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軍事政権 関連記事

サンパウロ州を「ブラジルの機関車」にした鉄道=(下)=礎石になった日立のラック式

マイアさん

 パラナピアカーバのガイド、ゼリアさんから聞いた「ここの鉄道システムは一時期、日本の会社のものだった。その最初の頃に事故が起きて、日本人を含めて何人か死んだ」との話を、食事をした現地レストランの会計ペドロ・デ・ソウザ・マイアさん(59)にもぶつけてみた。すると彼は祖父の代から3代続きの鉄道マン一家で、本人も78年からRFFSA( ...

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サンパウロ州を「ブラジルの機関車」にした鉄道=(中)=世界に誇る10・5度勾配

蒸気機関で動かされた巨大なケーブル巻き上げ機(新線)

 登山鉄道の町パラナピアカーバ(Paranapiacaba)は、サンパウロ市近郊ABCD地区のサントアンドレー市の南端にある。普段ならメトロのブラス駅でCPTMに乗り終点のリオ・グランデ・ダ・セーラ駅まで行き、さらにバスを乗り継がないといけない。もしくは毎週日曜日に観光列車がルス駅から出ており、50年代のレトロな車両で48キロを ...

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若手女優の監督デビュー作が話題に=トランスジェンダー第一世代の半世紀の生き様

リオのカーニバルのブロッコに参加したときのレアンドラ・レアル(Hudson Pontes/Riotur)

 人気実力派女優のレアンドラ・レアル(34)がこのほど映画監督としてデビューしたが、その作品がかなり異色のドキュメンタリー映画として話題を集めている。  レアンドラ・レアルはグローボ局のノヴェーラではおなじみの存在で、まだヒロインを演じるところまでは行ってはいないものの、ゆるくウェーヴのかかったブロンド・ヘアの童顔が印象的な女優 ...

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春の叙勲=在サンパウロ管轄の5人に伝達祝賀式=日本ブラジル関係促進の功績称える=「見栄張らず一日を大切に」

塚田さん、吉安さん、山添さん、中前総領事、辰巳さん、黒木さん

 日本政府による「平成29年度春の叙勲伝達・祝賀式」が14日、在サンパウロ総領事公邸で行なわれた。管轄在住の5人が対象となり、邦人叙勲では黒木政助さんに旭日双光賞、外国人叙勲では辰巳ジョーさんに旭日小綬章、山添源二さんに旭日双光賞、吉安園子さんと塚田光夫さんに旭日単光賞が授与され、家族ら60人と受勲を祝った。  両国歌斉唱の後、 ...

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《ブラジル》選挙高裁=ジウマ/テメルの裁判で報告官と長官が激突=政界浄化か、秩序の安定か=O社デラソンが最初の焦点=議論が長引き、投票遅れ気味

7日のベンジャミン報告官(José Cruz/Agência Brasil)

 6日午後7時から、選挙高等裁判所(TSE)で、2014年大統領選でのジウマ/テメル・シャッパの当選無効を問う裁判が再開した。7日午前までの段階では、この裁判の資料にオデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を含めるか否かで、報告官をつとめるエルマン・ベンジャミン判事の熱弁が注目を集めていた。7日付現地紙サイトが報じて ...

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「もうひとりの民主化の父」の伝記本、話題に=テオトニオ・ヴィレーラに再注目

 昨今、大揺れのブラジル政界だが、そんな最中、ある政治家の生誕100周年を記念した伝記本が発表され、話題となっている。  その政治家とは、テオトニオ・ヴィレーラ氏(1917―83年)。本の題は「セニョール・レプブリカ(ミスター共和国)」という。

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(24)=新しい町だがもう厳しい競争

川村勝さん

 ガイドに「なぜ1985年から急に独立が進んだのか?」と尋ねると、「軍事政権中は、そんな動きはご法度に決まっている。誰も言い出せなかった。でも、85年に民政移管になり、急に活性化したんだ」という。  軍事政権という重石が外れたとたん、もともと独立機運が強く、しかも国道開通で「体力」を付け始めていた地域が、勢いで名乗りを上げたとい ...

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■ひとマチ点描■営業人生59年の生き字引

「引退します」と金子さん

 本紙最古の営業部員、金子ロベルト司さん(85、二世)が先々週をもって退社した。日伯毎日新聞で1970年から働き始め、ニッケイ新聞まで47年間というから、ほぼ半世紀だ。邦字紙界の生き字引が、営業人生に幕を引いた。  その前にはラジオ・サントアマーロで1958年10月3日から働き、1970年に日毎へ移った。その間をいれれば、なんと ...

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「大臣の半分を軍人に」=軍政礼賛の大統領候補ボルソナロ氏

ボウソナロ氏(Wilson Dias/Agência Brasil)

 1960年代から80年代にかけて21年間も軍事政権下にあったこと、2003年から13年間、左翼の労働者党(PT)政権にあったことから、ブラジルでは長いこと、右翼傾向が見られない国だと思われていた。  だが、2014年に発覚しはじめたラヴァ・ジャット作戦を筆頭とした一大政治スキャンダルに加え、ジウマ政権が引き起こした3年の長きに ...

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カエターノ・ヴェローゾ=全ての薬物の解禁を主張する=「大麻の味は大嫌い」にも関わらず

 ブラジルを代表するシンガーソングライターの大御所、カエターノ・ヴェローゾが9日、自身のインスタグラムで「大麻、そして全ての薬物の解禁を求める」と発言し、物議を醸している。  カエターノは現在74歳。昨年8月のリオ五輪では国を代表して開会式のパフォーマンスを行った国民的にも影響力のある存在だが、それだけに9日の発言は大きな波紋を ...

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