ニッケイ新聞 2011年1月25日付け 1月25日で創立457周年となるサンパウロ市。南半球最大の都市となったサンパウロ市では、様々な記念行事も行われる。 サンパウロ市の歴史は1554年1月25日、インディオに対する布教のため、ポルトガル王ドン・ジョアン3世の依頼で派遣されたイエズス会宣教師団のジョゼ・デ・アンシエッタ修道士 ...
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裸一貫から大農場主に=ウライ=市村さん移民人生語る=世界最高齢市長の一人=一族引き連れ故郷に錦を
ニッケイ新聞 2011年1月20日付け 「キレイでしょ、この眺め!」。パラナ州ウライ市長の市村之さん(すすむ、92、新潟県中浦原郡)は見渡す限り続くパラグアイの大豆畑を指差しながら、念を押すようにそう繰り返した。「仏さんが加勢してくれるからこんなに綺麗にできる」。戦後、世界一のラミー王として有名になり、その後パラナ州1のコーヒ ...
続きを読む »「SHINHAGAKURE」出版=武士道を現代社会に=ポ語で伝える日本の心
ニッケイ新聞 2011年1月7日付け 武士の心をブラジル現代社会に—。 二天古武道研究所所長で、宮本武蔵開祖の二天一流の免許皆伝、岸川ジョージ氏による新著「SHINHAGAKURE(新葉隠れ、ポ語)」が出版された。 武道暦40年以上となる同氏が、「武の道」に入る心構え、その苦難、それを乗り越える心を説く同書。各流派の宗家か ...
続きを読む »卒寿過ぎてなお旺盛な執筆欲=土俗化する移民を描く=「日本人の臨界」とは
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 松井さんの紡ぐ物語では日本的な世界観とブラジル的な出来事がない交ぜになって展開する。日本語で書いてあるが、当地のセンスがしっかりと入り込み、まるで外国文学を読んでいるような味わいが生まれ、どこか滑稽で残酷、幻想的な南米文学の薫りが溢れている。 還暦の頃、息子がスー ...
続きを読む »6位=旅順丸百周年
ニッケイ新聞 2010年12月28日付け 笠戸丸に続く2回目の日本移民船として1910年6月にサントス港へ到着した「旅順丸」。笠戸丸移民の影に隠れがちだが、同船で海を渡った906人も第1回移民と同様、コーヒー耕地から農業、商工業へと苦労の末にそれぞれの人生を刻み、日系社会の礎となった。 渡伯百周年にあたる今年は、県人移住百周 ...
続きを読む »■物故者
ニッケイ新聞 2010年12月28日付け 今年も多くのコロニア関係者、日本のブラジル関係者が亡くなった。本紙で報じたものから掲載する。(順不同、敬称略。カッコ内は主な経歴)=【1月】角田房子(「アマゾンの歌」著者)【3月】野口浩(元サンパウロ新聞編集長、日毎叢書代表)、熊谷泰志(ブラジルでプロボクサー、元岩手県人会副会長)【4 ...
続きを読む »「移民文学の一つの到達点」=『うつろ舟』京都で出版=松井さん「驚いている」=日本の大学教授らが絶賛
ニッケイ新聞 2010年12月17日付け 「移民文学の一つの到達点」――。コロニア作家の松井太郎さん(93、神戸市)の代表作『うつろ舟』など4編を収めた選集が8月、京都の出版社から刊行された。巻末には前出の言葉に加え「日本文学の臨界」「孤高の作家」などの言葉の並んだ、越境する文学を研究する西成彦・立命館大学教授、音楽・移民文化 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2010年12月17日付け 「消えた日本人移住地」は、約2千以上といわれる。アララクアラ線にあったボア・ソルテ植民地もその一つ。 カタンドゥーバ駅周辺を中心に日本人が土地を購入、1918年に創設された。最盛期には約100家族が住んでいたとされる。 1930年代のコーヒー不況を受け霧散したが、22年には日本人小 ...
続きを読む »第40回山本喜誉司賞=香林、瀬良、結城3氏に=授与式に約250人出席=故広本ダリオ氏に感謝状
ニッケイ新聞 2010年12月2日付け 農業界に対する日系人貢献者に与えられる「山本喜誉司賞」の授与式が11月26日夜、文協ビル貴賓室で行なわれ、約250人の関係者で会場は一杯となった。同賞選考委員会(高橋一水委員長)の厳正な選考により、今年は香林昭司(70、二世、サンパウロ州グァラサイ市)、結城ヴァルジール(63、二世、サン ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2010年11月17日付け 米加州の自然保護団体が北米最初の日本人植民地「若松コロニー」を保存のため買い取ったという。同地は戊辰戦争で破れた旧会津藩出身者が入植し、数年で消えた植民地。同団体は北米最初の英国植民地に匹敵する歴史と話しているそうだ。 ブラジルでも州文化財のア・マッシャード日本人墓地や、最近では初期 ...
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