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軍事政権 関連記事

県連故郷巡り=ブラジル/ポルトガル/日本=不思議な〃三角関係〃=第9回=ここにも長期独裁政権

ポルトガルで独裁政権作ったアントニオ・サラザール([Public domain], via Wikimedia Commons)

 9月19日昼にレストランで、グループ2の現地ガイド、ポルトガル在住28年の日系ブラジル人三世、河内仁志さん(かわうち・ひとし、70)に話を聞いた。  生まれはサンパウロ州ポンペイア、日本語が実に達者で42歳までモジ市に住んでいた。勤めていた日本進出企業の建築会社がポルトガルEU加盟特需を見込んで、現地に支店を開設することになり ...

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ボルソナロ=仰天政策が次々に続出=人気極右大統領候補がアメリカ・キャンペーンで残した疑問

 18年の大統領選の世論調査で支持率2位につけているジャイール・ボルソナロ下院議員が、大統領選を1年後に控え、アメリカでキャンペーンを行ったが、そこで次々と仰天発言を行い、疑問点や矛盾点も垣間見せている。  ボルソナロ氏は、左翼政権の労働者党(PT)の汚職スキャンダル、ならびに罷免された同党のジウマ大統領罷免後に大統領についた老 ...

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《ブラジル》ルッチ・エスコバル死去=軍政とも戦った大物演劇女優

 ブラジル演劇界の大御所女優、ルッチ・エスコバルが5日、入院中のサンパウロ市の病院で亡くなった。82歳だった。6日付現地紙が報じている。  1935年にポルトガルのポルトで生まれたルッチは、16歳のときブラジルに移住。そこで劇作家のカルロス・エンリケ・エスコバル氏と結婚し、50年代末にフランスで演劇を学んだ。  60年にブラジル ...

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「汚職直らぬなら軍介入」=陸軍将軍の発言で波紋

 陸軍のアントニオ・アミウトン・モウロン将軍が15日に発した、「政界腐敗が止まらぬなら軍の介入もありうる」との発言が問題となっている。19日付現地紙が報じている。  モウロン将軍は15日、ブラジリアで行われた講演会の席で、聴講者から、現在のような政治危機が続くなら、軍が介入する可能性はあるか、と質問され、「司法当局が政界の問題を ...

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「ブラジルに軍事独裁政権はなかった」=ブラジル版カントリーの大御所歌手の発言が波紋

 ブラジルのセルタネージャは国際的にはあまり知られていないが、いわば、「ブラジル版のカントリー・ミュージック」で、ゴイアス州など国内の農業地帯で非常に盛んだ。とりわけ2010年代以降は、ブラジル国内では圧倒的な人気音楽となっている。  その大御所で80年代からトップクラスの人気を誇る兄弟デュオ、ゼゼ・ディ・カマルゴ&ルシアーノの ...

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シコ・ブアルキが6年ぶりのアルバム=音楽や歌詞での聴きどころは?

昨年のジウマ大統領弾劾裁判の際のシコ・ブアルキ(Pedro França/Agência Senado)

 カエターノ・ヴェローゾやミルトン・ナシメントらと並ぶ、ブラジルと州音楽(MPB)界の重鎮、シコ・ブアルキ(73)が25日、6年ぶりとなる新作アルバム「カラヴァナス」を発表し、話題となっている。  シコは、MPB勢の中ではサンバ色の強い楽曲を書くシンガーソングライターとして知られているが、今回収録された9曲はジャズのスタンダード ...

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《ブラジル》18年大統領候補のボルソナロが上告審で敗訴=「レイプの価値なし」発言で

 連邦高等裁判所は15日、来年の大統領選出馬を狙うジャイール・ボルソナロ下議(キリスト教社会党・PSC)に対し、14年12月に議会で発した問題発言に関する上告を却下し、慰謝料の支払を命じた。16日付現地紙が報じている。  ボルソナロ氏は14年12月9日の下院本会議で、マリア・デ・ロザリオ下議(労働者党・PT)が軍事政権での犯罪行 ...

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アマゾン雄飛したかった田中角栄

パウリスタ新聞1981年元旦号

 庶民派首相・田中角栄は死んでなお人気が高く、今も彼に関する本が続々と出されている。そんな一冊、5月に発売された『田中角栄 最後のインタビュー』(佐藤修、文春新書)の出だしに引き込まれた。 《私が田中角栄に初めて会ったのは、一九八〇(昭和五十五)年十二月十六日、ブラジル・サンパウロの「南米通信」の東京支局長としてインタビューした ...

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裸の芸術家がブラジリアで逮捕=「芸術か、猥褻か?」を地で行くパフォーマンスで

 ブラジリアで15日、前衛芸術家のマイコン・ケンピンスキーさんが、パフォーマンス中に警察に押し入られ、公然わいせつ罪で現行犯逮捕された。  ケンピンスキーさんはこの日、ブラジリアの国立共和国博物館の隣にあるSescのプログラムの一環として、自身の肉体を使ったパフォーマンスを行っていたが、外部から連絡を受けた警察が押し入り、演出の ...

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《ブラジル》「奴隷の呪い」と統合労働法

未来を感じさせる胎児と来年の大統領選を重ねあわせた支持者と、ルーラの左手(Foto: Ricardo Stuckert)

 1943年施行の統合労働法(CLT)は、少し日本の憲法に似ている。歴代大統領が試みてきたにも関わらず、74年間も実現しなかった難事だからだ。軍事政権すらやらなかった。  その間、憲法自体はなんと3回も作り直された。だが労働法は「触れてはいけない聖域」であり続けた。それを改正しただけでもテメル政権はある意味、歴史に名を残した。

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