ニッケイ新聞 2008年2月13日付け 百周年記念協会(上原幸啓理事長)と国際協力機構(JICA)が共催するブラジル日本移民百周年記念写真展『新世界に渡った日本人―』が、十日の静岡県富士市を皮切りに、日本全国三十四カ所の巡回を開始した。主な開催地は静岡県浜松市、宮城県仙台市、兵庫県神戸市、群馬県前橋市、広島県広島市、高知県高知 ...
続きを読む »コーヒー 関連記事
経済使節団が続々訪日へ=対伯投資や取引を働きかけ
ニッケイ新聞 2008年1月24日付け 三月に東京で開催される「第三十三回国際食品・飲料展(FOODEX JAPAN 2008)」への出展、四月のサンパウロ州工業連盟の訪日団、七月のルーラ大統領の北海道サミット参加に同行する経済使節団など、日伯交流年を機に異例ともいえる多くのブラジル企業が日本へ向かい、投資や取引を増やすべく積 ...
続きを読む »北パラナ、アサイ市の〃日本人家族〃を訪ねて(2)=食後「ごちそうさま」に対して=「お粗末さま」と主婦の答え
ニッケイ新聞 2008年1月18日付け 「アサイに入植した日本人は二、三年稼いで帰るつもりだったから、平で肥沃な土地はみんなコーヒーや棉畑にしてね。住むところはどこでもよかったんでしょ。だからこんな坂ばかりの街ができたんだよ」。 市内に急な坂が多い理由を父親に尋ねると、そう教えてくれた。メイン通りのリオデジャネイロ街もゆるや ...
続きを読む »北パラナ、アサイ市の〃日本人家族〃を訪ねて(1)=二世、三世が「日系」と言わない=ごく普通に「日本人」と表現
ニッケイ新聞 2008年1月17日付け 滞伯一年半余りの記者は、今年の正月を北パラナのアサイ市で過ごした。サンパウロ市に暮らす知人の日系女性の実家に招かれたのだ。三十五度以上の真夏日が続く中、チラピアとマグロの刺身、シュラスコ、お雑煮、年越しそばを食べ、NHKの紅白歌合戦を楽しみ、そして一家とともに本門仏立宗の寺で新年を迎えた ...
続きを読む »名画二点無事帰る=F・ヴァスコンセロスの民家で発見
ニッケイ新聞 2008年1月10日付け サンパウロ市美術館(MASP)で盗まれたピカソの「スザンネ・ブロッヒ」とポルチナリの「コーヒー園労働者」の名画二点が八日、元のさやに戻った。二点で時価にして約一億レアルとされる。発見されたのは、サンパウロ市郊外のフェラス・ヴァスコンセーロス市にある一民家であった。 市警は指名手配で逃亡 ...
続きを読む »活気あふれる2008年展望=めざましい経済発展迎え=生まれ変わるブラジル=世界に伍すブラジル経済
ニッケイ新聞 2008年1月1日付け 【エザーメ誌九〇三号】ブラジルのように活気に溢れるサイクルで成長する国は、世界でも珍しい。エザーメ誌が創刊した四十年前、ブラジルは近代資本主義に向けてヨチヨチ歩き始めた。自家用車は、夢のまた夢だった。来る二〇〇八年を展望すると、これまでの紆余曲折の歴史がウソのようだ。試行錯誤のブラジルが、 ...
続きを読む »「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=連載(8)=技師の調査報告=一世、二世で分かれる=開発危ぶんだ産組理事たち=コチアの英断
ニッケイ新聞 2007年12月25日付け セラードの潜在性を見抜き、息子を開発の先発隊として、一九七二年に、ただ一人パラナから送り出した小笠原一二三さんは、息子が成果を見せ始めると同時に、コチア産組の尻を叩き始めた。近い将来に、セラードは一大穀倉地帯に変貌する。この地に十万ヘクタールの土地をコチアが確保して、若者が思い切り世界 ...
続きを読む »日本会議が天皇誕生日祝賀会=皇太子さまのエピソード語る
ニッケイ新聞 2007年12月25日付け ブラジル日本会議(上野アントニオ会長)主催の「天皇御誕生日祝賀会」が二十三日午後二時からニッケイパラセホテルで行われた。 西林万寿夫総領事、森昇ブラジルモラロジー研究会理事長、上原幸啓文協会長、森口イナシオ援協会長、長友契蔵県連理事など来賓をはじめ、約五十人が参加した。 小森廣理事 ...
続きを読む »MASPで名画2点盗難=ピカソとポルチナリの作品=無名時代の希少物=両巨匠ドン底の呻きを訴える
ニッケイ新聞 2007年12月22日付け サンパウロ美術館(MASP)で二十日未明、パブロ・ピカソの名画「スザンネ・ブロッヒ」(推定価格九千万レアル)とカンジド・ポルチナリの「コーヒー園の労働者」(推定価格一千万レアル)二点が盗まれたと二十一日付けフォーリャ紙とエスタード紙が報じた。事件は犯人三人が、ジャッキーと玄翁で美術館の ...
続きを読む »「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=(7)=産組が開拓に動く前に=長男を〃先遣〃した小笠原さん=日系人がすべてを好転させた
ニッケイ新聞 2007年12月22日付け 現在では、ブラジル人も、商社も、セラードのコーヒーは、高級品という認識を持っている。いまでこそ、セラードはコーヒーの花が咲き、実が充実する期間中、雨が降り、収穫期は乾期に入るから、高級品ができると知っているが、このセラード・コーヒーのアイデアと基礎を作ったのは、当時北パラナのコチア産組 ...
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