じた。次は上院で審議され、ジウマ大統領が最終署名する予定だ。 自ら70年代 ...
続きを読む »ジウマ大統領国連演説へ=桧舞台に華やかに登場=米、仏、英、墨首脳と会談
ニッケイ新聞 2011年9月17日付け ジウマ大統領が来週水曜日(21日)に米国ニューヨークで始まる第66回国連総会の開幕講演をして、国際舞台に華やかに登場すると16日付けG1サイトなどが報じている。その合間には40カ国からの会談申し入れがあったのを厳選して、4カ国代表とのスケジュールが組まれた。 18日にニューヨークに向け ...
続きを読む »アルゼンチン=日系が誇る2大事業=次は日本病院建設に期待
ニッケイ新聞 2011年8月3日付け 【亜国=らぷらた報知7月26日付けコラム展望台】「山椒(サンショウ)は小粒でもピリリと辛い」と言う俗諺があるがこの言葉は在亜日系社会に当てはまると言っても誇張ではなかろう。 世界各国からの移民コレクティビティより成立つコスモポリタンのアルゼンチンの中でも、他国民のそれに較べて移民の歴史も ...
続きを読む »軍政時の政治犯が証言=メルリノ氏の死因を究明=ウストラ大佐からの指示か?
ニッケイ新聞 2011年7月29日付け ジャーナリストのルイス・エドゥアルド・ダ・ロッシャ・メルリノ氏が1971年、DOI—Codi(反政権者に対する抑圧的機関)による拷問を受けて死亡した件に関し、1964〜85年の軍事政権下の政治犯6人が27日に証言を行ったと28日付エスタード紙などが報じている。 当時、労働共産党(POC ...
続きを読む »追悼寄稿特集=日系初の連邦下議=田村幸重氏逝去に寄せて=サンパウロ日伯援護協会会長 菊地義治
ニッケイ新聞 2011年7月23日付け 田村幸重氏は高知県出身の田村ヨシノリ、チヨ夫妻のご子息として1915年に生れ、当時、日系人の大学入学者が極めて少ない時代にサンパウロ総合大学法科を卒業、その後ブラジル陸軍上級学校も卒業され、その頃既に将来を嘱望される人物に成長されておりました。 田村氏は私生活では妻いくよさんとの間に、 ...
続きを読む »勇気ある政治家人生偲ぶ=田村元下議=初七日に200人集まる=「我々二世の模範でした」
ニッケイ新聞 2011年7月22日付け 「デプタードは常に我々二世の模範でした」。日系初の連邦下議、田村幸重氏(二世、1915—2011年)の初七日が17日午前、サンパウロ市のサントアゴスチンニョ教会で行われ、故人を偲ぶ友人や関係者ら約200人が参列し、山口エルミロ元サンパウロ州知事補佐官はそう追悼のメッセージをのべた。戦後の ...
続きを読む »エ紙論説委員への道のり=保久原ジョルジ講演=投獄経験から百周年まで=「4年前に日系と自覚」
ニッケイ新聞 2011年7月7日付け 「4年前に日系であることを自覚した」。サンパウロ人文科学研究所(鈴木正威所長)が主催する研究例会が6月20日に文協会議室で行われ、エスタード紙論説委員の保久原ジョルジ淳次さん(64、二世)が「ブラジル人ジャーナリストがみた日系社会」をテーマに講演してポ語でそう語り、約50人が熱心に聞き入っ ...
続きを読む »戦後移民の役割とは何か=特別座談会=御三家の2会長に就任=世代交代はどうあるべきか=どう読む波乱の90年代=戦後派の活躍はあと10年?
祝103周年 移民の日特集 ニッケイ新聞 2011年6月30日付け 今年に入り〃御三家〃のうちの2団体で戦後移民が会長に就任したことを受け、日系社会の世代交代について、その中における戦後移民の役割について語ってもらう座談会を企画した。援協、県連、文協それぞれの役割、そしてコチアや南銀がなくなった90年代という波乱の時代に対する ...
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