リオ州検察局や社会自由党(PSL)のリオ州支部の中で、ボルソナロ大統領の長男のフラヴィオ上議を巡る問題が大きくなっていると、19日付現地紙が報じている。 フラヴィオ氏は、リオ州議時代の職員、ファブリシオ・ケイロス氏の口座で不審な金の動きが確認された件に関する疑惑を封じ込めようと奔走しており、度々批判されている。7月にジアス・ ...
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東西南北
メガ・セナ(大型宝くじ)の1等賞金、1億2千万レアルを、労働者党(PT)の重鎮下議たちの職員グループが当て、18、19日にかけて話題となった。1口10レアルで49口集めた「ボロン(グループ掛け)」で、1口あたりの賞金は250万レアルというから、かなりの大金だ。反PT派の人々からは「PTはメガ・セナの賞金でも汚職か?」との言葉も ...
続きを読む »日本式とブラジル式の排斥、どちらがいい?
「誰かが、誰かを排斥する」。これは現在の日本やブラジルのみならず、どこの国でも何かしら行なわれているものだ。その対象が国によっては「移民」になるであろうし、どこの国もその意味ではモラル上の問題を抱えている▼ただ、自分の生活の問題上、日本とブラジルで展開されている「排斥行為」は、性格が全く違うものの、やはり見ていてどうしても気に ...
続きを読む »《ブラジル》選挙資金問題=下院案を上院が大幅修正=世論に逆行、反発おそれて=どうする下院、10月頭が期限
来年10月の統一地方選で必要となる選挙資金の扱いを巡って、下院と上院の間で真逆の判断が出た。今月4日に下院でスピード承認されていた、選挙資金の利用管理を甘くする法案(PL5029/19)は、大きく変更された形での上院承認となったと、17、18日付現地各紙・サイトが報じている。 18日付ブラジル紙は、「選挙資金使用の申告方法と ...
続きを読む »《ブラジル》家庭内暴力、加害者の賠償責任を明文化=保護施設の宿泊費用も含まれ
ブラジルのジャイール・ボルソナロ大統領は17日、家庭内暴力の加害者に、SUS(ブラジルの公共医療システム)で生じた被害者の治療費を賠償することを義務付けた法律を裁可した。18日付現地各紙が報じている。 同法は、女性に対する言われなき暴力を防止する法律、通称マリア・ダ・ペーニャ法を改正したもので、議会で承認した後、大統領の裁可 ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ州連邦裁判所が17日、15日で契約が切れた連邦政府の医療プログラム「マイス・メジコス」の医師37人との契約を半年間更新するよう、サンパウロ市に命じた。契約が切れた医師たちが働いていた市内34の医療機関では、16日から医師の診察が受けられない状況に陥っていた。サンパウロ市では給与などの支払いは市が負担していたが、連邦政 ...
続きを読む »サウジショック=「ペトロブラスは当面価格維持」でブラジル経済に波紋=連邦政府が介入かと市場は危惧
14日にサウジアラビアの石油施設が攻撃されたことで、国際原油相場は、週明け16日と翌17日で激しく動いたと、17日付ブラジル各紙・サイトが報じた。 国際原油価格に連動させ、ガソリンなどの関連製品の値段を動かしているブラジルのペトロブラス(PB)社は、16日の時点では短期で価格を大きく変動させることはないと発表した。
続きを読む »PSL=リオ州議会の連立を離脱=ヴィッツェル知事との対立で
リオ州のウィルソン・ヴィッツェル知事が大統領選出馬に前向きな発言を行ったことを受け、ボルソナロ大統領の社会自由党(PSL)が、リオ州議会の連立与党から離脱することを16日に宣言した。17日付現地紙が報じている。 これは、PSLリオ州支部長でボルソナロ氏長男のフラヴィオ上議の命令で決まったという。
続きを読む »東西南北
ボルソナロ大統領は、腹部のヘルニア手術から8日後の16日にサンパウロ市南部の病院から退院。その日の内にブラジリアに戻り、17日から公務に復帰した。政府広報官は一度、「復帰は19日」と発言、担当医も「まだクリーム状にしたものしか食べられない」というのに、それらを押して復帰した。復帰初日は、議会が8月に承認した、農村での銃所有に関 ...
続きを読む »《ブラジル》「古い政治に決別」はどこへ?=政党と政府間の裏取引活発化=ネット発言まで監視の政府
「古い政治との決別」「トマ・ラ・ダ・カー(政局調整のための裏取引)は止める」と主張して当選したボルソナロ大統領(社会自由党・PSL)だが、議会内に支持基盤がないため、連邦政府の方針や政策に賛同するか否かで、議員割当金(エメンダ)の支払いの可否や公職の配分を決める事にしたと、14日付現地紙が報じた。 「政府は、議会内での投票行 ...
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