28日、ボルソナロ大統領はロドリゴ・マイア下院議長、ダヴィ・アルコルンブレ上院議長、ジアス・トフォリ最高裁長官を大統領官邸での朝食会に招いた。朝食会は、26日の親ボルソナロ・デモで一部デモ隊の攻撃対象となった連邦議会や最高裁をなだめ、社会保障制度改革実現に向けて団結すると共に、省庁統廃合に関する暫定令870号の上院での審議につ ...
続きを読む »ボルソナロ 関連記事
《ブラジル》大統領刺傷事件の容疑者を精神疾患と判定=罪に問われず、治療施設へ
ミナス州ジュイス・デ・フォーラ市の連邦地裁第3法廷判事、ブルーノ・サビアーノ氏が、昨年9月に同市で遊説中だったボルソナロ大統領候補(当時)の腹部を刺し、現行犯逮捕されたアデリオ・ビスポ容疑者(本人も犯行を認める)は、精神疾患により責任能力がないと判断したことを27日に明らかにしたと、28日付現地各紙が報じた。 事件の捜査にあ ...
続きを読む »東西南北
26日のデモで国民が金融活動管理審議会(COAF)をセルジオ・モロ法相の下に戻すよう訴えたため、上院が国民の支持するように変えようとしていたタイミングで、当のボルソナロ大統領が「変えてくれるな」との要求を行った。もっとも、同件は他の法案とセットになっているもので、それら全体の承認の締切もあるので大統領の立場もわかる。だが、デモ ...
続きを読む »《ブラジル》親ボルソナロ・デモは予想以上の動員=15日の教育デモには及ばぬが=マナーも上々、ゲデスやモロ称える=一部では議会や最高裁への攻撃も
26日、26州と連邦直轄区の約140~160ほどの市で、ボルソナロ大統領を擁護するデモが行われた。当初の予想を上回る人出で、大半は社会保障制度改革に焦点を定めた平和的なデモとなったが、一部では、議会や最高裁の閉鎖を求めたり、ロドリゴ・マイア下院議長を攻撃したりする内容も見られた。27日付現地紙が報じている。 今回のデモは、ジ ...
続きを読む »《ブラジル》ゲデス経済相が「改革骨抜きなら辞任」と示唆=ボルソナロ大統領は結束の固さアピール
パウロ・ゲデス経済相が24日、雑誌Vejaのインタビューで、「もし、社会保障制度改革が骨抜きになり、有名無実化してしまったら、辞めることも厭わない」と発言したと、24、25日付現地各紙・サイトが報じた。 この発言が報じられた直後、「大統領就任後に初めてブラジル北東部を訪問していたボルソナロ大統領(社会自由党・PSL)が、『職 ...
続きを読む »東西南北
26日に行われた親派デモはそれなりに形となり、なんとか面目は保たれたボルソナロ大統領。だが、26日付のフォーリャ紙によると、デモの結果がどうであれ、もう既に、連邦議会でのボルソナロ氏の評価は、「議会との関係を悪化させ、国の統治はできない」と散々で、「大統領権限を小さくさせる」ための法案を準備しはじめているという。それは「予算案 ...
続きを読む »なぜCOAFの所属をめぐって激論になるのか?
ボルソナロは連邦議会で負け続けている。一番象徴的なのが金融活動管理審議会(COAF)の所属に関する票決だ。 モロ法相が「汚職撲滅のために法務省に絶対に必要」と希望しているのを尊重して、現状のままにする動きが与党側から何度出されても、ことごとくセントロン(中道議員による超党派の最大派閥)が野党PT議員らと結束して、もともと所属 ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ「議会や最高裁の閉鎖は論外」=26日の親派デモに釘をさす=連邦政府も無関係を協調=COAFの件で支持者怒るも
26日に行われる親ボルソナロ派のデモに関し、ボルソナロ大統領は23日、「連邦議会や最高裁の閉鎖などを求める過激な主張は望まない」との発言を行った。24日付現地紙が報じている。 この発言は、ボルソナロ大統領が大統領官邸で開催するジャーナリストとの朝食会でのもので、バンデイランテス局の記者によると、26日のデモの際、一部のボルソ ...
続きを読む »OECD=米国がブラジルの加盟を後押し=「極めて重要」とブラジル外相
パリで開かれている、経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会で23日、ブラジルのOECD加盟を正式に支援する姿勢を米国が示したと、24日付ブラジル各紙が報じた。 3月のブラジル/アメリカ首脳会談で、トランプ米大統領がブラジルのボルソナロ大統領に対して行った約束が守られた形だ。
続きを読む »東西南北
22日の下院でCOAFがモロ法相の法務省傘下に戻らないとの投票結果が出たことは、連日、話題になっている。ボルソナロ大統領の所属政党PSLがそれを巡り、セントロンを責めていることは本面でも報じているが、セントロン側はPSL議員のこの日の態度を問題にしている。それは同党の下議、少なくとも8人が審議の最中に携帯電話の自撮行為を行った ...
続きを読む »