ブラジル内で販売されるコーヒー豆は、発酵してしまったものや、乾燥後に殻を剥く機械の中で割れてしまった豆など「悪いもの」中心。つまり「良いものは日欧米に輸出される」のは有名な話。でも、最近ではサンパウロ市内でも「良い豆を使ったカフェ」を提供する店も増えているとか。26日までサンパウロ市とパラナ州クリチバ市で「コーヒーウィーク」( ...
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コーヒー鑑定士特別講座も=日帰りサントスツアーで
旅行会社トレンディ・ツーリズモ(関根いつ子社長)が4日、「コーヒー探訪シリーズ第二弾 日帰りサントスツアー」を開催し、20人が参加した。ツアーではモンテ・セーラの丘やコーヒー博物館などの観光名所めぐりのほか、元コーヒー鑑定士で現在教授としてコーヒー鑑定を教えるニルトン・リベイロさんのコーヒー鑑定特別講座を受講した。 サントス ...
続きを読む »ある本を読んで=サンパウロ市 中野晃治
私は歴史が苦手である。歴史を学ばなければ人は成長しないと言われており、過去の出来事を知ることは非常に大切で、現在をそして将来の予想や計画を立てるときには欠かせない。そのためか人生でずいぶん損をしているにも拘わらず歴史に類する本を読むことは非常に稀である。 記憶力が弱いということに加えて時代考証も苦手ということに尽きる。物覚え ...
続きを読む »眞子さま=平野植民地挙げて歓迎準備=会館改装、慰霊碑の整備も=「待ち遠しくて夜も眠れない」
いよいよ本日18日、眞子さまがリオにご到着される。今週末には三笠宮同妃両殿下以来、60年振りとなるノロエステご訪問が予定されており、23日午前中には皇室としては初めてカフェランジア市の平野植民地にも足を運ばれる。それを受け、眞子さまを歓迎するため村総出で準備が進められている。7日、一足先に現地を取材し、村民に眞子さまご訪問への ...
続きを読む »県連日本祭り=さあ、ギネス記録へ挑戦だ!=今年も話題の料理が集結=ラーメン対決にカレー戦争!?=手の込んだ郷土食に舌鼓を
ブラジル日本移民110周年記念行事が各地で続々と祝われる中、いよいよ当地最大の日本文化の祭典が迫ってきた。今年もブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の『第21回日本祭り』が20日(金)、21日(土)、22日(日)の3日間、サンパウロEXPOセンターで行なわれる。これほど日本各地の郷土食や芸能が一カ所に集結するイベント ...
続きを読む »異彩を放つ先駆者たちの軌跡=『日本文化』8巻、販売開始=各分野で活躍、日ポ語で紹介
サンパウロ青年図書館とニッケイ新聞は今週、『日本文化8~移民史の先駆者たち~』を刊行した。多くの戦前移民はコーヒー農園に入植し栽培に従事したが、それとは全く違う人生を歩んだ6人の足跡を辿る。北米で活躍した開拓者、伝説の武道家、ジュート産業の立役者、紅茶栽培に情熱をかけた男、財閥出身の慶應ボーイ、慈善事業に献身した日系社会のリー ...
続きを読む »《ブラジル》〃完璧な〃コーヒー豆はいくら?=通常価格の20倍の逸品も
ブラジルは世界有数のコーヒー生産国だが、近年の生産者は、高級品志向に傾いている。 〃完璧な〃コーヒーの生産に取り組んでいる一人は、ミナス・ジェライス州クリスチーナ在住のセバスチアン・アフォンソ・ダ・シウヴァ氏(56)だ。4カ所の農園でコーヒーを育て、年最大3500俵(1俵60キロ)を生産する同氏は、土壌の分析を頼んだり、収穫 ...
続きを読む »《ブラジル》アサイ=冗談から始まった「旭城」=ブラジル初“日本式”城の裏話=(下)=シンボル、観光活性化に期待
2008年の定礎式から4年が経ち、城は8割が完成していた。ところが、次の市長選で当選した新市長は一切、築城を進めなかった。新市長は前市長のライバル派閥で、小岸さんが直談判に行くとけんもほろろに「あんな箱物に出す金は一銭もない」とはねつけた。 会員の反対を押し切って築城を決めた小岸さんは立つ瀬がなくなり、「夜も寝れなかった」と ...
続きを読む »アサイ=冗談から始まった「旭城」=ブラジル初の日本式城の裏話=(上)=ブラジル人市長奮闘、大半の日系反対
今年5月、パラナ州アサイ市にあるブラジル初の日本式の城「旭城」が建てられた。2008年に築城計画が始まり2年で完成のはずが、紆余曲折を経て10年がかりで開城した。その裏にあった、歴代市長や同地の日系団体、アサイ文化連合会の尽力を現地で取材した。 通常ブラジルの田舎町の高台にはキリスト教会が建つが、アサイの場合は日本式の城だ。 ...
続きを読む »《幾山河ここに恋あり命あ里》に込められた想い
《幾山河ここに恋あり命あ里》という川柳を見た覚えがないだろうか――サンパウロ市リベルダーデ区ガルボン・ブエノ街の大阪橋のたもとにある、日本庭園を入ったすぐ左に建てられている句碑の作品だ。 東洋街に出入りしながら、心を焦がすような熱い恋をして、命を削るような辛い思いをした人は、ここは異国の地だが一種の故郷(里)のように感じる― ...
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