日本移民109周年の「移民の日」を18日に迎えるにあたり、今年もサンパウロ市各所で慰霊法要とミサが行われる。 まずは午前8時からサンゴンサーロ教会(Praca Dr. Joao Mendes, 108)で先駆者慰霊ミサが執り行われる。 午前10時半からはイビラプエラ公園内の開拓先没者慰霊碑前で、ブラジル日本都道府県連合会( ...
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大耳小耳
俳誌『朝蔭』第451号が5月に刊行された。《コーヒーをたてて夢見る朝寝かな》(杉本君枝)、《綿降るとパイナ見上げる日本客》(黒澤志賀子)、《パイネイラ踏まずに通れぬ田舎道》(山下志げこ)など。開いたページで、ふと《大根の葉の浅漬や握り飯》という句が目に留まった。まるで日本在住者かと思える句だ。作者の澤田千代さんはプ・プルデンテ ...
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ジャパン・ハウスの開幕週間の間(先月30日から4日まで)、館内カフェで「味の素ゼネラルフーズ(株)」の『AGF〈煎〉レギュラー・コーヒー』と、老舗和菓子店「榮太樓總本舗」の『日本橋まんじゅう』が入場者に無料で配られた。ブラジル産のコーヒー豆を一部使用し、日本の軟水に合わせて設計された気高く繊細な香りのコーヒーで、「喉や舌に残ら ...
続きを読む »ブラジル力行会の略史=百周年記念誌編纂委員会=〈2〉古賀捷則
1913年9月6日、島貫兵太夫初代力行会会長は、47歳の若さで病いに倒れ、渡米中であった永田稠氏が遺命により、翌年の1914年に二代会長に就任します。 6年ぶりに帰国した永田会長の前には、大きな難題が横たわっていました。それは大講堂建設による財政破綻と日本力行会の再建です。 「力行会は、単なる社会慈善団体では ...
続きを読む »《ブラジル》公立学校の外国人児童に自閉症が多い?
エスタード紙3月19日付《教室の中の移住、自閉症ではない》との記事を読んでいて、なんだか胸が苦しくなった。ここ5年でサンパウロ市内の公立学校への外国人児童の編入が急激に増え、彼らが教室で「シン」と「タ・ボン」しか言わず、試験も零点を連発しているという▼市立小中学校では外国籍児童が2012年に2419人だったのが、16年には41 ...
続きを読む »《ブラジル南部》サンタカタリーナ州ブルメナウ市をブラジルビールの首都に制定=ドイツ移民が多く、オクトーバーフェストも開催
ミシェル・テメル大統領は9日、首都ブラジリアの大統領官邸で行われた式典で、南部サンタカタリーナ州のブルメナウ市をブラジルのビールの首都とする法案を裁可した。 同市はドイツ系移民の子孫が多く住み、ビール製造工場が沢山ある事で知られている。また、毎年10月には、オクトーバーフェストと呼ばれるビールの祭りを行っている。オクトーバー ...
続きを読む »援協に食品1万個寄付=三井アリメントス
三井アリメントス株式会社(降旗英樹社長)が21日、援協にコーヒー50キロ、カップ麺1万個を寄付した。 3月5~12日にスザノ・イペランジアホーム(三島勝彦施設長)で行われる『第23回ダリア祭り』にあわせ、援協が同社にコーヒーの寄付を依頼し、依頼したーコーヒーと共に833箱のカップ麺も届けられた。 カップ麺は東洋水産株式会社 ...
続きを読む »1月は純益600万レ=リッファも準備、援協
サンパウロ日伯援護協会による定例役員会が先月23日、サンパウロ市本部で開催され、活動状況や今後の予定が報告された。 JICAの北岡伸一理事長によるサントス厚生ホーム訪問、ODA(政府開発援助)調査団の歓迎夕食会、三井食品によるコーヒー50キロ、カップ麺1万食の寄付などが伝えられた。 足立操事務局長は今月3日から渡日し、日本 ...
続きを読む »移住百周年の調査に協力を!=和歌山が初期移民とコーヒー求む
和歌山県人会(谷口ジョゼ眞一郎会長)が10月29日に行う『県人移住100周年記念式典』に先立って、初期移民や県系人が栽培するコーヒー豆を探している。 昨年10月、式典準備のため和歌山県庁を訪問した谷口会長は、県知事らを式典に招待したほか、関連団体にも訪れ多くの県民来伯を呼びかけた。またペルー、亜国、米国、メキシコからも参列者 ...
続きを読む »水野龍を巡る二つの講演=知られざる功績と航海日誌秘話=(中)=移民史の盲点カフェーパウリスタ
水野龍は笠戸丸移民を連れてきた1908年に、コーヒー普及を目的とした豆の無償提供を受ける契約をサンパウロ州政府と結んでおり、その期限が3年間(のちに5年延長)だった。その期限のギリギリ最後に箕面店が開店したことになる。 この第1号店の建物は後に、隣接する大阪府豊中市に移築されて「豊中クラブ自治会館」などとして90年余りも使わ ...
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