三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG、本社東京)が傘下の株式会社三菱東京UFJ銀行を「株式会社三菱UFJ銀行」に変更したことを受けて、今月2日、海外拠点も変更された。ブラジル三菱東京UFJ銀行は今後、英語の社名『MUFGバンク(ブラジル)』となる。今回の行名変更にあたり、同社の木下誠頭取(神奈川、52)と小西良一副頭取 ...
続きを読む »移民110周年 関連記事
日本の若者、ブラジルで何を得た?=交流協会の研修生体験記=第1回=最も社会に関心を持ち、人の歴史や心情に触れる機会を得た1年 山縣陸人
ブラジル日本交流協会(神戸保会長)は、日本の青少年をブラジルの企業や団体に派遣し、1年間の研修プログラムを通じてブラジルの文化、風習を体験させ、両国の架け橋となる人材を育てている。前身の旧社団法人日本ブラジル交流協会時代から数えれば、今までに750人以上の若者が同制度で研修を行った。2017年も5人の日本の若者が当地で研修を行 ...
続きを読む »ドリア、アウキミンの腹のうちを推測すると
ドリアという男は野心家だとつくづく感じる。現サンパウロ市長のジョアン・ドリア氏(PSDB)のことだ。昨年末から日系社会代表と110周年事業に関する会議を行い、「市長と4回も会議をやって何の具体的な事業の提案もしてこないのか」と嘆き、「貴方たちはジャポネースじゃないみたいだ」と切って捨てた。 さらにイタリア系コミュニティは40 ...
続きを読む »宮城県人会=臨時総会で会計監査を承認=中沢前会長「入金し忘れた」=定款改正で万年会長禁止
ブラジル宮城県人会(上利エジガール会長)が24日午前10時から臨時総会を行った。外部の会計士に昨年度会計の監査を依頼することが決まり、定款改正も行なわれた。会議には上利会長、伊藤博マリオ副会長、1月28日の定期総会で議長を務めた笠井イルヴィンさんほか新役員、中沢宏一前会長、会員の鈴木典夫さんら約15人が出席した。 今回も議長 ...
続きを読む »110周年記念リレーエッセイ=若手・中堅弁護士が見た=日伯またぐ法律事務の現場=第1回=弁護士は将来、コンピューターに職を奪われるのか?
進出企業や在日ブラジル人コミュニティーを含め、日系移住史は血と汗と涙の結晶といえる。そんな移住者を支え、日伯関係の懸け橋になってきた人材は、枚挙にいとまがない。中でも、日本法・ブラジル法弁護士の役割は大きかった。現在でも、日本の事務所から派遣されて企業支援に奔走する弁護士、日伯両語に堪能な二世弁護士、訪日就労者の支援に携わる日 ...
続きを読む »ブラジリア=第8回世界水フォーラム=皇太子殿下が基調講演=「21世紀は水による繁栄の世紀に」=新時代のご公務を模索され
皇太子殿下は19、20の両日、首都ブラジリアで開催された「第8回世界水フォーラム」にご臨席された。9年ぶり、4回目のご出席となった。来年5月1日に新天皇に即位される殿下にとって、今回が即位前の最後の同フォーラム出席となった。殿下は開会式でご挨拶されたほか、「水と災害」のハイレベルパネルにおいて基調講演に臨まれた。象徴天皇として ...
続きを読む »日系代表に励ましのお言葉=皇太子殿下が首都の大使館で=110周年にご関心示され
「どういう式典をするのですか?」――皇太子殿下は18日午後、在ブラジル日本国大使公邸で開催されたブラジル日系社会代表レセプションに臨席され、日本移民110周年祭典に興味を示された。全伯の日系団体代表者ら53人が出席し、拍手で迎えられた殿下は、出席者一人一人の話に深く耳を傾けられ、慈愛に満ちた朗らかな表情で、励ましのお言葉をかけ ...
続きを読む »戦中の日本人迫害に政府謝罪を!=奥原監督、沖縄県人会に協力依頼=サントス強制立退きを語る
「日本移民110周年だからこそ、戦争前後の移民迫害に政府の公式謝罪を」――映画『闇の一日』(2012年)の奥原マリオ純監督は24日、沖縄県人会で催された講演会で、謝罪運動への協力を同会に求めた。重大な人権侵害として1943年7月8日に起きたサントス市からの枢軸国民の24時間以内強制立退きでは、585世帯の日本人のうち375世帯 ...
続きを読む »神戸で110周年記念行事=申込みは来月10日まで
一般財団法人日伯協会(三野哲治理事長、兵庫県神戸市所在)は「日本人ブラジル移住110周年記念行事」を4月28日、神戸海洋博物館(兵庫県神戸市中央区波止場町2の2)で開催する。 最初の移民船「笠戸丸」が神戸港を出航した4月28日に合わせて行われる同記念行事。 同日午後1時15分から2時45分まで記念講演会を開催し、ノンフィク ...
続きを読む »チリ雑感、国際化と日本人性=孫娘の結婚式で思ったこと=アスンシオン在住 坂本邦雄
チリのサンティアゴ市には、長女スギの嫁ぎ先のコバヤシ一家が住んでいる。 古い話だが、家長(婿のキミオ・パトリシオ)の祖父は1938年頃、チリに単身渡航し、チリの女性を娶った山梨県出身の、故小林ヒサシ(久氏?)で、かつて同国北部の1つの州アタカマ第3州チャニャラルで銅鉱山を開発した人だと言われる。 父君のキミオ氏(公夫? 二 ...
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