グローボTV局は26日、看板ニュース番組「ジョルナル・ナシオナル(JN)」のキャスター、ウィリアム・ボーネル氏に対して「威嚇行為が行われている」として、強い遺憾の意を表明した。ボーネル氏は先週から、息子の納税者番号(CPF)を違法な形で使ったコロナウイルスの緊急手当の引き落としが行われるなどの被害にあうなど、一家のCPFが漏洩 ...
続きを読む »ボルソナロ 関連記事
遅すぎた外出自粛と数世代同居
ブラジルでは新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、社会的隔離を緩和する国が出始めた。他方、ごく緩い規制のみを採用し、ボルソナロ氏が反隔離の例とするスウェーデンは死者が急増中だ。
続きを読む »大耳小耳
◎ 先週晩、外出自粛令下の中、サンパウロ市のメトロ・サウジ駅周辺を歩いているとグラッサ教会(Igreja Internacional da Graça de Deus)ではミサが行われていた。「外出自粛令で禁止されているはずだが」と思って、ガラス張りのドア越しに中の様子を覗いてみると、約100人は収容できるであろう大広 ...
続きを読む »《ブラジル》問題の閣議ビデオ公開で物議かもす=大統領の干渉疑惑裏付け
セルジオ・モロ前法相が「ボルソナロ大統領が連邦警察の捜査に干渉した」ことの証拠だと主張している4月22日の閣議を収めたビデオの公開を、最高裁のセウソ・デ・メロ判事が22日に許可した。それにより、かねてから囁かれていた大統領の疑惑発言が確認された。これ以外にも、モロ氏証言を裏付けるような大統領の言動が浮上している。22〜25日付 ...
続きを読む »リオ州知事を不正疑惑で捜査=大統領が連警使って政敵に圧力?
【既報関連】リオ州政府関係者が新型コロナ対策で決めた臨時病院建設に絡んだ不正に関与した疑いがあるとして、26日に連警が「プラセボ作戦」を敢行したと同日付現地サイトが報じた。
続きを読む »東西南北
4月22日の閣議ビデオは、大統領や現政権の閣僚の良識が強く疑われるほど衝撃的なものだったが、それと並行するように、ボルソナロ支持者の実態についての報道も増えている。その中で特に注目されたのは、脚本家グロリア・ペレスの娘で女優だったダニエラさんを1992年に殺害して話題となった元俳優ギリェルメ・デ・パードゥア氏が、24日の親大統 ...
続きを読む »特別寄稿=コロナ拡散止まらぬブラジル=一筋縄で対処できない格差大国=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
日中は晴れるが朝晩寒い日が続きます。そして、世の中の動きまでこの気候に合わせた様にと言うか、あまりぱっとしない寒々の日々がつづきます。 その中で、ずっと後の方を走っていたブラジルがフランス、イギリスなどの先進国を次々に抜きさり、「アメリカ、ロシアの大国に次いで堂々世界3位に進出だ」というのです。 「おー、久しぶりの朗報だな ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ大統領がピンチ!違法介入証言や暴言入り閣議ビデオが公開許可に=携帯電話も押収へ
セウソ・デ・メロ最高裁判事は22日、ボルソナロ大統領と次男のカルロス氏の携帯電話を押収するよう、連邦検察庁に指示を出した。加えて同判事は、セルジオ・モロ前法相の訴えている「大統領が連邦警察の人事介入や捜査干渉を行った」との疑惑の証拠と目される閣議ビデオの全面公開を22日に許可した。22日付現地サイトなどが報じている。
続きを読む »《ブラジル》最新調査がクロロキンの危険性指摘=軽症者に投与可能にした矢先
ボルソナロ大統領が保健省に命じて使用基準を変更させ、軽症者にも使えるようにしたクロロキンに関して、コロナ治療薬としての明確な効果は認められず、かえって命の危険を高めかねないという、国際的な調査結果が出たと、21日付現地サイトが報じている。 ボルソナロ大統領は20日、クロロキンとその派生薬のヒドロキシクロロキンをコロナウイルス ...
続きを読む »《ブラジル》鳴り物入りで就任した文化局長が2カ月で退任
かつて「ブラジルの恋人」とも呼ばれた有名女優で、鳴り物入りで連邦政府文化特別局長に就任したレジーナ・ドゥアルテ氏が20日、就任3カ月にも満たないまま退任した。20日付現地サイトが報じている。 レジーナ氏の退任(一部メディアの報道では解任)に関して、ボルソナロ大統領は「本人から家族が恋しいとの報告があった」とし、同氏の子供や孫 ...
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