レジーナ・ドゥアルテ連邦政府文化特別局長が7日、テレビのインタビューで軍政賛歌を歌った上、「拷問なんていつでも起きている」と発言し、騒動となった。7、8日付現地紙サイトが報じている。 レジーナ氏は7日、CNNブラジル局の番組に生出演した。 番組はレジーナ氏の文化局長続行を確認するためのものだった。だが、ボルソナロ大統領への ...
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東西南北
イギリスの雑誌「ランセット」が最新号で、ボルソナロ大統領を「ブラジルのコロナウイルス対策の最大の脅威」と呼んで酷評した。同誌は約200年の歴史を誇り、保健関係では世界的な権威だ。大統領は過去に米国やイタリアの新聞でも酷評されている。そんな最中、大統領は今週末、約30人の来客を招いてシュラスコやサッカーをする予定だという。ここ連 ...
続きを読む »《ブラジル》コロナ感染者1日で1万人増、死者も計8500超!=死者数では世界第6位に=南米隣国が現状を懸念
【既報関連】6日、新型コロナ感染者が前日比1万503人増の12万5218人、死者も615人増の8536人となり、1日の増加数の最高値を更新した。7日午後4時現在の州保健局の集計での感染者は12万8975人、死者は8685人となったと6、7日付現地紙、サイトが報じた。 コロナ蔓延が最も顕著なサンパウロ州は6日、感染者が3800 ...
続きを読む »《ブラジル》大統領が罷免回避画策=旧勢力に急接近、役職配る=「古い政治」批判どこへ?
罷免を避けるため、ボルソナロ大統領が連邦議会内の中道勢力「セントロン」に急接近し、連邦政府内の主要職を提供している。大統領はこれに多額の金を使用しているが、金をかけてのセントロンへの接近は、ボルソナロ氏自身が大統領選の際に批判し続けていたものだ。7日付現地紙が報じている。 セントロンはラヴァ・ジャット作戦で逮捕中のエドゥアル ...
続きを読む »《ブラジル》地方財政援助法を両院承認=600億レアルを国庫から
【既報関連】連邦上院は6日、新型コロナウイルス災禍による各地方自治体の経済的損失を緩和するため、連邦政府から各自治体に財政支援をすることを定めた法案(PLP39/2020)を賛成80、反対0で可決したと同日付各ニュースサイトが報じている。 採決は、コロナ感染拡大を防ぐため、インターネットを使った遠隔会議で行われた。 これに ...
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4月22日に行われたボルソナロ大統領とセルジオ・モロ前法相らの会合を録画したビデオ提出を最高裁のセウソ・デ・メロ判事が命じたが、連邦総弁護庁は難色を示して、5日に同判事に判断再考を促した。連邦政府は「国家機密レベルの内容が含まれているから」というが、会合に同席した軍人閣僚3人への捜査命令(事情聴取)に驚き、軍部が「司法による干 ...
続きを読む »《記者コラム》「詰めが甘い」というモロ氏の弱点
「5日はブラジル政界にとって歴史に残る大スクープになるのでは」。そう期待していた人も少なくなかった。だが、結局、それは起こらなかった。 この日、2日に行われたセルジオ・モロ前法相の「ボルソナロ大統領が連警捜査に干渉した」疑惑についての供述内容が全編公開された。だが、この公開で勢いづいたのはモロ氏の側ではなく、むしろ大統領支持 ...
続きを読む »マスクをかければ大丈夫?
ボルソナロ大統領が反隔離を叫び始めて以来、外出自粛に疲れた市民や経済的に困窮した企業家や労働者達による反隔離デモが増えた。 他方、欧米諸国ではコロナ被害がひどいが、アジアでは感染者や死者が少ないと不思議がり、理由を探る人もいる。 社会隔離策は世界中で採用されているが、採用の時期などにより効果の差が大きい。中国武漢市は閉鎖開 ...
続きを読む »《ブラジル》決定力に欠けたモロ前法相供述=連邦政府は論破に自信?
5日、セルジオ・モロ前法相がパラマ州連邦警察で行った、ボルソナロ大統領の連邦警察干渉疑惑に関する供述内容が公開された。供述では、大統領の「自分はリオを管轄したい」との発言が注目され、最高裁が連邦政府に、モロ氏の辞任2日前の会議の録画を72時間以内に送るよう命ずるなどの動きも起きたが、証拠不十分の印象を残した。6日付現地紙が報じ ...
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5日、注目のセルジオ・モロ法相の証言内容が公表された。本来ならその日の夜の話題を独占するものになりえた。だが、ネット上で目立ったのは「フラッコ(弱い)」という見解で、大手伯字サイトはボルソナロ大統領の「君は27州、俺はリオ1州が欲しい」の言葉を大見出しで報じたが、その言葉がツイッター・トレンドになることはなかった。逆にルーラ元 ...
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