ニッケイ新聞 2008年8月21日付け 何事も交渉が結構通用するジェイチーニョのブラジルだが、既存法遵守のための法令厳格化で慌てたり、取締りの必要性を窺わせる報が続いている。 ここ数日報道が続くのは、七月二十二日に大統領が署名した、環境犯罪法違反者への罰則強化法関連。飲酒運転禁酒法厳格化で交通事故減少などの実績から、環境犯罪 ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2008年8月21日付け 十九日午後、ミナス州内フェルナン・ジアス道で、農業従事者を乗せたトラックがカーブを曲がり切れず、防護壁にぶつかって横転。荷台から放り出された農業従事者と運転手ら十四人が死亡、十六人が負傷の大惨事となった。コーヒー園の収穫からの帰りの事故で、下り坂でブレーキが利かなくなったための事故と見ら ...
続きを読む »慶応USPシンポが開幕=福沢門下が拓いた日伯関係=細江、高岡、森口氏ら振り返る
ニッケイ新聞 2008年8月19日付け 歴史的な絆をさらに深めるために、慶応大学とサンパウロ大学(USP)の医学部・法学部は、慶応大学創立百五十周年と移民百周年を記念して国際シンポ(十八~十九日)を行うにあたり、十六日にサンパウロ市のUSP医学部講堂で開会式を行った。 平野セイジUSP元副学長は学長代理として、「欧州移民が三 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年8月19日付け 以前このコラム欄でも紹介したが、「銀座をブラブラ散歩する」ことと一般に思われている「銀ブラ」という言葉の由来は、ブラジルと関係が深い。慶応大学の森征一常任理事によれば、同校のある三田から〃銀〃座のカフェ・パウリスタまで歩き、そこで〃ブラ〃ジルコーヒーを飲むことが元々の意味であったという。 ...
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ニッケイ新聞 2008年8月8日付け 大学といえば、ブラジルでは、Enadeのテストを受けなかったサンパウロ総合大学と州立カンピーナス大学だけが、世界の優良大学二百校の中に選ばれている。残念ながら、百校には選ばれた大学がないが、中国では三十四位に入った大学もある。大学レベル測定にも様々な方法があると思うが、調査、研究発表の頻度 ...
続きを読む »ジョルジェ産開相、農産加工で出遅れ=原料輸出には限界がある
ニッケイ新聞 2008年8月5日付け ミゲル・ジョルジェ産業開発相が三日、ブラジルは年間四億ドルの農産物輸出が可能だが、それを品質で大きく伸ばすチャンスを失ったと述べたことを四日付けフォーリャ紙が報じた。 ブラジルは農産物生産では本領を発揮するが、農産物加工は国際水準の製品を産出するに至っていない。そのため輸出量に対する単価 ...
続きを読む »家族総出のディナーショー=レストラン「喜怒哀楽」20周年=響ファミリーが熱演
ニッケイ新聞 2008年8月5日付け ブラジル日本文化福祉協会の向かいにある日本食レストラン「喜怒哀楽」が、開店二十周年を記念して大衆劇団「響ファミリー」のディナーショーを七月十五日から四日間店内で行い、連日盛況だった。 九一年に、東京は銀座の関西割烹料理店で一年間、板長の下で二番手としてならし、その後、大衆料理店でも一年間 ...
続きを読む »JATAK主催=大好評のブラジル物産展=東京で開催、多数が来場=15日系農協が出展協力
ニッケイ新聞 2008年8月1日付け 全国拓殖農業協同組合連合会(大久保?矢代表理事会長、JATAK)は、東京都の農水省内にあるスペース「消費者の部屋」で六月三十日から五日間、展示企画『ブラジルで活躍する日系農業者』を開催した。 同企画はブラジル日本移民百周年を記念して企画された。ブラジル、日系農業の実情を伝えることで、アグ ...
続きを読む »岐阜県から農高生10人=ブラジルをさまざま体験
ニッケイ新聞 2008年7月31日付け 第三十一回岐阜県農業高校生海外実習派遣団の生徒十人と団長の村井真教諭、副団長の島田正幸教諭が、ブラジル岐阜県人会の山田彦次会長と、二十五日に来社した。 一行は、着聖後、西村農工学校で三日間、現地の生徒たちと交流、コーヒーの収穫や施設の見学などをした。西村農工校の四メートルほどある巨大な ...
続きを読む »百年の知恵=移民と「日本精神」=遠隔地ナショナリズム=第2回「ジャポネース」とは=最初から外向きに形成
ニッケイ新聞 2008年7月22日付け 戦前、日本国内では、新聞やラジオなどのメディアや交通の発達などによるグローバル化により、意識の均質化が行われ、内向きのナショナリズムが進み、固有の領土に住む、同じ血統で、言語を共有する「日本人」という認識が広まったことを、前節では見てきた。 ところが、グローバリゼーションの流れに乗った ...
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