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移民110周年 関連記事

《ブラジル》日系社会、統合時代の幕開けか

救済会の戦争中の活動を記した書類。1942年のコンデ街立ち退き1500人、1943年のサントス強制退去6500人などの日本移民大迫害の時から救済をしてきた

 「自力更生はもう無理ではないかと思う。それなら名誉ある撤退をしたい」――救済会顧問の大浦文雄さん(香川県、93)=スザノ市=は無念そうに、声を震わした。  サンパウロ市近郊のグアルーリョス市にある老人ホーム「憩の園」(救済会が経営)は、創立者・渡辺マルガリーダ女史の救済精神を貫き、同じ健康状態なら経済的に貧窮した人を選んで引き ...

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西森連邦下議=公金横領告発を最高裁受理=架空職員通じて280万レ?=パ州110周年影響なし

パラナ移民110周年の祭典委員長でもある西森下議

 ブラジル連邦検察庁(MPF)から出されていた西森ルイス連邦下院議員(PR―PR)に対する資金洗浄と公金横領に関する告発を、連邦最高裁判所の第1小法廷は20日、全会一致で受理した。20日午後9時17分、同検察庁サイトにその広報が掲載された。西森下議は23日現在、世論調査で支持率2位の右派大統領候補として有名なジャイール・ボルソナ ...

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援協定例役員会=さくらホーム、日本庭園造園を承認=スザノで来月ダリア祭も

定例役員会の様子

 サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)は、『2月度定例役員会』を22日午前11時半から、援協本部ビルで開催した。  冒頭、日本移民110周年記念祭典委員会の菊地義治実行委員長が、資金調達を目的としたリッファ販売にあたり、その約1割の販売協力をした援協に謝意を述べた。「援協のリッファに、移民110周年の第二弾リッファも控えるが、 ...

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大耳小耳

 日伯協会(三野哲治理事長、兵庫県神戸市)が会報『ブラジル』978号を1月に発行した。日本側の「日本人ブラジル移住110周年記念式典」が、4月28日(笠戸丸が出港した日)に神戸市で行なわれる予定だという。これを記念して、パラナ州ロンドリーナ市の日本移民カメラマン・大原治雄の写真展が、2月17日から5月6日まで「海外移住と文化の交 ...

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大志万学院=創立25周年、新校舎を建設=校長が自宅担保に借金で=「日本語、日本文化は重要」

教育への情熱を語る川村校長

 終戦後の1952年に日本語学校「松柏学園」として産声を上げ、コレジオ(小中学校)に発展した「大志万学院」は、今年で創立25周年を迎える。全人教育を掲げる同校は、日本語・日本文化を必修科目としながら、サンパウロ市内の熾烈極まる受験競争のなか、優秀な卒業生を世に輩出してきた。04年に現在の校舎に移転して以来、生徒数が急速に増加して ...

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移民110周年=笠戸丸表彰を110個人・団体に=申請締切は5月末迄

記者会見の様子

 ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会(呉屋春美祭典委員長)は、16日、文協ビル内で記者会見を行い、祭典に向けた現況について報告した。  まず顕彰小委員会(桂川富男委員長)が、日系社会の発展又は日伯両国の関係強化において、顕著な貢献をした個人又は団体を称えて「笠戸丸表彰」を実施すると公表。  これは移民百周年でも行われたもの ...

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安部順二氏、下議に復帰=マルフ下議失効で繰り上げ

安部順二氏

 ロドリゴ・マイア下院議長(DEM)が19日、ブラジリアのパプーダ刑務所に昨年12月22日より収監されているパウロ・マルフ連邦下議(PP)の議席失効を発表し、PMDB―PROS―PP―PSDの連立名簿で補欠第1位の安部順二連邦下議(二世、77、PSD)を、その代理の下議として召集した。本紙の電話取材に対し、本人が明言した。  安 ...

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笑顔で声かけ、楽しい健康体操!=研修合宿に51人が参加

記念撮影の様子(提供写真)

 ブラジル健康表現体操協会(川添敏江会長)は、「2018年研修合宿」を先月27、28の両日、アルジャー・ニッポン・カントリークラブで行ない、1~5期生の計51人が参加した。  これは日本の健康音楽研究会本部から認定を受けた准指導員を対象に毎年行っているもの。30~80代までの幅広い年齢層の女性が参加し、笑い声の絶えない、賑やかな ...

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第7回ミナス日本祭り

 「第7回ミナス日本祭り」が、23、24.25日の3日間、州都ベロ・オリゾンテ市内のエキスポ・ミナス(Av. Amazonas, 6200)で開催される。入場券は16レアル。  ブラジル日本移民110周年記念行事として認定されている同祭内では「ミナス州の日本人移民の歴史」展が開催され、先没者追悼法要が執り行われる。  また、特別 ...

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「政府の公式謝罪は重要」=パット・フー=高井フェルナンダ=アンシェッタ島収監の祖父を語る

取材に応じたフェルナンダ・タカイ

 サンパウロ州北東海岸部ウバツーバ市のアンシェッタ監獄島に1946年から3年間収監された日本移民を顕彰して昨年、9月23日が同市記念日に制定された「アンシェッタ島日本移民の日」――。それを受け、曽祖父、祖父が同島に収監されていた人気バンド「パット・フー」の歌手、高井フェルナンダさん(46、三世)が先月20日、本紙の取材に応じ、そ ...

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