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為替危機はオランダ病=中銀、症状を見て原因を見ず

2006年3月15日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二月五日】〇五年にブラジル経済をオランダ病と診断し警告したのは、ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団のナカノ教授であった。中央銀行はその後、ドル買いに本格介入をしたが効果はなかった。セウソ・ミング教授は再々、ブラジルの為替問題に言及した。オランダ病の症状は八〇年、オランダの北 ...

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昨年のGDP成長2・3%=投資と農畜産物が足引く=中南米ではハイチに次ぐ低率

2006年2月28日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、昨年の国内総生産(GDP)成長はわずか二・三%にとどまり、一昨年の四・九%に対し、半分にも満たなかった。これはラテン・アメリカ圏内では、政争が続き経済が混乱しているハイチに次ぐ低率となった。  低成長の要因として、 ...

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県連・第24回移民のふるさと巡り=ノロエステ巡礼=連載(7)=アリアンサ=『八十年史』編纂進む=寄付や情報提供呼びかけ

2006年2月23日(木)  第一が八十周年を祝った〇四年に「八十年史編纂委員会」が設立され、〇九年刊行を目指して着々と準備が進められている。委員の一人、ユバ農場の矢崎正勝さん(62、山梨県)も「百年祭の内容も入れたいので、その後に出すことにしています。しっかりしたものを作りたい」と意気込む。  まずは高齢者からの聞き取り取材を ...

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25年=交流協会生コロニアと共に=歴史編3=連載(3)=ブラジルの青年を「招日」=事務局設置,藤村氏が次長に

2006年2月21日(火)  日本からの派遣ばかりではなく、ブラジルの若者を対象とした交流も進めた。一九七八年にはサンパウロ州知事に対しユースサッカーチームの訪日を要請。ジョゼ・ピント州スポーツ局長の一行二十五人が訪日した。日本国内で高校生、社会人など五チームと親善試合を開催。テレビで放映されるなど華やかなスタートを切った。   ...

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県連・第24回移民のふるさと巡り=ノロエステ巡礼=連載(5)=アリアンサ=「ここは祈りで拓かれた」=永田稠の大学構想引き継ぐ

2006年2月18日(金)  さわやかな朝、会館には五筋の煙がのぼった。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏――。  移民のふるさと巡り二日目、五日午前八時前にホテルを出発し、昨夜と同じアラサツーバ文化協会で先亡者追悼法要をした。  アラサツーバ南米本願寺の僧侶、中島康夫さんらによる阿弥陀経が読経されるなか、ノロエステ連合日伯文化協会の五 ...

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大耳小耳

2006年2月16日(木)  「ふれあい日本の旅」で秋篠宮邸を訪問した、日本語学校生徒の一行。子供たちとはいえ、一家そろっての接見というのは、あまり聞いたことがない。紀子さまご懐妊の報道にあわせるように訪問時の写真が届いたのもおもしろい偶然だ。日語センターでは次回の訪日ツアーを二〇〇八年、日本移民百周年の年に実施する予定だとか。 ...

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アグリビジネス

2006年2月15日(水)  アジア地域の砂糖減産とブラジル産さとうきびのアルコール転用で、砂糖の国際価格が一月に高騰し、累計で二年間に一六八%も値上がりした。一月の値上げ幅はコーヒーに次いでポンド当たり一六・一六セントと、前月比一五・七四%の上昇であった。一月には十三回目の入札が行われ、四二二ポイントも続騰した。穀類専門の食糧 ...

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商議所 業種別部会長懇談会――――最賃引き上げ効果を期待=家電・自動車は好調続く=連載(下)

2006年2月11日(土) 【繊維部会】冷夏と暖冬で衣料品販売の落ち込んだ繊維業界。今井部会長は「くもりのち小雨でした」と〇五年を振り返る。クリスマス商戦も不振。小売業者からは手形の引き伸ばしも出ているという。一方レアル高で輸入素材のコストは下がった。  〇六年はW杯と選挙の年。最低賃金引き上げの効果も期待される。今年の見通しは ...

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商議所 業種別部会長懇談会――――「セーラ候補当選」か?! 数年は経済好調の見通し=連載(上)

2006年2月10日(金)  ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)が主催する「業種別部会長懇談会」が七日午後、サンパウロ市のクラウンプラザ・ホテルで開かれた。テーマは「二〇〇五年の回顧と二〇〇六年の展望」。今年は選挙とサッカーW杯の年。レアル高や高金利、中国製品台頭などの要因の中で、この一年のブラジル経済はどのように進むのか。選 ...

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ブラジル雑語ノート――「和泉雅之・編」の”順不同”事典――=連載(5)=カシャサ=色白の美少女かきちがい水か

2006年1月31日(火)  カシャサ (Cachaca) とは、サトウキビからつくる蒸留酒であり、広義のラム酒に属するもののひとつ。ブラジルでは、十六世紀半ばから、サトウキビの組織的な栽培がはじまり、今では世界一の生産国となっている。気候および土壌条件が、サトウキビの栽培に適する地帯は、かなりの広域にわたっており、ブラジルのあ ...

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