【既報関連】ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)の役員改選を4月に控え、体制派が支持する候補者として、呉屋春美第一副会長を立てたことが明らかになった(今月25日付け)。呉屋氏が26日午後、木多会長、中島エドワルド事務局長と共に会見し、正式に出馬することを表明。山下譲二氏を第一副会長に据えることを条件に承諾したと明かした。 ...
続きを読む »コーヒー 関連記事
『一粒の米もし死なずば』=レジストロ地方の百年描く
本紙がレジスト地方入植百周年を記念して2013年から14年にかけて127回連載した記事が、日本で『一粒の米もし死なずば』(無明舎、2014年、50レアル)として昨年11月に刊行され、ようやく当地にも届いた。 ブラジルといえば誰もが「コーヒー」と連想する世界最大のコーヒー豆生産国において、日本人が戦後〝紅茶の都〟レジストロを築 ...
続きを読む »歩こう友の会=「イタリア移民の伝統感じた」=ヴィニェードのブドウ祭り
リベルダーデ歩こう友の会(小笠原勉コーディネーター)の一行約30人余りは2月22日、サンパウロ州ヴィニェード市(人口6万3千人)の第54回ブドウ祭りに行き、一日楽しんだ。 この地方はバンデイランテスが稀少植物や鉱物を探して分け入って道が開かれ、19世紀にコーヒー農場が作られ、イタリア移民などが欧州から導入された。 最初に一行 ...
続きを読む »ワイン通販会社の挑戦=カプセルエスプレッソに参入
ラテンアメリカ最大のワインのインターネット通販サイトWine.com.brが11日、コーヒー市場への参入を発表した。同社はコーヒーマシンとコーヒーカプセルを販売しているスイスのMocoffee社を2600万ドルで買収した。 Mocoffee社は、カプセルをマシンにセットしてコーヒーを淹れるシステムを発明したエリック・ファブレ氏 ...
続きを読む »ガウショ物語=(6)=黒いボニファシオ=《2》=草競馬の賭けで勝負
あいつは、まだすっかり手なずけていないに荒馬に乗って、意気揚々と現れた。尾に白い毛の混じった青鹿毛で、長い脛に厚い胸、細い耳には鋏で切れ込みが入れてある。たてがみ鬣は首の半分まできれいに切りそろえて、尻尾は根元から三本の三つ編みにしてある。馬はその尾を誇らしげに高く上げていた。 そしてボニファシオの後ろには、物慣れた様子で、い ...
続きを読む »大耳小耳
許認可の問題から、長らく一時閉店していたブラジル銀行ガルボン・ブエノ支店(同街218番)が9日(月)から、ようやく再開すると連絡があった。リベルダーデ区界隈では数少ない同銀行支店で、日系人の利用者が多かったため、「いつから再開するか教えてほしい」との問い合わせが再三、編集部に来ていた。同銀行広報は「以前と同じサービスを再開する ...
続きを読む »ア国首都で40万人大行進=ニスマン氏追悼と汚職抗議で
クリスチーナ大統領を告発した検事が遺体で発見されてから丸1カ月となる18日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、アウベルト・ニスマン氏追悼と汚職やインフレなどに抗議するためのデモ行進が行われ、雨の中にも関わらず40万人が参加した。 18Fと命名されたデモはニスマン氏の同僚だった検事や判事達が呼びかけたもので、議会から大統領官 ...
続きを読む »ニッケイ新聞の本『一粒の米もし死なずば』紹介
注文は無明舎までhttp://www.mumyosha.co.jp/docs/14new/hitotubu.html [su_heading size=”16″ align=”center”]日本で出された主な書評や紹介記事[/su_heading] 《〝面白い〟というと語弊がある ...
続きを読む »ガウショ物語=作者の紹介と本作の特徴=中田みちよ=(下)=ブラジル版『遠野物語』
地元に経済的な活況をもたらした牧畜。そこから派生する皮革の輸出。そして食肉。シャルケとよばれる干し塩肉の産地です。冷凍技術のない当時は、全国的にこのシャルケが流通していました。歴史的には18世紀のセアラー州が端緒になっていますが、その後に南リオ・グランデ州の方に南下、普及していきます。もっとも、80年代になってから、カルネ・デ ...
続きを読む »大耳小耳
元ブラジル移民の伊藤修さんが代表を務めるNPO法人「地球の心・日本」では、日系農家の商品を世界に売り出すための仲介もする。今回、パラナ州ロンド リーナ市のインテグラーダ産業組合との契約が成立し、同組合産コーヒーをジャパンマシナリー社が仕入れて世界に販売する予定とか。「組合としてどう世界に 立ち向かうかというビジョンが必要。日本 ...
続きを読む »