8月半ばの大統領選のキャンペーン開始まで約1カ月、選挙戦に出馬する候補公認のための党大会開催期日(7月20日~8月5日)も迫っているにもかかわらず、各候補者が現時点になってもいまだに副候補も連立政党も決まらない異例の状況が続いている。17日付現地紙が報じている。 現在逮捕中のルーラ元大統領(労働者党・PT)を除いた場合の世論 ...
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《ブラジル》穏やかな選挙前哨戦=大統領候補が経済政策披露=企業家らを前に活発な討論=労働法関連発言に不満の声
およそ2千人の企業家の前で主要大統領候補が経済政策を披露する、全国工業連合(CNI)主催の会議が4日、ブラジリアで開かれ、ジャイール・ボルソナロ(自由社会党・PSL)、マリーナ・シウヴァ(持続ネット・Rede)、シロ・ゴメス(民主労働党・PDT)、ジェラウド・アウキミン(民主社会党・PSDB)、エンリケ・メイレレス(民主運動・ ...
続きを読む »《ブラジル》Ibope支持率調査でボルソナロとマリーナが拮抗=ルーラが出れば圧倒的も=異常に多い白紙や無回答=気になる出馬可否の裁判
ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)の大統領選支持率調査の結果が出、ジャイル・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)とマリーナ・シウヴァ氏(Rede)が事実上同率となったが、選挙まで100日の時点で白票や無回答が41%に上る異常事態である事も判明したと29日付現地紙が報じた。 Ibope調査は全国工業連盟(CNI)と共同で行 ...
続きを読む »《ブラジル》10月統一選は知事選、上下両院選にも注目=女性の知事候補は全体の15%のみ=再選狙いの上議は6割以上も=問われる有権者の眼力
10月7日に行われる統一選。この日は大統領だけでなく、州知事、上下両院の連邦議員、州議会議員の選挙も行われる。州知事に女性候補が少ない事、再選狙いの上議の多さなど、大統領選以外でも注目される動きについて、16~18日付現地各紙が報じた。 テメル大統領の民主運動(MDB)、ジェラウド・アウキミン氏の民主社会党(PSDB)、ジャ ...
続きを読む »《ブラジル》PSDBがアウキミン候補に不安?=なかなか伸びない支持率=マリーナやドリア勧める声も
世論調査でなかなか好結果が出ないことから、民主社会党(PSDB)の中にジェラウド・アウキミン氏が大統領候補であることに焦りを感じている人が少なくないと、12日付フォーリャ紙が報じている。 昨日付の本紙でも報じたように、ダッタフォーリャの支持率調査でのアウキミン氏は、逮捕中のルーラ氏(労働者党・PT)を除いた場合でも、ジャイー ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラ抜きの大統領選ならボルソナロが1位=決選投票ならマリーナが逆転=シロやアウキミンにも勝機=上位2人に厳しい選挙放送時間
9日、ダッタフォーリャが大統領選について、最新の世論調査の結果を発表した。ルーラ元大統領(労働者党・PT)抜きの調査ではジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)が1位だったが、決選投票でマリーナ・シウヴァ氏(REDE)やシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)に敗れるという調査結果が出るなど、混沌とした状況に変化はない。10 ...
続きを読む »東西南北
母の日に、サンパウロ州スザノ市の小学校前で、母の日のイベント参加のために集っていた生徒や父兄を守ろうとして強盗を射殺した軍警のカチア・サストレさんのことは、賛否両論を巻き込んで大きな話題を呼んだ。「母親としての見本」と賞賛する一方、「映像で確認しても殺す必要まではなかった」とする声の両方だが、称賛派の人がカチアさんを10月の下 ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選候補を絞る動き本格化=左派ではマヌエラが出馬断念=乱立状態収束させたい中道
10月の統一選候補擁立に向けた各党の党大会がはじまるまで1カ月半を残すのみとなり、候補乱立状態の大統領選で、左翼、中道の中に候補一本化への動きが出はじめていると5日付現地紙が報じている。 4日、ブラジル共産党(PCdoB)の大統領候補だったマヌエラ・ダヴィラ氏が、「左翼票をまとめるために自分の出馬をあきらめる」と表明した。
続きを読む »《ブラジル》トラックストで批判浴びた軍事介入の叫び=軍関係者はむしろ遵法強調=「右翼の英雄」らも続々否定へ
5月28日に大きく報じられはじめ、トラック運転手のストを弱める契機にもなった、一部過激派による「軍事介入」「連邦政府打倒」の叫びは波紋を広げ、各方面で批判が強まっている。5月31日付現地紙などが報じている。 政治団体の極右分子がトラック運転手のふりをしてストにまぎれ込み、連邦政府への直接要求とは無関係な軍事介入を求めたり、運 ...
続きを読む »トラック・スト=いつの間にか政治闘争に=運転手が軍事介入求める=極右分子がスト乗っ取り?=PT勢力とダブルで攻撃
混乱の続くトラック・ストは29日で9日目を迎えたが、ここに来て、スト参加者たちが「軍による政府介入」など、ストの争点と直接関係ない方向に脱線をはじめ、抗争が政治的な色合いを強めていると、28~29日付現地紙、サイトが報じている。 28日、ブラジル・トラック運転手協会(ABCam)のジョゼ・ダ・フォンセカ・ロペス会長は、マスコ ...
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