コーヒー
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花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香
花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香=59
(三)は、武田さんに勧められて半年後のこと、武田さんから紹介された三菱商事の奥様方の紹介で、一九六八年五月に結婚することになった。今まで思いもしなかったが、この文章を書きはじめてみたら、すべて武田さん
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樹海
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花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香
花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香=42
もとは日本食の恋しい一世達に、饂飩や丼物を食べさせる店だったことから、「料亭」と呼ばれるこの規模に成功したとのことである。 わが客になってもらいたい仲居さんたちに会う前に、女主人に挨拶するため、別室
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日系社会ニュース
念腹忌に日本より23句も=しめやかに俳句三昧の一日=娯楽なき時代に心癒した=笑み在はす仏陀の掌(うてな)に春の塵(吉田しのぶ)
第36回念腹忌、第26回潔子忌、並びに第4回牛童子忌全伯俳句大会(サンパウロ木蔭俳句会主催、朝蔭発行所後援)が19日、サンパウロ市の熟連会館で行われ、南麻州のナビライやドイス・イルモンス、リオ市、サ
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花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香
花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香=37
ペンソンでは、二段ベッドを二つ置いた四人部屋で、こういうのを「バーガ(場所)を借りる」と言うらしいが、この頃、私はその呼び名を知らなかった。 窓側に机が、ドア側に洋服タンスがあった。寝ると蚤に襲われ
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コスモポリス=1929年のサンパウロ=ギリェルメ・デ・アルメイダ=訳・中田みちよ=古川恵子
コスモポリス=1929年のサンパウロ=ギリェルメ・デ・アルメイダ=訳・中田みちよ=古川恵子=(17)=いちばん近い東洋――アラブ移民
それは、ロテリア宝くじの抽選後に、アントニオ・プラド広場のカフェー当たりから始まる。 髭。ひげ。ヒゲ。舗道には瞑想的なひげ。戸口には何かを期待するようなひげ。模倣大理石のカウンターでは、熱いコーヒー
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日系社会ニュース
商議所昼食会=在コ大使が総理訪問報告=二国間協定結び関心高まる
ブラジル日本商工会議所(藤井晋介会頭)の定例昼食会が9月26日、サンパウロ市内のホテルで行われた。在コロンビア日本国大使館の渡部和男特命全権大使が「安倍総理のコロンビア訪問と今後の日コロンビア経済関
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樹海
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コスモポリス=1929年のサンパウロ=ギリェルメ・デ・アルメイダ=訳・中田みちよ=古川恵子
コスモポリス=1929年のサンパウロ=ギリェルメ・デ・アルメイダ=訳・中田みちよ=古川恵子=(9)=ゲットーの街――ユダヤ移民
さまよえるユダヤ人は、楕円形の曇りガラスの看板の前を通り過ぎた。わたしは立ち止まって読んだ。「カフェ・ヤコブ」。黒い字がソロモンの星(二つの三角形が上下に組み合って六角の星をなす)の下に書かれている
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花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香
花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香=26
松岡家は大家族で移住したらしく、兄弟のそれぞれが、独立して成功しているということが慣れるにしたがい分かり、出会うその成功者の誰もが土佐弁であり、土佐を全く知らない二世の息子や娘にいたるまで土佐弁で、
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