コーヒー輸出業者審議会(Cecafe)が13日、14年のカフェの輸出は前年比14・7%という大幅な伸びを記録し、60キロ入りの袋3632万俵という新記録を達成したと発表した。 輸出先のトップは米国の20%、2位はドイツの19%だった。地域別では前年比17%増の欧州がトップで、輸出総量の55%を売り上げた。2位は北米の24%で、 ...
続きを読む »コーヒー 関連記事
リオ五輪で抗議行動は起きるか?=不発に終わったW杯での抗議行動
いうまでもなくサッカー選手の大半は貧困層から生まれている。世界に誇る優秀な選手が輩出される裏には、教育が行き届いておらず、サッカー以外に社会上昇の手段があまりない、という格差社会の現実が前提としてある。 人口の大半を占める貧困層からスポーツの逸材をサッカーに集め、莫大な投資をしてエリート教育をする構造がある。例えばサントスF ...
続きを読む »アリアンサ野球支えた一人=吉安園子さん 回想録=輪湖の講演に奮い立ち渡伯=吉安さんの父、15歳で決意
吉安園子さん(86、二世)といえば、ドナ・マルガリータの右腕として長年、救済会「憩の園」の事務方を担い、現在は会長として日系社会の福祉の一端を支える人物だ。本紙が翻訳刊行したポ語版『Aliança』を機に、アリアンサ移住地の歴史を改めて掘り返す取材中、吉安さんの父は同地建設の中心人物・輪湖俊午朗と深い縁を持っていることが分かっ ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=8
「父は英国人にだまされてペルーに売られた奴隷だったんです。一八六三年、アメリカのリンカンの政策に習って、南米諸国も奴隷を開放したのはいいが、その代わりに日本人に眼をつけたんです。人身売買は英国人の得意とするところで、インドでもアフリカ諸国でも、彼らは大昔から平然と、それで儲けてきたんですよ」 コーチは、そこで話しを切り、「話は長 ...
続きを読む »新年祝賀会に約350人=120周年の開幕第1弾=ロゴマーク「鶴」も初使用=それぞれの抱負を胸に
『2015年新年祝賀会』が文協ビルの新多目的ホールで1日午前に行われ、約350人が集まってお正月を祝った。 在聖総領事館、ブラジル日本文化福祉協会、援協、県連、商議所、日伯文化連盟の共催団体代表のほか、ブラジル日本語センター、国際交流基金サンパウロ文化センターからなど多くの来賓が出席した。 日伯外交樹立120周年記念事業の第一 ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=4
ブラジルの農業移民は、ドイツ人もフランス人も日本人も、農業省の管轄下にある移民会社から割り当てられた耕地で、苦難なコロノ(小作人)として十余年、牛馬のように働いて独立農としての資金を蓄える。その実態は一般市民の遠く及ぶところではない。 まず、朝食前の暗いうちにその日の作業場まで数キロの道を農具を担いで歩くと、そこで持参の朝食を ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=2
なかには永住の覚悟で大農場の農夫として汗を流している知人、友人が、グループを組んで戦争に参加するというニュースを邦字新聞で知らされると、自分は卑怯者ではないかと強くさいなまれたが、それでも固く瞼を閉じて耐えた。 翌年、満十九歳になったとき、私は在外の男子に許されている三十七歳までの徴兵延期願いをサンパウロ市駐在の日本総領事宛に ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=1
「旅券を持って、来てくれ」 朝、まだ早いのに、店長からの電話だ。 彼は早口にいって電話を切った。用件を訊くいとまもなかった。一瞬、不可解な電話を反芻した。旅券を持って来い、というのには海外出張に違いないが、それにしても。単なる出張なら、まだ夜明けまでに一時間もある暗いうちに、電話でもあるまい。 カーテンをあけて窓の外を見た。 人 ...
続きを読む »花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香=66
このK・Tさんは、彼女たち花嫁移民の母と呼ばれる小南ミヨ子著「海外に飛び立つ花嫁たち」の中で紹介されている。昭和五四年七月に移住した「国際女子研修センターの第九回生」である。ブラジルへ旅立つ矢先に住所変更を知らせるK子の手紙を受け取った小南ミヨ子女史は、「K・Tさんのことが気になり、ぜひ会いたいと思って宿泊したホテルに来ていた ...
続きを読む »長寿の秘訣「楽しさと信仰」=白寿で現役講師佐々木さん=聖公邸で百歳表彰伝達式=家族、友人ら60人が祝福
在聖日本国総領事館(福嶌教輝総領事)は21日、総領事公邸で『平成26年度百歳以上高齢者表彰伝達式』を行った。本年度に百歳以上となる世界の海外在留邦人は89人で、同領事管内には37人が在住する。表彰式には本人12人と代理12人の計24人が出席し、福嶌総領事から記念品と賞状を受け取った。県連、文協、援協の日系3団体代表とブラジル熟 ...
続きを読む »