ニッケイ新聞 2012年4月24日付け パラグァスー・パウリスタ文協の会員数は約100家族。会長8年目の佐々田アントニオさん(42、三世)の歓迎の言葉で交流会は幕開けし、食事を交えた歓談が始まった。 パ・パウリスタ市はサンパウロ市から北西に422キロで、人口4万2千人余り。この地にはかつて「ブンカ」と呼ばれた植民地(以下、文 ...
続きを読む »コーヒー 関連記事
(6)=戦前の思い出に花咲かせ=同船者と53年ぶりに
ニッケイ新聞 2012年4月19日付け 『歩み』によれば、バウル—に領事館が設置されたのは1921年1月。28年には市内に22家族、30年には34家族が住み、31年頃から日本人植民者が棉栽培のため借地を始めた。 33年にノロエステ、パウリスタ、ソロカバナ三線在住日本人の連絡機関として領事館内に連合日本人会が組織され、バウル— ...
続きを読む »(1)=全伯から122人が参加=ボツカツ日伯学生寮を見学
ニッケイ新聞 2012年4月12日付け 「名前はよく聞いていたけど、ここにもこんなに日系人がいるのね」—。参加者の一人はバスに乗り込みながら、感慨深げにそう漏らした。ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)主催「移民のふるさと巡り」は37回目を迎え、先月31日〜4月3日に実施された。かつてコーヒー、棉栽培などで栄えた移住 ...
続きを読む »刊行『Bobby,O Cao Zen』=藤田さんが愛犬との日々綴る=11日に記念イベント
ニッケイ新聞 2012年4月11日付け 藤田康二さん(二世、76)が愛犬ボビーと過ごした日々を綴った『Bobby,O Cao Zen』(ヴィアパラブラ出版、60頁、20レアル)を11日に発売するにあたり、同日午後7時から本紙地下の喫茶店「コーヒー」(Rua da Gloria, 326, Liberdade)で記念イベントが開 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2012年4月5日付け コーヒーの国際価格が高騰しているというニュースを聞いて久しい。その理由は、かつて輸出用だった豆のブラジル国内での消費が上がったせいだとか。確かにエスプレッソを提供する店が増えた。数年前では1レアルで飲めたものだが、現在は3倍近い▼世界で一番高いコーヒーはインドネシア産の「コピ・ルアク」(K ...
続きを読む »第10回=「ラテン系アフリカ人」とは
ニッケイ新聞 2012年4月4日付け 【岸和田】=サンパウロもそうだし、あと有名なのは「コロニア・セシリア」っていう要するにアナキスト共産村を作ろうとした。 【深沢】=そんなのがあるんですか。 【岸和田】=パラナ州パルメイラ近郊に。ちょうど帝政が終る頃ですから、1889年。約200名のアナキストたちが入ってきて、それで無政府共産 ...
続きを読む »第9回=労働運動を持ち込んだイタリア移民
ニッケイ新聞 2012年4月3日付け ■イタリア移民の方が貧しかった? 【深沢】=ブラス区に州立移民記念館ってありますよね。あれ見に行くと、入ってすぐのところに「なぜ自分はブラジルに来たか」みたいなコーナーがあって、壁面に理由を一言ずつ書いてあるんですよね。 あれ読んでいたら、「戦争や飢饉で食えなかったからブラジル来た」みたい ...
続きを読む »第8回=イタリア移民が多いのに、なぜ麺はアルデンテでないのか
ニッケイ新聞 2012年3月30日付け 【深沢】=イタリア移民は、1875年から第一次世界大戦までの間にブラジルに150万人くらい入ったと聞きました。その多くがサンパウロ州に入ったので、特にここはイタリア移民の影響が強いんですよね。 【岸和田】=まあ、イタリアでも南部から来た人と北部から来た人がいて、微妙に文化が違う。そして相対 ...
続きを読む »関西外大・桜井悌司教授=投資誘致呼びかけに来伯=「まだ伯ブームは熱い」
ニッケイ新聞 2012年3月27日付け 日本企業の誘致を促進するため、関西外国語大学の桜井悌司教授(京都、67)が18日に来伯し、全伯の投資誘致担当者を対象に22〜24日まで、ミナス州ベロ・オリゾンテ市で「ブラジル投資誘致ワークショップ」を開いた。 RENAI(開発商工省)とJICA(国際開発機構)の共同企画。2003年から ...
続きを読む »第3回=北東伯から南に拓けていった歴史
ニッケイ新聞 2012年3月22日付け 小林雅彦氏(57、大阪)= 東京外大ポ語卒。ポルトガル大使館への勤務経験は2年間。1985年外務省に入省。87年から91年までポルト・アレグレ、91年から96年まで在聖総領事館で勤務した。03年から07年までブラジリア大使館で勤務した後、07年から2年間をポルトガル大使館で参事官として勤務 ...
続きを読む »