【既報関連】ダヴィ・アルコルンブレ上院議長(民主党・DEM)は23日、2020年度連邦予算基本法(LDO)の採決と、職権乱用防止法案に対してボルソナロ大統領が行った拒否を無効化するかについての審議の二つを目的とした両院議員総会を24日に開くと述べた。23、24日付現地各紙・サイトが報じた。 24日付現地紙は、「連警が上院政府 ...
続きを読む »ボルソナロ 関連記事
《ブラジル》国税庁長官の後任決まる=元エリート官僚の手腕に期待
税制改革の方針を巡って政府と対立し、11日に解任されていたマルコス・シントラ国税庁長官の後任に、国税庁の税務調査官だったジョゼ・トステス・ネット氏が就任した。 国税庁長官は、今年はじめに行われた行政改革によって統合され、経済省所轄機関の特別局扱いとなっていた。
続きを読む »ブラジルでも20州で環境デモ=大統領の国連演説への反応は
「国境を超え、気候変動を止めよう」と、20日に行われた「グローバル気候マーチ」はブラジルでも多くの共感者を得、少なくとも20州で気候変動やアマゾンの開発、森林火災に抗議する活動が行われたと20、21日付ブラジル国内紙が報じた。世界では150カ国が参加したとされるデモは、温室効果ガス排出量を減らして、温暖化を食い止めようというも ...
続きを読む »《ブラジル》「経済的自由の暫定令」が裁可される=自由経済、雇用流動化が狙い
【既報関連】ブラジル連邦上院が先月21日に承認した「経済的自由のMP」こと暫定令881号(MP881/19)が、4項目拒否の上、ボルソナロ大統領によって20日に裁可されたと、21日付現地各紙が報じた。 裁可にあたり、大統領は「このMPは『おかげで初めて職に就けた』という性質のものではなく、『おかげで初めて事業を起こせた』とい ...
続きを読む »東西南北
ボルソナロ大統領は今日24日にニューヨークでの国連総会でスピーチを行う。大統領に就任してから最大の国際的舞台で、ただでさえ緊張するところに加えて、8月以降、アマゾンの森林火災で国際的に批判を受けた後だけに、大統領自身も「失敗は許されない」とし、今回の演説がかなりのプレッシャーであることを事前に認めた。奇しくも、22日には、日本 ...
続きを読む »《ブラジル》連警がベゼーラ上議を突如捜査=連邦政府と上院のパイプ役=重要案件を抱える最中に=モロ法相からの復讐説も
19日、連邦警察が上院政府リーダーのベゼーラ・コエーリョ氏(民主運動・MDB)と、息子のフェルナンド・フィーリョ下議(民主党・DEM)の家宅捜索などを行ったことで、連邦政府が今後、社会保障制度改革や、駐米大使に指名された大統領三男エドゥアルド氏の上院審査などの調整役を失う可能性が出てきている。20日付現地紙が報じている。 今 ...
続きを読む »オーストリア=EUと南米諸国の貿易協定に待った=「ブラジルはアマゾン保護に消極的」と批判
中欧オーストリアの国民議会が、欧州連合(EU)と南米南部共同市場(メルコスル)との間で結ばれた自由貿易協定合意に反対する決議案を承認したと、20日付ブラジル紙が報じた。 オーストリア政府に対し、EUの方針に反対することを義務付ける決議案は、EU関連の問題を検討する委員会に提出されたものだが、この委員会の決議は本会議での承認を ...
続きを読む »東西南北
18、19日、サンパウロ市議会で、市民からの強い反対を受けそうな法案三つが一気に承認され、注目を浴びている。それは「パダリア(パン屋)やスーパーではタバコの販売を禁ずる」「ガソリンスタンド内でのコンビニでの酒類の販売は認めるが、店内や敷地内での飲酒を禁ずる」「飲食店やホテルなどでは使い捨てのプラスチックの食器類の使用を禁ずる」 ...
続きを読む »国の将来を憂う法律家集まれ!=原田清氏が呼びかけ研究所設立=シントラ氏解任で一念発起
原田清法学士の呼びかけで13日、サンパウロ市の同氏事務所内(Rua Domingos de Morais, 2781, no. 608)に「ブラジル行政・財政・租税法研究所」(IBEDAFT)が創立された。呼びかけの趣旨に賛同する有名な法律家ら50人以上が全伯から集まって創立総会が行われ、今後4年間の所長として原田氏が選出され ...
続きを読む »《ブラジル》選挙関連法問題=上院承認案を下院が再修正=汚職に甘い項目が一部復活=残るは大統領裁可か拒否権
【既報関連】今月初旬にブラジル連邦下院が承認した、汚職に極めて甘い内容を含んだ法案(PL5029/19)が、17日に連邦上院で大幅に修正された。同法案の下院での差し戻し審議は18日に行われ、違反に甘い項目が一部復活した。上下両院のやりとりはさながらテニスのラリーのようで、あとは大統領の裁可待ちだが、ボルソナロ大統領は再度、“あ ...
続きを読む »