18日に逮捕された、ボルソナロ大統領とは旧知の仲の退役軍警のファブリシオ・ケイロス容疑者が、報奨付供述(司法取引、デラソン・プレミアーダ)に応じるつもりで検察と交渉をはじめたと、26日付現地サイトなどが報じている。
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東西南北
25日に教育相に指名されたカルロス・アルベルト・デコテッリ氏。過激な言動で問題を起こしてばかりいた前任のウェイントラウビ氏に比べ、穏やかそうで学歴の豊富なインテリ派のイメージだったが、その学歴が詐称されたものだった疑惑が浮上している。まず「博士号をとった」とされていたアルゼンチンのロザリオ大学の学長が26日に、「最終論文が認め ...
続きを読む »《ブラジル》ワセフ弁護士が発言一転=「暗殺計画からかくまった」=ケイロス捜査はドリアらの陰謀?
ファブリシオ・ケイロス容疑者を1年以上にわたってかくまっていたことが問題視されている、ボルソナロ大統領一家の元弁護士フレデリック・ワセフ氏が、これまでの「会ったことない」から一転して、「ケイロス氏が暗殺されそうだとの情報を得たからかくまった」と発言して物議を醸している。26日付現地サイトなどが報じている。
続きを読む »《ブラジル》新教育相にデコテッリ氏=増える軍部派、減るイデオロギー派
ボルソナロ大統領は25日、新教育相としてカルロス・アルベルト・デコテッリ氏を指名した。25、26日付現地紙、サイトが報じている。
続きを読む »東西南北
大統領を痛烈に批判することで知られる女性ジャーナリストのヴェラ・マガリャンエス氏が25日、「ボルソナロ大統領が黙っていると平穏無事だ」と書いてSNS上で大受けしていた。今週はボルソナロ大統領から問題発言の類が少なく、25日にはジアス・トフォリ最高裁長官の前で平和と友好を口にするなど、最高裁との対立姿勢も和らげた。最近の反民主主 ...
続きを読む »コロナよりアマゾン伐採問題=国際投資家が懸念を表明=8カ国のブラジル大使館に書状送付
ブラジルに20兆レアルに及ぶ投資を行ってきた国際投資家達が、森林伐採拡大を懸念し、投資差し止めなどを示唆する書状を8カ国にあるブラジル大使館に送付したと23日付ブラジル国内サイトが報じた。 ボルソナロ大統領は当選直後から、食糧確保のための森林開発や先住民保護区や環境保護区での鉱物採掘を容認する発言を繰り返し行ってきた。現政権 ...
続きを読む »《ブラジル》売れ残りの食べ物の寄付認める=貧困者やホームレス援助の意味で
ボルソナロ大統領が24日未明、バールやレストランなどが客に供するために用意したが、売れ残った食べ物を寄付するというプロジェクトを承認し、同日付連邦官報に掲載した。 寄付の対象となる食べ物は、賞味期限内でまだ傷んでいない事、包装などの衛生基準を満たしている事などが条件で、傷んだ物を故意に与えた事が明らかになった場合には懲罰の対 ...
続きを読む »《ブラジル》スラム街で立証された隔離の効果=住民の協力で平均以下の死亡率
新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために、社会的距離を保ち、感染の輪を断ち切る目的で推奨される社会隔離。その有効性を、立証しているファヴェーラ(スラム街)がある。 スラム街は貧しい人達が密集して住み、医療の手も届き難いなど、コロナウイルスの感染拡大が起き易く、死亡率も高い地域の一つだ。事実、サンパウロ市の場合、スラム街が ...
続きを読む »《ブラジル》深まるケイロス妻への疑惑=ボルソナロ家スキャンダルに関与
大統領長男フラヴィオ上議のリオ州議時代の職員で、18日に逮捕されたファブリシオ・ケイロス容疑者の妻マルシア・アギアル容疑者(現在逃走中)が、夫のラシャジーニャ疑惑をはじめ、ボルソナロ一家のスキャンダルをさらに悪化させる可能性が出てきている。24日付現地紙などが報じている。
続きを読む »《ブラジル》緊急援助金の延長金額で迷走=平行線たどる大統領と議会
新型コロナウイルス対策での緊急援助金の支払い延長に関して、連邦政府の当初の予定を変更する代案が浮上していると、23日付現地サイトが報じている。
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