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佐賀県人会、還暦祝う=母県から15人が慶祝に=更なる友好深化に向けて

中倉議長(左)や副島副知事(中央)もサンバ隊に交じり笑顔を見せた

 ブラジル佐賀県文化協会(西山実会長)が2日、創立60周年を祝ってサンパウロ市の同会会館で記念式典を行なった。副島良彦副知事、中倉政義県議会議長および一般参加者含め15人の慶祝団を迎え、会発足から還暦の節目を祝った。  1910年、サントス港に到着した第2回ブラジル移民船「旅順丸」に乗船していた15家族60人が先駆けとなり、これ ...

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漫画家志望のファン多く=『るろうに剣心』和月さん講演=420人が熱心に耳傾け

講演会中の和月さん(左)と黒碕さん(右)(国際交流基金提供)

 漫画家の和月伸宏さん(45、東京)と妻で小説家の黒碕薫さん(46、神奈川)の講演会が17日夜、サンパウロ市サンパウロ文化センターであり、420人が来場した(主催者発表)。国際交流基金サンパウロ日本文化センター(深沢陽所長)主催。代表作『るろうに剣心』(ブラジル版題名『SAMURAI X』)は、明治維新直後の日本で「不殺の誓い」 ...

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『光源都市』 (七)

 コロニア最古の短歌会「サンパウロ短歌会」が歌集『光源都市』を発行した。月例会250回を記念した第一巻の発行より、50回ごとに発行されている。今回は第七巻で550回までの作品が収録された。 寄稿者数は前回の発行(2011年)の32人に比べ、今回は23人と年々減少している。編集委員会の梅崎嘉明さんは「序に代えて」で「この度が最後の ...

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オペラ歌手の鶴澤さん=日ブラジル国歌で両国をつなぐ=公演依頼を受付中

「どこでも喜んで歌いに行きます」と鶴澤さん

 全国の護國神社を巡拝し日本国歌を奉唱しているオペラ歌手の鶴澤美枝子さん(64、香川)が5月末から当地に滞在、各地で公演を行い日伯両国歌を披露している。  オペラ歌手暦48年になる彼女は、4年前から「君が代」を歌い始め、日本各地の神社で奉唱を行ってきた。現在はブラジル国歌にも取り組んでいる。「心を込めて国歌を歌うことで、各国の友 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(12)

 バルボーザは息子たちと土地販売会社を設立、実際に売り始めた。やがて日本人が、その一部を買うことになる。 この鉄道会社の譲渡交渉で、両者の仲介をしたのが、メスキッタであった。交渉成立で彼には手数料が入ったが、少年時代からの夢であった建設工事を請け負うことは、残念ながら出来なかった。新経営陣がロンドンの業者を選んだからである。彼は ...

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ブラジルでベジタリアンのススメ!

サンパウロ市内にあるベジタリアン向け食べ放題レストラン(約30レアル=約1200円)の様子

 今回のブログ子「幸」は、ベジタリアン歴8年です。「なぜ私がベジタリアンになったか」という説明は、あまりに長くなるので、いずれまたの機会に。とにかく日本では、ベジタリアンなんて希少人種に属します。まるで絶滅危惧種か天然記念物を見るかのような扱いをされるし、さらには「かわいそうに」とか「何でもちゃんと食べなくちゃダメでしょう!」と ...

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終戦70周年記念=桜組挺身隊の記憶=カンピーナス 伊藤喜代子=第3回=「今、先生様がお散歩に」

鶏舎の中の様子(パ紙1954年12月9日付記事の写真より)

 サントアンドレーのあの場所は、夕暮れ近くになると視界が遮られるほど霧の深い所だった。なので、朝は地面が濡れていた。その濡れた粘土のような土を踏んで下の池まで顔を洗いに行かなければならないのだが、かならず誰かが滑って尻もちをついた。大人の困惑をよそに、私にはそれが面白くて毎朝笑っていた。 朝は、広場で体操をしたあとに朝食。 おに ...

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「日本人なくして北パラナの開拓なし」=州入植百周を盛大に祝う=前線基地だったカンバラ

百周年を記念してBR―369沿いに建設された大鳥居

 パラナ日伯文化連合会(折笠リカルド力己知会長)が主催してパラナ州日本人入植百周年記念式典が13日にカンバラ市に約150人の日系団体代表が集まり、続いて翌週20日には慰霊祭がローランジャ市日本移民センターで盛大に挙行された。カンバラは北パラナの玄関口として、また〃足場〃として重要な役割を果たし、上野米蔵と息子アントニオ、松原武雄 ...

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東西南北

 3日付アゴラ紙によると、サンパウロ市セントロのアルメニアのバス・ターミナルでは、サンパウロ市と近郊の町を結ぶEMTUのバス路線で、利用者カード「BOM」の不正使用が行われているという。闇売人は利用者に「料金は5・80レアルだが5・00レアルでいい」といってカードを渡し、乗客が読み取り機にBOMを通したら、バスの窓からカードを返 ...

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世界の反対側の貴種流離譚=多羅間俊彦=「昭和の天孫降臨」と呼ばれた男

多羅間俊彦さん

 民俗学者の折口信夫は、芸能史や国文学を研究する中で、日本における物語文学の原形として「貴種流離譚(きしゅりゅうりたん)」という概念をとなえた。本来なら王族や貴族などの血筋を持つ高い身分にあるものが、何らかの理由で捨てられたりして家を離れざるをえず、不幸な境遇や下界に置かれ、その中で旅や冒険をして正義や何らかの力を発揮するという ...

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