2006年6月9日(金) 「移住五十周年を迎えることができたことは、私たち自身の誇りであるだけでなく、コチア青年であることに地域社会の中でも誇りを感じます。今回はサンパウロから元気を持ってきてくれたので、私たちも元気になりました」と、五月二十七日の第一回歓迎会で、テイシェイラ・デ・フレイタス、イタマラジュ、ポスト・デ・マッタに ...
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コラム 樹海
邦字紙しかりNHK国際放送しかり、日本の情報はブラジルにおいても湯水のように溢れている。しかし日系社会の話は、日本の人はまったくといって知らない。〃片思い〃の状況が延々と百年近く続いている▼日本の大手出版社で「日系人、移民に関する本を出したい」と持ちかけても、「地味すぎる」「売れない」と原稿すら読んでもらえない。かつて日本でブ ...
続きを読む »ちぐはぐな農業政策=融資などマクロ政策不在
2006年6月7日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】農業生産者が赤字経営で銀行融資を返済できず、農地が差し押さえの憂き目にあい、自暴自棄になっている。国道封鎖や農機具に火を放ち、ブラジリアで抗議の行進を行う一方で、MST(農地占拠運動)の侵略もあり、泣き面に蜂である。 農業生産者は口癖のように農政不在というが、政 ...
続きを読む »刊行物
2006年6月7日(水) 『火焔樹』六月号が発行された。扉の一句「コーヒーの秋へつながる虚子忌かな」(要一郎)、雑詠(要一郎選、その一句「椰子落葉歩道をふさぎ太きかな」パラカツ、阿部和子)、ハイカイ耕地うちそと(122)、句日記・2005年6月・要一郎、ほか。
続きを読む »「大国らしくなってきた」=金岡社長が帰国あいさつ=伊藤忠
2006年5月26日(金) 伊藤忠ブラジル会社の金岡正洋社長(57)が五年間の任期を終え帰国することになり、新社長として田中一男さん(52、大阪府)が赴任してきた。 金岡社長はメキシコからアルゼンチンまでの十二カ国をカバーする中南米総支配人も兼務。「アルゼンチンの経済危機のときは大変でした」と振り返る。同時に「資源の重要性に ...
続きを読む »JICA青年ボランティア リレーエッセイ=最前線から =連載(43)=大畑りつ子=コロンビア日系人協会=コロンビアからコモ・エスタ?
2006年5月25日(木) コロンビアと聞いてイメージするのはゲリラ・麻薬・コカインマフィア・犯罪大国・サルサにコーヒーといったところが大方ではないだろうか? 確かにコロンビアは大きな治安問題を抱えている。国内には南米最大の左翼ゲリラ組織FARC(コロンビア革命軍)をはじめとする非合法組織が存在する。 私が派遣されて半年の間 ...
続きを読む »緩和ケア=最先端担う千馬寿夫医師=連載(1)=回復の見込みない患者対象=生活の質を高める
2006年5月23日(火) 最期の時──。日進月歩の勢いで、医療技術が進歩。それと歩調を合わせるように、人間は長生きをするようになった。かつてはすぐに亡くなっていた病気でも、延命治療によって、ある程度、寿命を延ばすことが可能だといえるかもしれない。回復の見込みのない患者を対象に、「生活の質」を高めようと始められたのが緩和ケア ...
続きを読む »南パラナもふるさと=県連6日間の旅=連載(3)=港町で味わう海の幸=百周年に日本公園計画も=パラナグア
2006年5月20日(土) 六日午後一時ごろ。到着したパラナグア日伯文化協会会館では、あさりの味噌汁や、ボラのフライなど海の幸を使った婦人会の手料理が待っていた。 一行の団長南雲良治さんが「このふるさと巡りでパラナグアに来るのは、今回が初めてです。歓迎していただいたことに感謝しています」と挨拶すると、カラオケが用意され、一同 ...
続きを読む »アグリビジネス
2006年5月3日(水) ブラジルのP&Aコンサルタントは、インドでコーヒーの消費キャンペーンを行うためインド政府に招へいされた。インドでは茶が日常の飲み物として定着し、コーヒーを飲むのはインド南部の住民に過ぎない。同国ではコーヒーが粒状で小さな店で売られ、スーパーには出ていない。スーパーで今度、試飲してもらうキャンペーンを始 ...
続きを読む »農業不振の原因は?=求められる情勢変化への対応
2006年4月26日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】二年前はわが世の春を謳歌していたアグリビジネスが二〇〇六年、ケン(さとうきび)とコーヒーを除いて価格低迷と投資離れ、赤字経営のサイクルに引き込まれた。なぜ農業環境はこうも激変するのかと国際貿易研究所のサワヤ・ジャンク教授が問題提起を行った。 農業の長期展望を見 ...
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