3月12日(土) 去る二日、サンパウロ市ビラ・レオポルジーナにあるブラジル農協婦人部連合会(ADESC)暫定本部で行われた同農婦連年次総会で、インダイアツーバ在住の吉泉美和子さん(山形県出身)が満場一致で新会長に選出された。三年間会長を勤めた上芝原初美さん(ピラール・ド・スル、鹿児島県)は副会長として執行部に残る。大豆食キャン ...
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忘れられた移住地=ひっそり〃健在〃=サント・アントニオ・ピニャールのバイロ=カンポスの近く「病気療養と営農」両立めざした
3月11日(金) カンポス・ド・ジョルドンに上る山道の半ばを過ぎてからまもなく、左に折れると、日系人の部落に入る。サント・アントニオ・ピニャール市レノーポリス区。カンポスと同様一九三〇年代に、ニンジン景気に沸き、最盛期には約五十家族の日系人が暮らしていた。戦後地力の低下とともに、移住者の多くが転住。それとともに、日系社会からも ...
続きを読む »正直者、バカを見る=裏目に出たコーヒー戦略
3月9日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】ブラジルは世界一のコーヒー生産国であり、世界一のバカ者だという定評がある。政府は五年間にわたって、コーヒー生産者と輸出業者の行政指導を行ってきた。 国際価格安定のため政府主導でコーヒーの出荷調整を行ってきたが、生産者にすこぶる評判が悪い。農務省生産販売局は、国際調整機関か ...
続きを読む »大きく変貌するサンパウロ市=サービスと商業が主体に
3月2日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】四百五十一周年を迎えたサンパウロ市は、新しい経済サイクルの時代を迎え、大きく変貌しつつある。金融や保険、不動産、コンサルタント、広報など最先端サービスと人材を近隣諸国へ提供するに至った。 こうした高度なサービスは、さらに文化や保健、教育、高度な食文化と優雅な生活を育み、 ...
続きを読む »会議所=業種別部会長懇談会=好況に沸く産業界=連載(下)=2輪生産で100万台突破=「税軽減と行政効率化を」
3月2日(水) 食品部会で疋田和三部会長(三井アリメントス)は「分野によって業績にばらつきある」。ヨーグルトなど健康食品は三一%で成長傾向だが、製品競合が烈しい。コーヒー相場は高騰しており、昨年は前年の三〇%近い上昇だった。先進国でコーヒー消費が伸び悩むなか、国内消費も輸出も伸びていると報告。 日本酒(東山)はサケピリーニャ ...
続きを読む »コーヒー価格5年ぶりの高値=供給不足で高騰続く見通し
2月25日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】コーヒー価格が今週、ニューヨーク先物取引所で五年振りの高値をつけたことでコーヒー業者は活気を呈している。 この高値で、やはり高騰している砂糖相場と合わせ農務省では、主要産物の大豆、トウモロコシ、小麦の相場が下落している現状の下、貿易黒字の減少の歯止めになると安堵している ...
続きを読む »ブラジル最北・北半球の移住地タイアーノ(4)=現地化生活しつつも日本人の誇り忘れず
2月25日(金) 電気はなく、夜はディーゼルオイルのランプ。水も五十メートルほど離れた井戸から汲んでいるという。 「えーと、日本語は分かりますか?」。問い掛けると、歯のない顔に笑い皺を寄せて、「分かるけど話せないよ。もう四十年も使ってないからね。でも日本語で話していいよ」 以下、記者からの質問は日本語、中村氏の返答はポ語で ...
続きを読む »コラム 樹海
世には「コーヒー道」なるものがあるらしい。コーヒーの豆はキリマンジェロに尽きるからブルー・マウンテン派まで幅広く、焙煎論まで議論は尽きない。ドリップがいいと誰かが言えば、いやサイフォンが最高と譲らない。砂糖を溢れるほど入れる人もいればブラックを好む一派。あの永井荷風も、この道の通だったらしく「氷で冷却すれば香気は全く消え失せて ...
続きを読む »コラム オーリャ!
言行一致のブラキチを紹介する。「北海道十勝の音更町で昨年十二月一日、ブラジルを知ってもらうために、ブラジル・カフェの店『BON』を開店した」と伝えて来たのは、あの谷川悟・節子さん夫妻。豆はロンドリーナから輸入。 名前を思い出す人も多いだろう。昨年九月までの五年余り、ロンドリーナを足場に、パラナ移民資料館館長、日本語教師、パー ...
続きを読む »今年も輸出は好調に推移=新市場として注目のアラブ諸国
2月18日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】今年に入りドル安レアル高が続いているにもかかわらず輸出は好調に推移しており、経常収支は昨年同期に比べ三割増の黒字となった。 二月第二週の経常収支の黒字は四億四千九百万ドルだった。輸出が十一億六千百万ドルに対し、輸入は七億二千二百万ドルとなった。これにより二月度の累計は輸 ...
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